黄龍山は水晶山

[2009.07.25] Posted By

宜興の黄龍山には何故、良質の土があるのかというと、当然、佐渡のケースと同じく、火山が深く関わっております。
火山の際に、溶岩と共に地中から高温の熱水が押し上げられ、その中に溶け込んだミネラルが時間をかけて冷却された際に、鉱石をはじめ、様々な「紫砂」が形成されたと推察されます。
この話をすると、宜興に火山などはないと反対意見を唱える人がおりますが、火山なしで、鉱石が集積した地形が形成されるとは考えにくいものです。
実は、今回宜興である石を見つけました。
宜興の黄龍山周辺を歩き回るのは非常に楽しく、半日ほど鉱山周辺の散策に時間をあてがいました。
宜興周辺には様々な鉱物があり、鉱石が好きな人にとってはとても楽しい場所だと思います。
私も実は鉱石が大好きであり、半日では足らないくらいでした。
以前のブログで説明したとおり、黄龍山は紫砂の採掘がし尽くされ、白い岩しか残っておりませんでした。
とりあえず黄龍山の中でも、ひときわ目立つ、岩山を目指して歩いて行ったのですが、半分くらい歩いた際、なにやら足下に石英の結晶らしき物が落ちていることに気がつきました。
周りを見回すと、驚くべき事に、周りの岩には水晶がびっしりとついておりました。
なんと、数百メートルにわたり、岩の殆どが水晶や黄水晶、更には、石英の結晶により形成されておりました。
また、石英の中には黒い鉱脈を含む岩も多くあり、それはまさしく、佐渡で見た、金の鉱脈にそっくりでした。(金の鉱脈は黒い色をしております。)
もっとも、宜興の場合、仮に金があったとしても、金よりも紫砂の方が商業価値が高いのかも知れません。
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