茶器・急須

[2009.12.27]
反比例関係にある、急須の頑丈さと性能

焼く温度と急須の性能の関係ですが、ポイントとしては、「漏れないようにすること」と「表面積を如何に多く保つか」という2つのバランスにより成り立ちます。   漏れないようにするためには、より強く焼き、土の成分がガラ …

[2009.12.25]
茶器を焼く温度と品質の関係

茶器に関し今私が取り組んでいるテーマは焼成温度と土の関係です。 実は焼成温度が変わると、茶器のパフォーマンスは激変します。 一般的により高い温度で焼くほど、「焼きしまる」→「密度が増す」→「表面積が増える」と考えられてお …

[2009.12.24]
器茶水相和

私事ですが、私の義理の父は書道の達人です。 師範であり、展覧会で大臣賞などを受賞しております。 実は店に飾ってはどうかと言うことで、色紙をいただきました。 その中でも特に素晴らしいと思った作品を店に飾っております。 「器 …

[2009.12.22]
常滑の赤土は本朱泥と呼ばれ、お茶をまろやかにする

愛知県の常滑市は焼き物の街としてよく知られた場所です。常滑を含む愛知県、三重県、岐阜県一帯にはその昔巨大な湖がありました。この湖は東海湖と呼ばれ、現在の琵琶湖よりも大きな湖でした。常滑焼の朱泥はこの湖に堆積した土に由来し …

[2009.12.21]
長老寿型 彼岸花紋

お客様の特注で鈴木盛久にお願いし、特注の鉄瓶を制作していただきました。 長老寿型という形状ですが、その前面に彼岸花をデザインしていただきました。 彼岸花は熊谷志衣子さんのオリジナルデザインですが、相変わらず、可憐で素敵な …

[2009.12.20]
佐渡島へ出張、無名異作家と急須の打ち合わせ

週末、佐渡へ出張してきました。 渡辺陶三氏、清水賢氏との打ち合わせで行ったのですが、あいにくの悪い天気に見舞われ、フェリーも辛うじて出てくれました。 今の時期に佐渡へ行く人はとても少ないため、フェリー会社もどちらかという …

[2009.07.25]
黄龍山は水晶山

宜興の黄龍山には何故、良質の土があるのかというと、当然、佐渡のケースと同じく、火山が深く関わっております。 火山の際に、溶岩と共に地中から高温の熱水が押し上げられ、その中に溶け込んだミネラルが時間をかけて冷却された際に、 …

[2009.07.24]
宜興の紫砂にこだわるが余り他地域の良質な土が無視されている現状

中国では宜興の紫砂にこだわりすぎるがあまり、他地域に埋蔵されている良質の土はほとんど注目されておりません。宜興丁山にある黄龍山ですが、何故、この町でとれた土(紫砂)のみが注目されるのでしょう?中国では、「宜興でとれる土の …

[2009.07.21]
紫砂の産地、宜興丁山の黄龍山の現状

世界的に有名な中国の急須の産地、宜興へ出張してきました。宜興における紫砂とは、様々な種類の土を総称して紫砂と呼びます。佐渡と異なり、土の状態では存在せず、腐食が進んだ岩の状態で存在していること、更に、やや離れたところから …

[2009.07.12]
現在も宜興に埋蔵されている良質な紫砂

宜興に1週間ほど滞在しました。宜興の紫砂が採掘されていた鉱山の中心部は今では湖になってしまい、現在は発掘が行われておりません。しかし、宜興の土が枯渇してしまったわけではなく、鉱山周辺の地下には豊富な朱泥が眠っております。 …

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2022年産の鳳凰単叢老欉柿花香単株と桂花香単株を発売
2022年産の鳳凰単叢老欉単株茶を2種類発売しました。 何れも極めて樹齢の高い木ゆえに、非常に奥行きのある、長い余韻のお茶です。濃い後味に加え、1年以上の熟成による、濃厚な香りをお楽しみ戴けます。 鳳凰単叢老欉柿花香 単 …
ダージリンファーストフラッシュとオータムナル紅茶を発売
ダージリンを2種類発売しました。今回の新商品は、Arya茶園の春摘みファーストフラッシュのルビーと秋摘みオータムナルのルビーです。春摘みのルビーは4月に仕入れ、その後無酸素状態で熟成させることで、香りをさらに高めました。 …

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