佐渡島
無名異焼作家の渡辺陶三氏と清水謙氏を訪ね、佐渡島へ出張してきました。佐渡島へ行くには、新潟、寺泊、または直江津港からフェリーにのって海を渡ります。今の時期の日本海は非常にしけやすく、私がフェリーに乗った日もうねりが4-5mもあり、まるで洗濯機の底にいるような揺れを3時間経験しつつ佐渡へ到着しました。

観光客が減り、冬料金となる今が美味しい佐渡グルメ

この時期の佐渡島は、海が荒れることと、非常に寒い事が起因してか観光客が少なく、道を車で走っていても観光客を見かけることは殆ど有りませんでした。その反面、今の季節は魚介類がとても美味しい時期でもあります。佐渡の近海には相川金山や大佐渡山脈から鉄分を豊富に含んだ水が流れ込むため、餌となるプランクトンや小動物、また周辺海域の水自体にも高濃度のミネラルが含まれております。このため魚介類の味が非常に濃く、私にとって佐渡産の魚の味は格別です。

意外に多い佐渡島産の果物

佐渡というと、島というイメージがあり、海産物の島と思われるかも知れませんが、佐渡島には山の産物も豊富にあります。例えば、おけさ柿、リンゴ、洋なし、松茸、タケノコなどが豊富に産出されます。佐渡の土には豊富な鉄分が含まれていることから、農産物の味も非常に良く、果物が豊富な長野県出身の私でさえも佐渡の農産物の味の良さには一目置いております。

佐渡島には大型野生動物がいない

長野県に住む私にとって、山遊びは子供の頃からのライフワークです。ただ、長野県の場合、熊や猪などの野生動物に遭遇する危険が常にあり、私が山へ入るときには鉈と熊スプレーを常時携帯しております。佐渡には、熊はもちろん、猿も、狸も猪もおらず、山菜や山歩きが好きな人にとっては至って羨ましい環境です。唯一、近年は外来のテンが大量増殖していると聞きました。増えすぎた野ウサギを駆逐する目的で持ち込まれたらしいのですが、天敵がいない状況で増えすぎてしまったようです。

タコ採り体験

私が佐渡を訪問した際には毎回宿泊する定宿があります。それは相川の七浦海岸沿いある七浦荘という民宿です。七浦荘にはこれまでに4回宿泊しており、ご家族と親しくお付き合いさせて頂いております。民宿のご主人はとても知識豊かな方で、彼の作る佐渡の料理で酒盛りをするのが私の楽しみでもあります。この民宿のご主人は伝統的な漁法であるタコサブキ(タコサビキ?)によるタコ採り名人でもあり、新潟県の匠認定を受けているほどです。竹の先端に紅白やキラキラのひもを取り付け、岩陰にひらひらすると、タコがにゅーっと出てきます。十分に引きずり出したところで、鉤針が付いたもう1本の竹でタコを引っかけます。今回は私もこのタコ漁を体験させて頂きました。ご主人が忙しかったこともあり、朝食の後に息子さんが案内してくれました。波打ち際でやるのかと思ったのですが、「ここですよ」」と案内された場所は、波打ち際から離れた波も殆ど無い潮だまりでした。何でも海が荒れた後などは、タコは潮の流れを避けて、岩の間に潜んでいるそうです。私も渡されたヒラヒラが付いた竹の竿を、岩陰にかざしてみました。暫く、反応が無く、「本当にタコはいるのだろうか?」と不安になりかけたとき、「タコは何の前触れもなく現れました。」とっさのことで、慌てて、鉤針を引っかけようとしたのですが、なんと、鉤針とヒラヒラがお祭りしてしまいました。手負い状態のタコはもう捕まえられないだろうと思ったのですが、再びヒラヒラをかざしたところ、またも飛びついてきました。こうして、人生発のタコサブキ漁法にてタコを捕まえることに成功しました。捕まえたタコは茹でて貰い、刺身で食べました。佐渡の地ダコは味が濃く、深いコクがありました。
佐渡でタコ漁

タコがいるのは手前の穏やかな潮だまり

七浦荘の若大将

佐渡島は、大佐渡山脈、小佐渡山脈共に鉄分が豊富に含まれており、急須、農産物、海産物すべてに多大なる恩恵を与えております。佐渡島にいると、土と動植物は密接に繋がっている点を強く感じる事が出来ます。

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