当店にお越しいただき、ありがとうございます。HOJO代表の北城彰です。中国茶販売から紅茶まで、お茶のことならお任せください。
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袋小 : 20g / 価格 1,080円(税込み) 売り切れ缶入り: 50g / 価格 2,484円(税込み) 売り切れ袋大(50g入りの袋が3個入り) :150g / 価格 7,128円(税込み) 売り切れお値打ちパック(50gの袋が12袋):360g / 価格 23,846円(税込み) 売り切れ |
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このお茶は2016年の冬直前に収穫された紅茶です。より個性的な香りを形成する目的で、2016年に仕入れた紅茶を5年間熟成をしました。ダージリンやネパールの紅茶のように、軽めの発酵で作られるお茶は熟成する事でとても個性的な香りが形成されます。
もちろん、ただ保管しただけではお茶は酸化し、熟成する代わりにヒネ臭と呼ばれる酸化臭が形成されます。HOJOでは水分を調節した上で、100%無酸素環境下で熟成することで、茶葉の鮮度を保ちつつ、乾燥フルーツ香を高めました。
長期の熟成の結果、乾燥棗、レーズンなどを連想するような、独特の香りが形成されました。落ち着いた香りと長い余韻が相まって、とても親しみやすいお茶に仕上がっております。
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ヒマラヤ山脈を挟みダージリンの裏側、ネパールから仕入れた面白い紅茶を紹介したいと思います。
Jun Chiyabari茶園は標高1650m〜2100mに位置しており、高山特有の気候が高い品質のお茶を生み出します。標高が高い位置にある茶園は、昼間は非常に強い日光を受け、お茶の生産活動を促進し、夜は急激に温度が下がることからお茶の消費速度(呼吸速度)を低下しその結果、ポリフェノールやミネラル分が濃厚なお茶を生み出します。
Jun Chiyabari茶園のお茶の特徴は自然栽培による長い余韻と蜜香(マスカテルフレーバー)です。IMOによる有機認証も取得している茶園ゆえに、当然農薬は使用しておらず、茶園には多くのウンカが生息しております。ウンカに汁を吸われることでJun Chiyabari茶園のお茶はマスカットや蜜を連想するような甘い香りを生み出します。特に、長く熟成すればするほどマスカテルフレーバーは強くなります。ただし、長期間熟成するためには無酸素状態で保存するのが必須です。尚、超長期熟成には微発酵茶の方がより向いております。ファーストフラッシュを無酸素で10年位熟成するとブドウのような香りへと変化します。HOJOのクアラルンプールにおける実店舗では熟成が進んだファーストフラッシュの方が新茶よりも人気があります。
秋摘みのお茶です。手作業により非常に丁寧に揉まれたお茶で、東方美人のような美しい形状をしております。オータムティとしては珍しく、非常に強い蜜香(マスカテルフレーバー)がするお茶です。夏場に収穫されるダージリンセカンドフラッシュと異なり、秋に収穫されたお茶ゆえに、味わいが優しく、長い余韻をお楽しみ頂けます。
春の一番茶です。滑らかで、後味が濃く、花のような香りと仄かな蜜のような甘い香りがするお茶です。香りはダージリンとにておりますが、飲んだときの余韻の長に関してはダージリンを圧倒する質が感じられます。
身近な水と言うことで、水道水をお薦めいたします。水道水を使用される場合は、消毒用の塩素を取り除くため3~5分沸騰させてください。但し、例え沸騰しても塩素を完全に除去することは出来ません。可能な限り、活性炭フィルター付きの浄水器を用い、水中の塩素を除去してください。そうしないと、お茶の香り成分と塩素が共に反応し合い、本来の香りが楽しめません。また、塩素は微生物を殺菌するためにいれられております。殺すのは健康に害のある微生物だけでなく、私達の腸にすむ善玉菌も同様に殺菌してしまいます。また、細胞レベルでも様々な害が報告されており、アレルギーの原因にも成り得ます。
蒸留水や逆浸透膜水の場合、ミネラルを全く含まないために、お茶の味がフラットになりがちです。出来るだけ水道水等、ミネラル水をご使用ください。
尚、ヤカンに付着した水垢(スケール)は決して除去しないでください。クエン酸洗浄などを行うことで、従来のお茶の味が得られなくなってしまいます。
一端使用される水の種類を決められたら、今後、水の種類を変えないように同じ種類の水を使用し続けてください。水の種類が変わった場合、スケールからミネラルが大量に溶出し、暫く使っていると、お茶の味が劇的にまずくなります。同じ水を使用し続けることが、お茶を美味しくいれるための秘訣です。
あまり知られておりませんが、紅茶や緑茶の場合、6煎は淹れられます。
多くの書籍やWEBサイトには様々な手法が書かれておりますが、以下は私が独自の経験に基づき採用している方法です。
何煎もお茶を楽しんで頂くためには、2煎目以降の淹れ方が非常に重要なポイントとなります。
特に2煎目をどのように淹れるかという点はは非常に重要です。
通常、2煎目は「蒸らす必要がありません」
どういう意味かと言うと、沸騰したお湯を急須にさっと通すだけでOKです。つまり、蒸らし時間は1秒以下です。
このような淹れ方をすると、目の前で見ているお客様の殆どが、「え?そんなに短いんですか?」と驚かれます。
意外かもしれませんが、この方法でもお茶は十分に美味しくはいります。
3煎目以降も同様の方法を繰り返してください。
但し、1煎目と2煎目の間が長く空いてしまった場合、或いは、連続的に淹れる場合とでは、結果は異なります。
間が空くと、茶葉は湿った状態が長く続くため、実際にはじわじわと味が抽出されております。
このため、長時間放置した後にお茶を淹れる場合、淹れたお茶は濃くなっていることが多く、湯を足すことで濃さを調整してください。
お茶は倍の濃さに淹れてもあまりそれが感じられない物です。薄めたときに初めて、「あら、この方が美味しい」と感じられるものです。
因みに、2煎目以降、湯を通すだけの淹れ方をしたものの、もし薄すぎると感じた場合、茶海やピッチャーに入っているお茶を再び急須へ戻し、もう一度通してください。
この方法を理解することで、お茶を淹れる時間に悩む必要はありません。
常温にて保管されることをお薦めいたします。
お茶は湿度に弱く、水分を少しでも吸収した場合、即劣化が開始されます。
水分は以下のような状況で意図せず吸収されますのでご注意ください。
実際、茶葉が劣化する最大の原因は4と5のようです。
冷蔵庫に保管した場合、袋の内部は冷えており、テープなどでしっかりとシールしていても、かなりの率で外気が中に進入し、結露を起こします。茶葉を結露してしまった場合、2-3日で香りが劇的に変化します。
出来る限り、常温で保管し、しっかりと乾燥した部屋でシールをすることで湿度を避けて保管してください。開封したら数ヶ月内に消費してしまうのが理想です。
未開封で真空包装されている商品につきましては、1年以上の保管が可能です。更に熟成を進めたい場合、常温にて、未開封のまま(真空包装のまま)保管してください。尚、購入直後のままの品質を維持されたい方は冷蔵庫にて保管してください。冷蔵庫に保管された場合は、必ず、24時間かけ常温に戻してから開封するようにしてください。半日もおけば大丈夫と思われがちですが、茶葉は大変表面積が大きく、天然の断熱材と言っても過言ではありません。手で触ってみると、既に常温に戻っているように感じられますが、内部は冷えており、十分に温度を常温に戻すには24時間必要です。尚、一端冷蔵庫からだし、開封された後は、常温にて保管してください。秋~春は外気の温度が低いため、常温保存をしても数ヶ月以上美味しい状態を維持することが出来ます。
最も理想的なお茶の保存方法は、脱酸素剤を入れヒートシーラーでシールする方法です。この方法ですと、お茶が理想的に熟成します。
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