獅峰龍井茶入荷

[2010.06.21] Written By

最近、龍井茶の新茶を入荷しました。
昨年までは梅家塢龍井を仕入れていたのですが、今年から獅峰龍井という、龍井茶の中では最高位に相当するお茶に品質を切り替えました。
ただ、現地へ杭州へ行くと、梅家塢も獅峰も車で20分と離れておりません。
立地条件的には割と類似する両産地ですが、実際にお茶を飲んでみると劇的な違いがあります。
梅家塢は喉越しが弱く、どちらかというと、香りを楽しむお茶と言えます。
それに対し、獅峰龍井の場合、香りに加え、深い喉越しが特徴です。
お茶を飲んだ瞬間に、お茶が喉の奥まで入っていきます。
そして、甘みが喉で感じられ、香りは何時までも喉から口にかけて対流します。
中国語で言う喉韻という感覚が楽しめるお茶だと思います。
立地が似ているのに何故ここまで差が出るかというと、獅峰の場合、100年以上も前に植えられたお茶の木が未だに手入れされ、栽培されております。
これらの茶木は古すぎて、何という品種なのかは誰も分かりません。日本で言うところの在来種というカテゴリーに属します。
反面、梅家塢龍井の場合、茶園が開発された歴史が浅く、お茶木が若いのが特徴です。
獅峰の龍井茶の場合、品種・樹齢ゆえに、根が深くまで張りだし、土壌のミネラル分をしっかりと吸収します。
これまで多くの龍井茶を飲み比べてきましたが、今回の仕入れたお茶はとても満足できる品質ではないかと思います。
残念ながら、値段も品質に比例して妙に高くなってしまいました。
とは言うものの、龍井茶は春を知らせる季節のお茶です。
今の時期ちょっとだけ贅沢をして、試してみては如何でしょうか?
ブログであまり宣伝するといやらしいのですが、そうは言ってもお茶の場合飲まないと分からないので、さり気なく宣伝しておきます。
https://hojotea.com/item/g06.htm
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