珍キャメロン物語 その2

[2007.05.30] Posted By

実はキャメロンハイランドへ向かう道沿いは、マレーシア先住民の居住地でもあります。マレーシアに昔からいた人々で、狩りと採集を生活の中心とする、Orang Asliと呼ばれる人々です。マレー語でOrang=人、Asli=ネイティブを意味します。つまり、「先住民」と呼ばれる少数民族です。

彼らは独自の言葉に加え、マレー語を話し、肌の色はマレー人よりも濃いのが特徴です。多くは学校にも行かずひたすら森での生活を学びます。通常は川沿いにシンプルな家を建て、集落単位で生活しております。殆どの家には電気が通っておらず、極めて原始的な生活です。

マレーシアではOrang Asliの子供達に教育をを奨励しており、希望者には、国が教育費を負担することで、教育への道が開かれます。但し、実際は殆どが森での生活を希望し、小学校へすら行かないのが実情だそうです。山が好きな私にとっては極めて、「羨ましい」民族です。

因みに、彼らは川沿いで自然なままに生活している事から、時々、川で洗濯をしていたら、「ワニに川へ引きずり込まれて死亡」といったニュースが頻繁に見られます。

キャメロンハイランドへ向かう道沿いにはOrang Asliが掘っ建て小屋を設置し、家族単位でいろいろな山の幸を売っております。彼らの売り方は、小屋の中に、その日に採れた物を並べ、その後ろには、子供から老人に至るまで、家族郎党が全員奇麗に鎮座しており、じっと通りすぎる車を見ております。その様子は、非常に無邪気で、ピュアな印象を受けます。

何を売っているのかというと、竹の子、ヤム芋、野生の蘭が中心のようです。竹の子は実に立派なサイズです。日本の竹の子と並べても見劣りしないほど、立派で思わず、18歳に「買う?」と聞いたところ、「両親へのお土産に買いたい」と言い出しました。ただ、上へ上へと登るに従い、徐々に即売所の数が減り、ふと気がつけばOrang Asliエリアを通り過ぎておりました。

マレーシアは野生の蘭の宝庫です。コレクターが喉から手が出るほど欲しがるような立派な野生蘭をOrgang Asliたちは超安価にて販売しております。葉の形を見ただけでもその価値が想像できるほど立派な蘭でした。私も凄く欲しかったのですが、手入れに不安があったため思いとどまりました。

実は、キャメロンハイランドへ向かう道沿いにも野生の蘭が群生しております。勿論、Orang Asliが売っているような希少欄ではありませんが、とても美しく、その美しさには魅了されます。
元々道沿いには沢山の蘭があると知っていた私は、良いポイントが有れば写真を撮りたいと考えておりました。道沿いにぱらぱら蘭が見え始めてきたので、車を停め撮影をしました。不思議な事に、標高が高くなればなるほど、蘭のサイズは大きくなりました。標高が低いポイントでは、胴体や葉が養分を吸いすぎるため、花は小さいのかと思います。

ところが・・・・

蘭の撮影をしていたところ、ある物を発見してしまったのです!

「あ!」と私が叫びました。「WOW!」と18歳が叫びました。

その発見に私達(私と18歳)の興奮は最高潮に達したのでした!

続く・・・


野生の蘭にウツボカズラが巻き付いておりました。

Orang Asliはこれらの川沿いに住んでおります。水は非常にきれいでした。

野外でとてもよく見かける植物です。サイズはコイン程度です。

マレーシアは世界一蝶の種類が豊富な国でもあります。蘭の撮影をしたついでに写しました。

最初の写真と比べると花のサイズが大きいと思いませんか?この蘭は比較的高い場所に生えておりました。

好奇心旺盛な18歳は、面白い物がないかと、あたりをウロウロしておりました。でも、日焼けが怖いので、フードをかぶっております。慎重なライさんは、決して草むらには入ろうとせず、車の脇で18歳を監視しておりました。

18歳は「蘭を根っこから引き抜いて家に持って帰っても良い?」とライさんにしきりにねだっておりました。


まるで人のような形をした不思議な花がありました。

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