【HOJO代表 北城彰】
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ロンググラスで淹れてみてください。茶葉は水を吸うと次第に立ち、まるで槍の矛先のように水面に整列します。茶葉を摘む際、意図的に茎部分をつけて摘むためにこのような現象が起きるのです。直立した茶葉は、一枚一枚と下に上に動き回り、その美しさは静かな竹林を眺めているかのようです。
白毫銀針の製造では、茶葉の形状を壊さないようにするため、乾燥後茶葉の温度が未だ熱い内に袋に詰めます。このため、多くの白毫銀針は、ムレ臭がすることがあります。私たちは30種類以上の白毫銀針を調査しました。9割以上の白毫銀針からはムレ臭が感じられましたが、本物の香りはもっと素晴らしいに違いないと信じ、探し続けた結果、現在の品質に到達しました。HOJOの白毫銀針にはムレ臭がありません。やわらかな、まるで良質の干し草のような、甘い香りをお楽しみください。
白毫銀針は水でも淹れることが出来ます。水で淹れる場合はじっくりと、1時間ほどお待ちください。水で淹れると香りの鮮度が増し、甘みが強く出ることから、外から帰宅した際、ごくごくと飲むのに最適です。水で出し終えた茶殻に再度熱湯を注いでみてください。また変わった味をお楽しみいただくことが出来ます。
良質な芽だけを選び抜くことで作られております。お茶を淹れた際、茶葉を観察してみてください。プルプルとして丸々と太った茶葉が品質の証です。
白茶=白ではありません。高品質の白茶はヒスイ色、つまり薄緑色をしております。萎凋工程で風通しが悪かったり、乾燥しすぎたりした場合、色がグレー、黄色、茶色に変色します。私たちは本物をお届けしたいと願い、茶葉一本一本の色にもこだわりました。
1本の芽だけを摘むかのようですが、実は芽+その下の葉も一緒に摘みます。工場にて芽だけが外され、白茶に加工されるのです。芽を傷つけないようにするため、途方もない手間がかけられます。一日の収穫量は、ベテランでも500g。それを加工したら100g程度になってしまいます。連続的な手作業により作られる本製品は、中国白茶の最高峰です。
お茶は何煎も繰り返し楽しんで頂けます。大盛り1杯のテーブルスプーンから合計約1リットルのお茶を淹れることが出来ます。喫茶店では決して味わえない、本物の白茶を自宅にてゆったりとお楽しみください。
白毫銀針は、希少性が高く貴重なお茶であり、中国のお茶生産量の0.1%にすら達しません。産地は中国の福建省で、この地域で生産される白茶は非常に品質が高いことでも知られます。同じく、ダージリン及びスリランカでもSilver Needleの名称で白茶が作られておりますが、産地毎に品質的な特徴は異なります。
早春に芽だけが注意深く摘まれます。用いられるお茶の種類は大白茶樹と呼ばれる種類で、この種の芽は白く長い毛に覆われており、その外観は銀色の針のように見えることからSilver Needleという名称で呼ばれております。
白茶は見た目が白いだけではなく、加工方法の点で緑茶と根本的に異なります。緑茶は蒸気又は釜炒りにより酵素を不活性化しますが、白茶の場合酵素の不活性化を行いません。白茶の代表的な加工は、非常に長時間にわたる萎凋工程です。この萎凋工程により、成分が分解され、甘い香と味が生成されます。また、同時にポリフェノールをはじめとする刺激性の成分が酸化されることで子供でも飲めるマイルドな口当たりのお茶に仕上がります。
HOJOでは香りに重点をおき、製品の探索を行いました。春の花を思わせる上品でマイルドな香りと、甘い味の両方を満たす、無農薬茶園産の白亳銀針をお楽しみ下さい。
白茶は中国のお茶農家にとって欠かすことの出来ないお茶でした。茶農家では当然自分たちもお茶を飲みたいものの、栽培農家にはお茶を加工する装置がありません。そこで、収穫したお茶を茶園の脇の日陰に広げ、干すことで白茶の原型となるお茶を作っていたそうです。これらのお茶は、自家用茶として、お茶農家の家族に愛されておりました。雲南省の山奥に住む、山岳少数民族の間では今日に至っても、家庭で白茶が作られております。彼らの生活は、中国における白茶の歴史を映し出しております。
その後、更に加工法を改良することで、よりデリケートで高級な白茶の製造方法が開発されました。
白茶は宋の時代(1107)に開発されたと言われております。1772〜1782年になると商業生産が開始され、19世紀には福建省の政和で白亳銀針が作られるようになりました。生産は第一次世界大戦により一時中断されておりましたが、1926年より再開されました。
最高級の白亳銀針は中国の福建省で作られます。他の地域でも類似の製品が作られておりますが、お茶の生育環境が極めて異なることから、品質的に福建省産の物よりも劣ります。福建省における産地は、山間で昼と夜の温度差が激しく、昼は豊かな日光を浴び茶葉はアミノ酸や炭水化物を活動的に生産します。夜、温度が下がることで、茶葉の代謝活動は遅くなり、昼間に蓄えた栄養分は茶葉に蓄積されます。仮に夜の温度が高い場合、昼間に蓄えた成分は引き続き消費されてしまい、茶葉は味気ないものになってしまいます。
主な品種は福鼎大白茶と政和大白茶の2つです。これらの品種はとても新鮮な芽を作り出すことから白茶の生産に適しております。
白毫銀針の収穫は、1つの芽と1枚の葉が対で行われます。これらは工場へ輸送され、工場にて葉が外されます。つまり、葉を付けて収穫する理由は、芽を保護するためであり、大変贅沢な作業により中心の芽だけが大切に取り出されます。
白茶には揉捻工程がありません。デリケートな外観と、味を保持するため、穏やかに加工が行われます。
白毫銀針の加工には1本の芽のみが用いられます。農園から工場までの輸送期間中に芽が傷つくことを避けるため、芽はもう一枚の茶葉を付けた状態で摘まれます。工場では芽から葉を除去する作業が行われます。こうして製品には中心の芽1本だけが加工されるのです。
これは白茶の生産で最も重要なプロセスです。芽は竹の笊の上に広げられます。その後、弱い日光と通気性の確保された部屋の中に静置されます。
芽は非常に薄い層にて広げられる必要があり、お互いの芽が重ならないようにすることが大切です。お互いの芽が重なった場合、黒変の原因となります。
萎凋中は芽を裏返したり、かき混ぜたりはしません。動きを加えることで、非常にデリケートな芽には即傷が付き、それらの部位は酵素発酵により赤変します。
竹の笊は通気性の良い、高い場所に設置されます。萎凋により芽は水分を失い、水分量は70〜80%になります。
天気が良く風がある日に日光の下で乾燥が行われます。乾燥には丸一日要し、水分は10〜30%に減少します。その後、?籠(竹製のバスケット)を小さな炭火の上にのせ最終的な乾燥が行われます。この際に用いられる火は完全燃焼をしているため、茶葉には煙の香りは一切つきません。逆に製品が煙り臭い場合、乾燥が適切に行われなかったことを意味しております。?籠の底には白い紙が敷かれ、茶葉に高い温度がかかりすぎることを防止します。高い温度で乾燥が行われた場合、茶葉は黄色に変色します。
乾燥の後、手選別によりお茶から破片や枝が除去されます。そして再度、加熱が行われ、水分を4〜5%まで落とします。その後、茶葉は熱い内に即袋に詰められます。これは白茶製造の特徴的な方法の一つです。熱い内にパックすることで、芽は弾力があり、故に破損しません。
茶葉は白い毛に覆われており、真っ直ぐです。葉や壊れた芽を含まず、ヒスイ色(灰緑色)良い品質の白毫銀針は黒や茶色に変色した芽を含みません。赤い色は、収穫後の取り扱いが不適切だったことを、黒い色は萎凋が適切に行われなかったことを、黄色は乾燥時の温度が高すぎたことを示しております。をしております。
優しい緑の香りがします。
非常に透明で薄いアーモンドのような黄色です。
芳醇で口当たりが良く渋みがありません。爽やかな緑の香りがし、甘い後味が舌に残ります。
茶殻は明るく均一な黄緑色をしております。手で触ると、厚みがあるものの、柔らかく弾力が感じられます。
白毫銀針の場合、茶葉の美しさが楽しめるという点で、ロンググラスで淹れるのが最も適しております。
150〜200mlに対し3gの茶葉を準備してください。写真のテーブルスプーン大盛り一杯でおよそ3gです。茶葉の量は好みに応じて調整してください。
このような容器があると、茶葉をこぼさずに取り扱うことが出来便利です。
茶葉をよく観察するため、模様ない、ストレートでシンプルなグラスがお勧めです。
グラスにお湯を注いでグラスを温めてください。
10〜20秒ほど温めたら、グラスの水を捨ててください。
温まったグラスに茶葉を入れてください。茶葉を入れる際、指で触ると、香りが移ることがありますのでご注意ください。
グラスに茶葉が入っている様子です。底が隠れるくらいが目安です。
沸騰した湯を冷まし、80℃くらいの温度の湯を注ぎ入れてください。湯の量はグラスに対して1/3か、茶葉に水がかぶる程度に調節してください。高いところから注ぐのではなく、出来るだけ低い位置からそっと注ぎ入れてください。写真のように高い位置から注ぎ入れると茶葉が破損します。
ゆっくりとグラスを揺らすことで、茶葉に湯を染み込ませてください。
約2分後、残りの湯を注いでください。湯を注ぐ際は、ポットを高低と数回上下させながら注ぐことで茶葉が良く攪拌されるように工夫してください。
3分間蒸らしてください。つまり、合計すると、5分間です。
白茶は、わずかに茎の部分をつけて収穫されます。そのためグラスでお茶を入れた際、お茶が直立し、まるで竹林に舞い落ちる笹の葉のようにグラス内を優雅に上下する様子を観察することが出来ます。
白茶の場合、製造工程において、揉捻工程(揉む工程)がありません。そのため、他のお茶よりも時間をかけ、じっくりと抽出する必要があります。殆どの茶葉が底に沈んだ頃が飲み頃です。
茶葉をよけつつ、グラスから直接の無のが本場、中国での飲み方ですが、茶葉が気になる方は、茶こしで茶葉を除去してお楽しみ下さい。
右側からカップに注ぐのが基本です。最初に注いだお茶を一番目上の人、あるいはお客様に渡してください。
お茶鑑定用の容器で、茶葉をのせた写真です。良質の茶葉はお茶を淹れた後も、強い香りを放っております。茶葉はお茶以上にお茶の品質を語ってくれます。
もちろん蓋椀を使って淹れていただいても結構です。お湯と茶葉の量はロンググラスを使用した場合と同様です。150〜200mlに対し3gの茶葉を準備してください。
一端沸騰させた湯を80℃まで冷ました後、そっと注ぎ入れてください。白茶の場合普通のお茶よりも長め(3分以上)蒸らしてください。
蓋椀で入れる場合は一度に一つずつのカップに注ぐのではなく、それぞれのカップへ往復を繰り返すことで濃度を均一にしてください。
要領は日本茶を急須で入れるときと同じです。
白茶ならではのマイルドで豊かな味わいをお楽しみください。
白毫銀針は冷水で淹れる事も出来ます。冷水はミネラルウォーター又は浄水器を通した水を用いてください。3gに対して200mlの水を注ぎ入れ、20〜30分放置して下さい。白茶からは香りと味が徐々に抽出され、自然のままの味と香りを楽しむことが出来ます。水で抽出した場合、湯と比べて色があまり出ませんが、実際に飲んでみると豊かな味を感じて頂くことが出来ます。
冷蔵庫に保管して下さい。冷凍庫はあまりお勧め致しません。その理由として、冷凍庫の場合、冷蔵庫よりも食品の劣化が起こりやすいためです。
冷蔵庫に保管される場合は、完全に密封した上でお茶を保管してください。そうしないと、冷蔵庫から取り出したときに環境中の水分が結露し、お茶が湿気る原因となります。お茶の場合、水分は温度や酸化以上に品質を劣化させます。結露が起こらないよう茶葉の温度を常温に戻してから開封するようにしてください。尚、冷蔵庫には他の食品の香りが充満しているため、香りが移りやすく、お茶の品質を損ねるおそれがありますので厳重な注意が必要です。理想は、お茶専用の冷蔵室を用意することです。

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