鳳凰烏龍の産地である鳳凰山ですが、お茶は世間一般の茶園の様に整然と植えられているのではなく、灌木の如くランダムに植えられております。
更に、質の高いお茶の木となると、剪定が全く行われません。剪定が行われないとは、つまり、木は一度も切られることなく、野生の木の様にそのまま放置されております。お茶に限らず、どの植物も、枝や幹を切ると、その場所から若い枝が伸びてきます。若い枝は、成長速度が速く、すくすくと伸びるため、沢山の茶葉を付けます。剪定が行われると、それによって若い枝を伸ばすために収量は伸びます。茶葉の収穫量は増えますが、当然、一枚の葉当たりの、ミネラルの分け前は減ります。また、選定された部分の枝は常に伸びようとするために内部にミネラルを蓄積しようとしません。結果として、茶葉に含まれるミネラルの量は薄まり、コクのないフラットな味のお茶になります。
逆に剪定が全く行われないお茶は、そのサイズに反して、茶葉の数が少なく、若いお茶の木と比べると明らかに「貧素」な雰囲気すら感じられました。
案内してくれた会社の人が、有る木を指さし、「この木は樹齢が600年で、茶園を所有する家族だけで飲むのだ」と教えてくれました。そこで、「お茶の葉を一枚摘んでも良いですか?」とお願いしたところ、許可してくれたので、早速茶葉を摘み、噛んでみました。老樹から採れた茶葉は、例え加工がされて無くとも、その品質を即感じ取ることが出来ます。香りは喉の奥へスッと流れ込み、その後口の中に甘い香りが暫く対流しておりました。茶園産の普通の茶葉は舌先の部分で渋さが感じられるだけで、奥行きが殆どありません。
徹底した品質へのこだわりと徹底が、深い喉越しと、口の中に何時までも残る鳳凰烏龍茶の香りを生み出します。
ph13.jpg
写真に映っているのは私です。私に横に移っているのはお茶の木です。樹齢にして300年ほどです。今回買い付けたお茶は、どれもこのような老木から作られたお茶ばかりです。
ph14.jpg
ph10.jpg
写真の木は樹齢数百年の大木ですが、葉の数は非常に少なく、見るからにひ弱そうです。このような木に限って、素晴らしい銘茶を生み出したりします。
ph11.jpg
これもお茶の木です。写真からはとてもお茶の木とは思えないですね!
ph12.jpg

関連記事 RELATED ARTICLES

お茶に関する最新情報を確実にキャッチするには? SOCIAL NETWORK

1,Twitterをフォローする。2,FaceBookで「いいね!」を押す。3,メールマガジンに登録する。という3つの方法で、お茶に関する最新情報をキャッチすることができます。今すぐ下のツイッターフォローボタンや「いいね!」をクリック!

メールマガジン登録で無料サンプルをもらおう!
メールマガジンにご登録いただくと無料のサンプル茶葉のプレゼントや希少商品の先行購入など様々な特典がございます。ソーシャルメディアの購読だけでなく、メールマガジンへのご登録もお忘れなく!
  •                 

HOJO TEAオンラインショップNEWS一覧を見る

現地でも珍しい台湾烏龍茶2種を予約販売
台湾に1週間程滞在し、烏龍茶の仕入れをしてきました。台湾茶の仕入れをする際は、例年と同じレベルの品質と価格を維 …
渡辺陶三 野坂粗土
無名異、信楽、伊賀の急須・宝瓶各種入荷
各種茶器が入荷しました。今回入荷した茶器は、渡辺陶三氏作の秋津無名異酸化焼成、炭化還元焼成、野坂粗土還元焼成、 …

最新の記事 NEW ARTICLES

誰でも簡単に出来る水出し茶の作り方
暑い季節には水出しでお茶をいれるのがお勧めです。水出し茶の簡単な作り方、水出しに適したお茶を紹介したいと思いま …
現地でも珍しい台湾烏龍茶2種を予約販売
台湾に1週間程滞在し、烏龍茶の仕入れをしてきました。台湾茶の仕入れをする際は、例年と同じレベルの品質と価格を維 …
安渓の烏龍茶を鳳凰単叢烏龍のように仕上げる実験
潮州を代表する鳳凰単叢烏龍茶は、お茶とは思えないレベルのフルーツのような甘い香りがするお茶です。初めて飲まれる …
渡辺陶三 野坂粗土
無名異、信楽、伊賀の急須・宝瓶各種入荷
各種茶器が入荷しました。今回入荷した茶器は、渡辺陶三氏作の秋津無名異酸化焼成、炭化還元焼成、野坂粗土還元焼成、 …
日当たりの優劣とお茶の味香りの関係
同じ無肥料の自然栽培茶であっても、日陰や森の中で作られたお茶と日が良くあたる場所で作られたお茶は香りや味に大き …
雲南省の自然栽培茶から作る白茶!白牡丹
HOJOでは雲南省の標高2100mクラスに自生する老樹から収穫された茶葉を用い、オリジナルの白牡丹を作りました …
老木の自然栽培茶から作られた大茶頭を予約販売
茶頭はプーアル熟茶の発酵過程で自然に形成される塊です。今回、茶頭の中でも、大茶頭と呼ばれるとても珍しい茶頭を入 …
中国緑茶2018を4種類発売!
2018年産の中国緑茶を複数発売しました。今回は晴天が続いたことでお茶の素材が非常に良く、例年と比べて、非常に …
高い品質のお茶ほど成長が遅い
3月に雲南省入りし、既に1ヶ月が経過しました。ここ臨滄地域の場合、春の1番茶は3月の20日頃から茶摘みが開始さ …
大雪山野生白茶とプーアル生茶の散茶を限定予約販売
今年も大雪山産の野生茶を原料にプーアル生茶と白茶の生産を行いました。今年は中華正月以降、殆ど雨が降らなかったた …

PAGETOP