ダージリンから戻りました。

[2006.12.03] Written By

先ほど、シンガポール経由でインドから戻りました。インドの第一印象は、第二次世界大戦直後の日本のような・・・・・・・とにかく何もかもが強烈でした。

今回は猛烈に過酷な旅でした。車中泊が多かったため、睡眠が十分にとれない日々が何日かありとても疲れました。ただ、ダージリンでは予想以上の収穫がありました。今回学んだ情報の多くが、本にもインターネットサイトにも書いてない、新しい事実ばかりでした。日本で大変親しまれているダージリンにもかかわらず、実際は多くの情報が正しく伝えられていなかったことを理解しました。
実は今回のダージリンでの滞在先は、ティーエステートのマネージャーのバンガロー、つまり、マネージャーの自宅でした。今回、多くの知識を習得できた理由は、大変優秀なマネージャーと出会うことが出来たためです。
例えば、以下の疑問に対し、明確な回答を得ることが出来ました。
1-       何故ダージリンの2ndフラッシュはマスカットの香り(マスカテルフレーバー)がするのか?その真実。
2-       何故、ダージリンティーは他のお茶と比べ黄色や緑色をしているのか?
3-       何故、1stフラッシュは緑色をしているのか?本当に紅茶なの?
4-       有機栽培は実際、どう行われているのか?
5-       何故、キャッスルトン(有名茶園)のマスカテルフレーバーは他よりも優れているのか?
明日以降、今回の旅の記録を書き綴ります。その後、各テーマに分け、集中的に説明していきたいと思います。
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写真:沢山の人が行き来しておりますが、実はこの程度は人通りが少ない方です。道路には人があふれ、車は常にクラクションを鳴らしっぱなしで走ります。
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ダージリン名物のトイトレーンです。小型の蒸気機関車で、ダージリンと麓の街を6時間かけて走ります。私たちは、勿論、4駆でした。
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茶園巡りは全て四駆です。あまりの激しい揺れに、頭痛におそわれました。
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エステートに朝日が差しているところ

 

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ダージリンに限らず、何処のお茶の産地にもオレンジ(ミカン)があります。それもそのはず、お茶もミカンも椿科なのです。そのため、どちらも生育に適した気候・風土が似ております。
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ダージリンは朝の11時頃から猛烈な霧に包まれます。午後になると、周りの景色を見ることは殆ど不可能なくらい霧に包まれます。この霧により、太陽の光が遮られ、芳醇な味が形成されるのです。
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丘の先端に見えるのは、茶園管理事務所
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早朝、お茶摘みの人々が列をなして茶園へ向かいます。各エステートは、巨大な敷地を所有しており、従業員とその家族もその敷地内で生活しております。つまり、それぞれのエステートが小さな村を構成しております。
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ダージリンティーは全て手摘みです。但し、台湾や中国のお茶と比べ、摘み方はラフです。摘むと言うよりむしり取り、背負っている籠へ入れます。

 

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ダージリンエリアの民族は、チベットやネパール系が多く、多くの人々が中国人にそっくりの顔をしております。手前に見えるような顔立ちの女性はむしろ例外です。
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バラバラと色んなところで摘むのではなく、一斉に集中的に摘みます。それぞれの茶摘み婦が摘み取ったお茶は、検査され、量と品質が評価されます。この評価が彼女らの給料に結びつくのです。彼女らの一日の給料は平均125円だそうです。茶摘みグループの周りにはWatch Manと呼ばれる男性がおり、彼女たちの動きを統率しております。
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これはマネージャーのバンガローです。この家は会社から与えられ、3-4人の召使い(料理人)も同時に与えられます。マネージャーのバンガローにはゲストルームも備えられており、重要なお客さんが来たときは、宿泊施設としても利用されます。私は重要なお客ではなかったのですが、ある「つて」により、泊めて頂きました。
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エステートの村で遊ぶ子供たち。

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