【HOJO代表 北城彰】
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お茶の香りはまさに蜜柑かライムのようです。スッキリとした爽やかな香りに加え、甘い花のような香りが感じられます。
多くのお客様は、お茶を口に含んだときに感じられる、鼻を抜けるようなフルーティーな香りに感動されます。香りは、高級な鉄観音と共通点がありますが、より柑橘系で甘みが強いと評することが出来ます。
台湾には高山茶と呼ばれるお茶が沢山ありますが、梨山茶は常にそのトップに君臨しております。梨山の特異的な土壌と高山の気候、更に冬の厳しい気候により、他の高山茶にはない強烈な柑橘香と上品で甘い後味が形成されるのです。
HOJOでは過去の品評会で高い評価を得ている茶園から仕入れており、もっとも香りと甘みのバランスのとれた冬茶をラインアップしております。台湾を代表する最高級高山茶として、HOJOでは梨山茶に絶対の自信を持っております。
テーブルスプーン一杯の茶葉は、熱湯を注ぐことで急須いっぱいにふくらみます。お時間があれば茶葉を取り出し、観察してみてください。茶葉は摘みたての形状を維持しており、一枚一枚の茶葉が柔らかいことに気が付かれるかと思います。冬に新芽を含む対だけを摘み取り、それを丁寧に加工することで、元の形状がそのまま残っているのです。
お茶には全く渋みがありません。喉を抜けるときはまるでフルーツジュースを飲んでいるようにスムーズで、胃にも負担をかけないことから、胃が弱い方にも好まれます。
高級梨山茶の別の特徴は、何煎も淹れられることです。7煎目になっても、未だ色・香りが持続します。テーブルスプーン軽めに一杯(5g)の茶葉を用いることで約1リットルものお茶を楽しむことが出来るのです。
言葉では上手く表現できないですが口に含んだ瞬間の香りの良さには感激しました。ウーロン茶の範疇のようですが緑茶の要素もかなり含んでるような新鮮な味覚で基本的に緑茶派の私でも緑茶代わりに毎日飲んでおります。また何煎入れても香りが持続するのも良いですね。HOJO茶には世の中にこんなお茶もあるのだなと発見の連続なので是非他の商品も開拓し新たなお茶との出会いに期待します。
(http://manggisk.exblog.jp/)
先日頼んだ梨山茶、大変美味しかったです。
後味のよさといい、お茶のキレと甘味が絶妙なバランスで、とても素晴らしいお茶でした。
香りといい本当にいつまでも余韻を残してくれるお茶ですね。
今のような乾燥した暑い時期にはピッタリですねー。
「梨山に並ぶものなし」と言われるほど、梨山茶の品質は優れており、台湾人にとって憧れの高山烏龍茶です。しかしその人気故、近年では、「高山茶」と名の付くお茶が市場の至るところに氾濫しております。現実、その多くは、高山ではなく低地で作られた類似品や、1番茶ではなく2番茶3番茶などの低品質なものもが売られているようです。HOJOでは、標高2000m以上に及ぶ高山で栽培された茶葉から作られた梨山茶をラインナップしました。
高山で作られる烏龍茶を台湾では高山茶と呼びます。近年では、高山茶の人気の上昇に伴い、ますます高所でお茶が栽培されるようになり、近年では2000mを超える産地が台湾各所に見られるほどです。私たちが各お茶の産地を回った経験では、標高の高い台湾高山茶の生産地域は、近隣の生態系、標高、その他気象条件も極めてインドのダージリンに類似していると感じました。
梨山茶は台湾の台中縣和平郷里にある梨山で作られます。梨山は、1500−2400mの標高からなる各種の山により構成されており、台湾の中でも非常に標高の高い茶園の一つとして知られております。茶園の標高だけで評価した場合、台湾には他に更に標高の高い茶園がありますが、梨山は台湾において最も品質の優れたお茶の産地として知られております。尚、HOJOの梨山茶は2000m以上の高山で栽培された茶葉から作られます。
高山性の気候下では太陽光が茶園に降り注ぐのは午前中のみです。午後になると茶園は完全に霧で覆われその状態は夜まで続きます。烏龍茶重要な品質要素に「芳醇な味」、「甘み」があります。この味の正体はテアニンと呼ばれるアミノ酸です。テアニンは、「若い芽」に豊富に含まれており、茶葉が日光を吸収することで、カテキンをはじめとするポリフェノールへと生合成されます。
霧により日光を遮られた茶葉は、テアニンをポリフェノールへと変換しにくくなることから、高割合のテアニンが茶葉に含まれます。
また、標高が高いことにより、茶園は昼夜の温度差を生じます。高山の場合、朝方の日差しは非常に強く、それに対し、夜はとても温度が下がります。茶葉は日中の豊富な日光を吸収することで、アミノ酸や炭水化物をはじめとする茶の成長に必要な物質を生産します。夜になっても外気温度が下がらなかった場合、茶葉は昼間蓄えた物質を消費します。つまり味を構成する成分は減少します。逆に夜間の温度が低いと、茶葉は昼間蓄えた成分を消費することなく温存できるので、茶葉には豊富な成分が含まれます。
しかし、上記の要素だけでは、梨山茶の特異的に優れた品質を説明することが出来ません。梨山茶のまるでフルーツのような、柑橘系の香りを作り上げる理由は高山性の気候以外にあるはずです。その証拠に、梨山茶の優雅な香りは、他の高山茶にはありません。
一般論として、お茶が低水分・低温・低肥料等のストレス下に曝された場合、他では味わえないような甘い柑橘系の香りを作り出します。ダージリンの秋最後に摘まれるお茶にも同様の現象が見られ、梨山茶に関しても、土壌の質、或いは、冬・早春の特異的な気候が柑橘系の爽やかな香りの生成気候に関係していると私たちは推察しております。昆虫を始めとする生物が何らかの形で関与している可能性も否定できません。
HOJOの梨山高山茶は青心烏龍種と呼ばれる品種から作られます。この品種から作られたお茶は、飲み心地がスッキリとしいて、それでいて気品ある香りがするのが特徴です。
無農薬の茶園で作られるため、有機肥料や農薬の散布を行っている茶園と比較すると、茶木が痩せており、生産量も劇的に落ちますが、無農薬で育った茶葉は全体に黄色く、甘さが際だって強いのが特徴です。
お茶摘みは春、夏、秋、冬と行われ、全て手作業により、新芽を含む、3-4葉の茶葉を摘み取ります。最も高級な茶葉が作られるのは、春摘み茶葉と冬摘み茶葉です。HOJOでは特に品質が高いと言われている、11月〜12月に摘まれる冬茶をラインナップしております。
収穫後、茶葉は日光下、地面に広げられ萎れさせます。これを日光萎凋と呼びます。通常は、薄曇りの日に萎凋を行い、茶葉がダメージをうけることを避けます。天気が良く、日差しが強い場合、覆いを地面から数メートル上に張ることで、日光を和らげます。
日光萎凋を行うことで、茶葉内の水分が蒸発し、緩やかに発酵が開始されます。茶葉は徐々に柔らかくなり、少しずつ爽やかな香りを放ち始めます。
烏龍茶の発酵のさせ方は紅茶とは大きく異なります。日光萎凋の完了した茶葉は、室内へと運び込まれ、シートの上に撒かれます。水分が多くみずみずしい茶葉の場合、茶葉の層を薄くすることで水分の蒸発速度を速めます。
次に、茶葉は竹で出来た笊に広げられます。笊の上に広げることで発酵を促し、再度、茶葉を持ち上げては、「斜めにした笊に落とす」、「静置して発酵」を繰り返します。
続いて茶葉は竹で出来たドラムで攪拌されます。この攪拌により、茶葉は持ち上げられては落ち、持ち上げられては落ちることで、縁は次第に傷が付き、酵素発酵が進みます。
十分に発酵が進むと、茶葉からは甘く、花のような香りが立ち上ります。優れた職人により加工された茶葉は、縁の部分だけが赤く変色しております。これは、茶葉の周り(縁)だけが傷つき、部分的に発酵したことを示しており、不均一に赤変している低品質の茶葉と明確に異なります。
発酵が完了した茶葉は加熱され、熱で酵素を失活することで発酵を停止します。テンポ良く発酵を止めなかった場合、茶葉の発酵はその後も進行し、紅茶に近い風味になってしまいます。
攪拌の回数、静置する時間は茶葉の水分量、香り、色を基準に決断されます。この微妙なタイミングは職人たちの経験により決断されますが、これが烏龍茶の品質を大きく左右します。職人たちは「親方」の指示で動きます。この親方の優劣により、烏龍茶の香りは大きく左右されます。優れた品質を安定的に得る為には、優れた親方と付き合わねばなりません。
この時点で既に茶葉からは烏龍茶の風味と味が感じられます。ただし、茶葉の細胞は縁を除き、無傷のままであるため、このままではお茶を淹れても味・香りが十分に抽出されません。一方、紅茶の生産のように高い圧力をかけ揉む作業(揉捻)を行った場合、@不要な雑味がお茶に溶け出します。A更に、成分が過剰に空気にさらされるため、非酵素的(酵素による発酵を伴わない)な酸化が進行し、味や香りが変化してしまいます。
これらのジレンマを解消すべく、烏龍茶の製造に用いられる手法は「包揉」と呼ばれる方法です。包揉とは文字の如く、包んでから揉む作業のことです。
茶葉は暖かく柔らかい内に、布製の袋に入れられます。一回あたり10-20kgの茶葉が袋に包まれ、バスケットボール大のサイズに丸められます。今日では袋の端を機械で強力にねじります。ぐるぐると強力にねじることで、袋は圧縮され茶葉は強く加圧されます。
次に、ボール状の茶葉は円盤状の装置にかけられます。上下に円盤が付いており、2枚のプレートで茶葉のボールを挟み込みます。上の円盤は固定式で動かず、下の円盤だけが回転します。茶葉の入ったボールは回転しながら揉まれます。暫く揉んだところで、茶葉は再び穏やかに加熱されます。茶葉が冷えると、硬くなり、割れてしまうことから、定期的に熱をかけ茶葉を柔らかくします。
茶葉は次第に硬くしまり、球状に成形されていきます。高級茶葉になるほど、茶葉は良くしまっており、重さが感じられます。良質の茶葉はまた、茶葉から出たエキス分が固まることにより艶のある表面をしております。
これら一連の作業は、何度も繰り返されます。回数や揉み方、熱のかけ方は、茶葉の状態により異なります。例えば、栄養や水が不足気味の茶園で収穫された茶葉は、相対的に低い水分を含んでおります。これらの茶葉を同じように揉捻した場合、水分量の低下から茶葉の割れ、或いは、加熱による変色が起こります。
茶葉の状態、その日の天気、その他様々な要素を考慮に入れ、一連の作業の条件を適時変更するのが大切であり、それが「親方」の力量です。
揉捻が完了した茶葉は、乾燥機で乾燥され水分を5%以下に落とし完成となります。
高級品と低級品の違いが最もよく分かるのは、数回淹れた後、茶殻を冷やし、その香りを比較する方法です。この方法では、茶葉の優劣が顕著に表れます。
艶がある深緑色をしており、形や色が全体に均一です。乾燥状態でも、柑橘系のフルーティイー中折が感じられます。低級品は、茶葉に艶が無く、形状も不均一、余り香りが感じられません。
大変澄んでおり、黄金色をしております。上級品は何煎淹れても、香りと色が持続しますが、低級品の場合、数回淹れることで香りが劇的に薄れます。
摘みたてのお茶の原型を奇麗に残しており、破損した茶葉がほとんどありません。茶葉の大部分は緑色をしており、縁の部分だけが赤く変色(部分発酵)しております。葉には厚みがあり、手で触ると、やわらかいのが特徴です。また、良質な茶葉の場合、茶殻からは強い香りが感じられ、数回淹れても香りが薄れることがありません。特に冷えた茶殻を評価すると違いが顕著に分かります。それに対して、低級品は茶葉のサイズが不揃いで、破損した茶葉が多く、葉は薄い割に手で触ると堅さが感じられます。
喉ごし豊かな甘みが感じられ、鼻に抜けるような柑橘系のフルーティーな香りがします。香りは数回淹れても持続します。
茶器を並べて準備します。
まず急須に沸騰した湯を注ぎ、温めます。冷たい急須にいきなり茶葉を入れ、湯を注いだのでは、温度が下がってしまうため、事前に熱してください。
お湯を一度捨てます。
25〜50mlのお湯に対して1gの茶葉が用いられます。標準的な急須は150〜250mlの容積がありますので約5〜6gの茶葉が必要になります。ティースプーンに一杯くらいが5〜6gの目安です。
5g相当の茶葉を入れてください。このような容器があると、茶葉をこぼさずに取り扱うことが出来便利です。薄いお茶が好みの場合、用いる茶葉の量は少なめにしてください。
湯は高いところから上下して注ぐことで、急須の中の茶葉を湯で攪拌してください。そうする事で、茶葉が開きやすくなり、1ランク上の香りと味を楽しんで頂くことが出来ます。
7秒以内に、入れたお湯をピッチャーへ移してください。一度お湯を入れることで茶葉を開かせ、味や香りを出しやすくします。
茶葉が入った容器に、再び熱湯を注いでください。この際、9割まで湯を入れ蓋を載せた状態で注ぎ口から湯が出ない程度に調整して下さい。
そっと蓋をし55秒ほど蒸らしてください。写真では周りに湯が飛散しておりますが、これは悪い例です。
湿式の淹れ方では、更に、フタをした急須の上から熱水をかけます。中国ではこの方法が主流ですが、台湾ではあまり用いられません。熱水を急須にかけるのは、急須内の湯の温度を下げないための工夫です。
お茶を蒸らしている間、先ほど「ピッチャー」にうけた湯をカップに注ぎ、カップを温めてください。但し、この動作に関しては賛否両論有ります。台湾では、熱くなりすぎるため、湯呑みを温めない方法が主流です。
ピッチャーにお茶を完全に注いでください。最後の一滴には美味しさが凝縮されております。また、茶葉から完全に湯を除くことで2煎目以降を美味しく淹れて頂くことが出来ます。
お茶をカップに注いでください。右側から注ぐのが基本です。最初に注いだお茶を一番目上の人、あるいはお客様に渡してください。
最後に注いだお茶(一番左)には、茶葉片が含まれておりますので、自分用にしてください。2煎目は45秒、3煎目は55秒、それ以降は10秒ずつ蒸らす時間を増やしていって下さい。
梨山高山茶は柑橘類のような、或いは名の如く、梨のような鼻に抜けるようなフルーティな香りのするお茶です。但し、いわゆる蜜香(マスカテル)とは異なる種類の香りです。お茶に含まれるタンニン及びポリフェノール量が少ないことから、刺激性が少なく、お茶を飲むと腹痛が心配という方でも、安心して飲めるお茶です。
烏龍茶の淹れ方は非常にややこしく、苦手という方も少なくないかと思います。しかしながら、淹れ方の理論さえ理解してしまえば、実際、そう難しい物ではありません。
まず、煮立った熱いお湯を用いてください。必ず、お茶を淹れる直前に湯を沸かすようにしてください。湯を沸騰させることで、塩素等の水道水に含まれる有機物を揮発させるのですが、長時間沸騰し続けた場合、水(特にヨーロッパ系の水)によっては逆効果になることがあります。
一番大切なポイントは、@熱いお湯を用いる事、Aお湯の温度を下げない工夫をする事です。緑茶の旨みは、テアニンを中心とするアミノ酸です。このアミノ酸が高級緑茶特有の芳醇で甘い味の正体なのです。これらの成分は、非常に低温で抽出されます。そのため、緑茶を淹れる際には、低めの温度が推奨されるのです。
それに対し、烏龍茶の味は、ポリフェノール及びそれらの酸化物です。これらの成分は、温度が高くないとなかなか抽出されないのです。つまり、低い温度で烏龍茶を入れた場合、烏龍茶本来の味が出ません。烏龍茶ほど淹れ方によって味の変わるお茶はありません。
烏龍茶を美味しく飲んで頂くため、お茶を淹れる温度には特にご注意下さい。必ず、沸騰している熱湯を用い、茶葉を急須に入れる前に、急須を熱湯で温めることで温度の低下を防いで下さい。蓋椀や紅茶用の道具を用いて淹れた場合、温度低下が激しいため、お茶本来の香りと味が得られません。美味しく飲んで頂くため、必ず、「急須」を使用されることをお勧め致します。
以上の方法が非常に複雑と思われる場合、自分なりの流儀を開発されるのも良いのではないでしょうか。熱湯を入れること、温度が下がらないようにすることの2点を守れば、烏龍茶本来の味と香りを楽しむことが出来ます。例えば、ロンググラスに茶葉を入れ、熱湯を注いだあと、簡易的な蓋をするのも一つの方法です。
伝統的な淹れ方は、お茶の文化も同時に楽しむことが出来とても楽しいものです。但し、常にそのような淹れ方をしなければならない訳ではなく、状況に応じ、臨機応変に淹れ方を変えるのが正しいティーライフをエンジョイする秘訣ではないでしょうか。
冷蔵庫に保管して下さい。冷凍庫はあまりお勧め致しません。その理由として、冷凍庫の場合、冷蔵庫よりも食品の劣化が起こりやすいためです。
冷蔵庫に保管される場合は、完全に密封した上でお茶を保管してください。そうしないと、冷蔵庫から取り出したときに環境中の水分が結露し、お茶が湿気る原因となります。尚、冷蔵庫には他の食品の香りが充満しているため、香りが移りやすく、お茶の品質を損ねるおそれがありますので厳重な注意が必要です。理想は、お茶専用の冷蔵室を用意することです。

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