【HOJO代表 北城彰】
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HOJOが日本で初めて紹介する本製品は、ドイツと香港の高級マーケット用に開発されたジャスミン茶です。
このお茶の特徴として、以下の三つが上げられます。
すなわち、"高級マーケット"をターゲットにしておりますが、むしろ非常に親しみやすい、お薦めしやすいお茶といえます。
HOJOのラインアップの中で一番始めに体験していただきたい、中国茶入門にも最適なお茶です。
まずはそのお茶としての魅力からお伝えします。
マレーシア在住の華僑がどのような人々かご存じでしょうか?彼らはビジネスの成功者、つまり裕福な生活をしている人たちです。もちろん中華料理を常食としており、頻繁に高級ジャスミン茶を飲んでいます。
私たちはマレーシアに於いて商品の先行販売を行っております。最初は日系ブランドが販売するこの中国茶に対して半信半疑だった彼らですが、実際に飲んでいただいての評価は高い物でした。
驚いたことに、このようなジャスミン茶は初めての体験であり、飲んでみてカルチャーショックを受けたそうです。
また、日本での様々なモニターテストでも同様の感想をいただきました。
HOJOのジャスミン茶”茉莉龍珠”は、本当にそこにジャスミンがあるかのような上品で自然な香りがし、それが5〜6煎目まで淹れても続きます。
一回分の茶葉(3g)で5煎目になっても香りが持続します。3000円/60gと言うことは、3gあたりの金額は、150円。
つまり、一杯あたりの金額は30円と言う計算になります。この値段で中華料理の最高級レストラン並かそれ以上のジャスミン茶をご自宅でゆっくりとお楽しみ頂けます。
茶葉は無農薬茶園産、更に、出荷前・入荷前検査により安全性を確認しており。毎日お子様と飲んでいただいても安心です。
広西の気候はジャスミンの花の生育に最も適しています。
その為、政府がジャスミン茶生産に力を入れており、近年では花茶=広西と考えられるようになりました。
HOJOが選んだのは、その広西にある高級ジャスミン茶専門メーカーで作られる、最上級のグレードです。
このグレードは、これまではヨーロッパの高級茶マーケット、及び、中国国内の超高級茶店でのみで消費されてきました。
華僑系のスタッフを介した中国語によるスムーズなコミュニケーションにより、メーカーの社長と強いコネクションを持つに至り、日本への直輸入を実現しました。
ジャスミン茶を飲むためには、特別な茶器は必要ありません。
ロンググラスを使えば誰でも簡単に、この世界最高のジャスミン茶を楽しむことが出来ます。(淹れ方詳細へ >> )
グラスの底を珠が覆うくらいが目安です。
沸騰した湯を勢いよくグラスに注ぎます。
湯を注いでいる間に茶葉が開き始めます。
珠がほどけ、茶葉が開いていきます。
さらに茶葉が開き、ボリュームが増してきました。
3分経ちました。茶葉を覆っている産毛が抜け、水中に舞っています。
私たちのジャスミン茶をご覧になったお客様は、一様に「あ!このお茶知っている!」と言われます。
多くの方が、丸い形状をしたジャスミン茶は皆同じ種類と思われているようです。
しかし、この球形をしたジャスミン茶「ジャスミンパール」は、中国・台湾・インドの至る所で、膨大な種類が生産されている事をご存じでしょうか?
おそらく数百社以上の生産会社があり、それぞれの会社で同じような形状のジャスミン茶を生産しております。
実は形状が同じでも、その品質、それに伴う値段には大きな差があります。丸い形状にする目的は、ジャスミンの花と混ざりやすくする為です。しかし、その混ぜ方、使用するジャスミンの種類、茶葉の種類、茶葉の加工法、その他諸々の要素が品質に大きく影響します。
左側がHOJOのジャスミン茶、右側は他のお茶専門店で購入したジャスミン茶です。違いがお分かりになりますか?
正直、私たちプロでもこの写真から違いを理解するのは困難です。事実、現物も非常に似ております。とても似ているために、多くの方が同じ品質だと思われます。
ところが、香り、実際にお茶を淹れた際の水色、お茶を飲んだときに感じられる味・香りの差は歴然としております。お茶には丸い茶葉の見た目からだけでは伝えられない違いがあります。
その違いをご説明しましょう。
まず、お茶を淹れた際に顕著な違いが見られます。HOJOのジャスミン茶は薄黄緑色の水色なのに対し、一方はは、とても黄色く濃い水色となりました。濃い水色は加工技術不足により茶葉が酸化した為か、茶葉が古く酸化が進んでしまった為だと推察されます。
茶殻に関しても大差があります。全体に均一な緑色に覆われているHOJOのジャスミン茶と比べ、もう一方は茶葉に茶色の斑点や破損部位があり、また、全体的に暗い緑色をしております。斑点は、釜炒りによる殺青をする前に、茶葉が乱暴に取り扱われ、傷が付いた事を示しております。
ジャスミン茶は「丸い」と言うだけでは品質の判断が難しいお茶です。インターネットショップの場合、私たちの説明にも限界があります。福建省産の芽だけを手で摘み取り、広西産のジャスミンと混ぜる事で作られたHOJOのジャスミン茶は、本場中国で最も贅沢なジャスミン茶です。是非、一度、香り・味を感じてみて下さい。お茶に詳しくない方でもその差は歴然です。
先週ちょっと高めの中華レストランでたまたまジャスミン茶を飲みましたが最低でした。出がらしの日本茶にジャスミンの香を付けたみたいで、苦くて最悪でした。やはり茶葉が全然違うからでしょうか、HOJOのジャスミンは格別に美味しいですね。
一番なじみがあることから良く購入しているお茶です。以前から飲んだことがあるお茶ですが、ここまで香りが強く濃厚なジャスミン茶は記憶になく衝撃的でした。また、何回入れても濃厚な味がでることから週末は読書、おやつの友としております。
以前はジャスミン茶=芳香剤っぽいと言う印象で苦手なお茶でした。しかしHOJOさんのジャスミン茶は本当に自然なジャスミンの香りで、実家に自生しているジャスミンの香りを思い出させてくれます。更に良質な茶葉の風味とのバランスが良く今まで飲んだジャスミン茶は何だったんだろう?と思うくらいの絶品で今では病み付きになってしまいました。
おいしかったです。品質は香港の友人(中国人)のお宅で飲んだお茶と似ていました。入れた後の茶葉がきれいでした・・・。香りもいいですね。丁寧に大切に作られたお茶という感じがします。
友人には すでに五人ぐらい飲ませました。香りと新鮮さ、そして安全であることを話しました。その中の一人はすぐに反応して両親に飲ませたいといっていましたので、私が誕生日プレゼントに差し上げることにして注文いたしました。
一度商品を受け取って飲んだら、信頼感が一層増しました。WEBから伝わる印象と商品がぴったり一致していると思います。そして信頼感が増すと今度はあれもこれも飲んでみたくなります。
初めてこのようなすばらしいジャスミンティーを頂きました。匂いたつ香り、神経を静める心地よさに敬服しました。
知り合いのお茶好きのお客様に推薦しました。
価格は他のお茶屋さんに比較してすごく高いかもしれないが、飲めばそれ以上の満足感が得られます、といっております。
香水のように品が良く、味も香りも最高のジャスミンティーでした。今まで飲んだジャスミンティーは、何だったんだろうと思うくらい素人でも違いが分かりますね。また、普段飲むものとは比べ物にならない程、(これでもかというくらい)何回も飲めるのにも驚きました。
友人だけでなく、大切な家族にもオススメ&自慢したくなるお茶でした。安心して飲める上に、味にも見た目にも高級感があるのでリッチな気分を味わいたい時や気分を変えたいときにお薦めという点を強調したいです。
今まで飲んでいたものとは似ても似つかない素晴らしい品質のお茶でした。缶を開けた時点(袋は開けていない)でのかほりにわくわくしました。
この高級なお茶を頂くときなんとも言えない幸せな感じがしますが、それはブログを読みたくさんの知識を得ているということが大きいと思います。
高級茶の知識なしに高価なお茶を薦められても、なかなか受け入れてもらえません。
香りが芳香で生花のようでした。渋みもなく苦さもなくすっきりと飲める良いお茶です。
上品な香り・味わいであると同時に、うまみ、とろみが強く、ボディのしっかりした印象で飲み応えがありました。高級品の名に恥じない、ジャスミンティーだと思います。珠がほどけた後の茶葉の美しさに驚きました。
嫌味のない、自然で上品・芳醇な香りと、花の蜜を思わせるピュアな甘味は、飲む人を選ばない気がします。誰にも安心して薦められます。
くつろぎたい時に、お茶だけで飲むも良し、おいしいお菓子と一緒に頂いても良さそうですね。
香りがとても良いのに驚きました。中には、香水のようなものもあり、頂くのに抵抗を感じるようなものもジャスミン茶には多いように思いますが、貴社のジャスミン茶の香りは嫌味がなく、心地よくなる香りでした。
早速、透明なポットを温めて、ジャスミンティーをひとさじいれました。沸かしたてのお湯を注ぐと、丸まっていたお茶の葉がぷか〜っと水面に浮いて、静かに沈んでいきました。茶葉が上下する様子は、なんだか熱帯魚を見てるみたいに癒される光景です。
そして、ジャスミンのいい香り。きつくもなく、うすくもなく、胸の奥にすっと入っていくような心地よい香りです。味も、さっぱりまろやかでした。
ジャスミンの花はイランが原産です。ジャスミンの花は唐の時代にシルクロードを経て中国に持ち込まれ、中国に入ってきてから既に1700年が経つと言われております。
最初の頃はジャスミンの花はデコレーションの目的のみに用いられておりました。ジャスミンの花をお茶に用いる取り組みは南宋(1240年)の頃、広東省で始まりました。明の時代になり、ジャスミンの花の香りを茶葉に吸着させる技術が劇的に革新され、原料の選定方法、ブレンドのレシピ、乾燥方法を始めとする具体的な加工法が確立され、マニュアル化されました。大規模な工業生産は清の時代に福州で開始されました。1900年には福州でのジャスミン茶の生産量は1500トンに達しました。最も多いとき(1928-1938)には、ジャスミン茶の合計生産量は7500トンに達したと言われております。19世紀の終わりになると、外国の貿易会社が福州にオフィスを構え、ジャスミン茶は外国との重要な貿易アイテムとして取引されました。
人気が高まるにつれ、ジャスミン茶の生産は南部から北部及び東部(浙江、四川、湖南、広西、雲南)へと広がりを見せました。しかしながら、ジャスミンは寒い環境下では生育することができず寒い地方では、ジャスミンを暖房下の室内に移動する必要がありました。これらの管理は非常にコストがかかることから、北部の生産会社は採算が合わなくなり淘汰されました。
中国の他にもジャスミンの香りは台湾の茶貿易商人の注目を集めました。1873年には台湾より茶葉が福州に輸出され、ジャスミンの香りを付けるための委託加工作業が行われるようになりました。1882年には台湾の業者がジャスミンの種を持ち帰り、台湾国内で栽培を開始しました。1939年までには台湾におけるジャスミン茶の生産量は年間1300トンに達するようになりました。
しかしながら、台湾の特徴的な気候のため、ジャスミンの花の香りは中国産のそれと比べると香りの点で劣っておりました。
1980年以降、広西の政府はジャスミン茶の生産を拡大するため多大な努力を行いました。同時に、広西はジャスミンの花の生産地として中国の商業省から認定されました。これら一連の改革により今日、広西のジャスミン園は最大で、しかも高品質のジャスミンが生産されることで知られるようになりました。
ジャスミンは元々熱帯性の気候を好む植物で20℃以上の温度を必要とします。これまで広西のジャスミン栽培地区は気候的に最も生育に適していることが証明されております。この地域は亜熱帯性のモンスーン気候に位置します。この気候のおかげで、ジャスミンは容易に越冬することができ、凍結・霜の心配がありません。花が開花する時期は、大気温度が25℃以上あることが望まれます。ジャスミン園は丘陵地帯のスロープに位置しております。この立地は、良好な水はけとジャスミンに十分な太陽光が降り注ぎます。加え、土地が非常に肥沃であるため、サイズが大きく香りの強い花を付けます。この品質的な優位性により、他の花の70%の量で同等のレベルの香りが得られると言われております。
ジャスミン茶生産に用いられる茶葉は福建省で生産されます。茶園が立地する地域一帯は自然の山により囲まれております。また、24の自然の川が流れており、お茶に必要な水の供給源となっております。良質のジャスミン茶を示す重要な要素に芳醇な味があります。この味はテアニンと呼ばれるアミノ酸に由来します。若い芽は高い割合のテアニンを含んでいるのですが、太陽の光を受けることでカテキンをはじめとするポリフェノールに生合成されます。他方、日光が十分に当たらなかった場合、生合成が進まないため、茶葉には豊富な量のテアニンが蓄積されます。ジャスミン茶の産地は非常に霧が濃く、それ故に茶葉は直射日光が当たらず、アミノ酸が豊富な口当たりまろやかな性質を有しております。
味に関して優れていることに加え、最適な環境で育った芽と葉は豊富な水分を含んでおり、珠状に丸められた際、よりエレガントに見えます。
ジャスミンの花は幾つかの種類に分かれますが、大別すると3つのグループに分けることが出来ます。
1963年以前はこの種類のジャスミンが主にジャスミン茶加工用として栽培されておりました。この種類のジャスミン花はDouble-Petalジャスミン(8〜9時)と比較すると早い時間(6〜7時)に開花します。生産量が非常に少なく農園の単位面積あたりDouble-Petalジャスミンの半分くらいしか収穫が出来ません。加え、病気に非常に弱く、環境に対しても適応能力が低いため、近年ではほとんど栽培されておりません。
生産量が非常に高いこと、環境への適応能力が強いこと、花が一斉に開花すること、花からは強い香りが放たれていることから、ジャスミン茶の生産に適しております。
摘花した後、花は7〜8時に開花します。但し、花の開花の仕方が一定でなく、徐々に、更にランダムに開花することから、ジャスミン茶の加工用として用いた場合、香りが弱く適しておりません。
花の収穫時期は気候と生育地域の条件の違いにより一定ではありません。一般には、4つの主なシーズンに分けられます。
春の間は、環境の温度が低いことと、植物内に栄養が蓄積されていないことから生産量は少なく、品質的にも劣ります。早春と晩秋に収穫された花はサイズが小さく黄色みかかった色をしております。ほとんど開花しないことからジャスミン茶加工用には向いておりません。ジャスミン茶加工用に最も適している花は、夏と夏の終わりに収穫されたものです。温度が高く十分な日光と雨に恵まれており、これらの要素はより多くの花と、より大きなサイズ、よりすぐれた品質を作り出すために適しているのです。
摘花で重要なポイントは、摘んだ花が夜開くかどうかという点です。そのため、摘花のさいは、ジャスミン茶の加工に適した花が注意深く選ばれ、摘まれます。摘花の基準は以下のようになっております。
福雲6号と福県大白豪が主にジャスミン茶の加工に用いられる品種です。これらの品種は他の種類のお茶と比較して、早い時期に発芽が起こります。芽は非常にみずみずしく、白い毛に覆われていることから、ジャスミン茶に加工した際、味・見た目の両面で優れた品質が得られます。
摘採は3月に開始されます。一般的には1つの芽と2枚の茶葉が手作業により摘まれます。摘採の後、茶葉は室内の温度の低い場所に移動されます。
ジャスミンパールは極めて複雑な手作業によりつくられます。緑茶は早春に加工され、その後、ジャスミンのシーズン(夏)が来るまで保管されます。香り付け工程では、最高の香りを茶葉に吸着させるため、花に対して過剰なまでのケアが施されます。
高級ジャスミン茶はどれもパール状をしております。何故この形なのか、理由をご存じですか?実は、ジャスミンの花との混合分散がスムーズに行われるよう、茶葉を球状に加工することで、ジャスミンの蕾と同じ形、同じサイズにしているのです。茶葉とジャスミンの蕾、それぞれ丸い球同士お互いに良く混ざり合うことが出来るのです。
摘採後の茶葉は丁寧に薄い層に広げられます。ダメージをうけた茶葉は褐変や黒変を生じ、最終製品の品質に影響を与えます。萎凋工程は茶葉の水分量が70%になるまで続けられます。萎凋工程により、茶葉からは青臭い香りが抜け、苦味と渋みが減少し、アミノ酸の割合が増すことで甘みが強く感じられます。
260℃に加熱されたドラムに茶葉を通すことで、一気に加熱を行い、酸化酵素(ポリフェノールオキシデース)の不活性化を行います。同時に、高温での処理は青臭い香りを抜くことにも貢献してくれます。
加熱処理により茶葉は柔らかくなります。柔らかくなることで、後工程に控える揉捻に適した性質になります。
茶葉の水分が30%になるよう乾燥機で乾燥が行われます。
乾燥後の茶葉は冷却され、完全手作業によるローリング(揉み)工程へと進められます。特徴的な珠状の形にする理由は、表面積を増やすことでジャスミンの香りを吸着しやすくするためです。全てを手作業で行うため、熟練の職人でも1日に2kgの製品しか仕上げることが出来ません。
珠状に成形されたお茶は、再び乾燥機で乾燥されます。最初は110-120の高め、その後95-105℃の低めの温度に調節されます。乾燥後の製品は7%の水分を含んでおります。
乾燥された茶葉はジャスミンのシーズンが来るまで倉庫で保管されます。保管中は水分量が9%を超えないよう、真空の入れ物で日陰の温度の低い場所に保管されます。
香り付け工程へ進む前に茶葉は前処理を施されます。
茶葉の珠は篩にかけられ、サイズ毎に分級されます。また、同時に破片等、不揃いな茶葉を除去します。
茶葉は再び乾燥機にかけられます。茶葉に焦げ臭い香りを付けないため、乾燥機の温度は低く保たれます。(100〜110℃)乾燥することで保管中に茶葉が再吸収した水分を蒸発し、同時に保管級に付着した香りを揮発させます。乾燥後の水分は5%以下になります。
乾燥後の茶葉の温度は60-80℃位です。茶葉は薄い層に広げられ、室温より1-3℃高い程度まで冷却されます。茶葉が十分に冷却されていない場合、その後の香り付けの工程に影響を及ぼします。ジャスミンの花は環境温度の変化に対して非常に敏感であり、開花には低い温度が必要です。
摘まれたばかりのジャスミンの花は以下の項目に基づき管理されます。
花を工場まで輸送している間、花は呼吸をし続けているため、温度は徐々に増加し、38℃まで到達します。温度の上昇は、後の工程における開花に影響が生じるため、花は10cm以下の薄い層に広げられます。もし花が雨の後に収穫された場合、更に薄い層に広げ、送風機で空気を送ることで水分を揮発させます。
この工程は、積みあげられた花の温度を厳密に管理するために行われます。必要な時に花を開花させるため、この工程は非常に重要な役割を担います。ジャスミンの花の開花は温度の変化に大変敏感に出来ております。予定通りに開花させるためには、花の温度を32-37℃に維持する必要があります。もし、積み上げられた花の温度が30℃以下の場合積み上げる厚さを増すことで花の温度をあげ、逆に38℃を超すようであれば、層を薄くすることで温度を下げます。
約60%の花が開花した時点で花は篩にかけられます。篩い分けを行う理由は、花をサイズ毎に分級するためです。更に、緑の芽と茎を除く目的もあります。均一なサイズの花だけが集められ、用いられます。これは同じタイミングで開花を行うために重要な要素です。
これは最終製品の品質に大きく影響する非常に重要な工程です。以下、6つの重要な要素を示します。
使用される花の量は最終製品のグレードに依存しております。高品質の製品はより多くの花を必要とします。最高級のジャスミン茶100kgを作るためには、100kgの花が必要とされます。100kgの花は4回に渡り用いられます。1)最初の着香:38kg、 2) 2回目の着香:30kg、3) 3回目の着香:26kg、4回目の着香は6kgで行われます。1級品の場合最終着香がありません。低いグレードのジャスミン茶になると、茶葉は使用済みの花で着香が行われます。
80%以上の花が開花した時点で茶葉と花が混ぜられます。開花が不十分な内に混合されてしまった場合、花は茶葉の重さで圧され、その後も開花することが出来ません。また、より大きく開花している方が表面積は大きくなり、着香がより効率よく行われます。
着香を行う際、茶葉の水分は4-4.5%に維持されます。着香の後、茶葉の水分は劇的に増加します。しかしながら、水分量が18%を超えないように管理が必要です。水分が18%を超えた場合、花が傷み始め、不快な香りが発生します。
厚さの調整の目的は、茶葉と花の温度を管理するためです。一般的には30-40cmの厚さが用いられますが、様々な外部要因により厚さは随時調整されます。
敏速に行われる必要があります。時間をかけるほど、花の香りが飛んでしまいます。
混合作業は全て手作業により執り行われます。まず、茶葉と花は3〜5つのグループに分けられます。最初のグループは10-15cmの層に広げられます。その上に、同じく最初のグループの花が積み重ねられます。同様に各層とも茶葉と花を交互に積み重ねます。そして、最終的に熊手を用い混合を行います。花と茶葉の混合層はその後5〜6時間静置されます。
通花とはベンチレーション(通気)の意味です。ベンチレーションを行う理由は、1) 温度を下げるため。2)花に空気を与えることで、連続的に開花させるため。3) 二酸化炭素を放出させるためです。
職人は熊手を使い、茶葉と花の混合物を10-15cmに広げます。この作業は15分ごとに行われ、1時間続けられます。その後、温度の変化に合わせ、茶葉と花の層の厚さが調整されます。
合計すると着工のプロセスは10-12時間かかります。温度が下がると、香りが十分に付かず、温度が上がりすぎると花が黄色くなり変質した香りが付くため、温度調節はジャスミン茶の品質を構成する非常に重要な要素です。
着香が完了した時点で、古くなった花は除去されます。除去するタイミングが遅くなった場合、花は劣化し、不快臭が茶葉に移ります。
着香が完了した茶葉は乾燥機により乾燥されます。乾燥の条件は着香の回数により変わります。
乾燥後、茶葉の温度を40℃以下に冷やす必要があります。温度が下がった茶葉は次のラウンドの着香工程へと進められます。
この工程はジャスミン茶にとても新鮮な花の香りを付ける重要な工程です。最終着香の目的はジャスミンの香りを高める目的と、新鮮な生の花の香りを付ける2つの目的があります。この工程には最も高級な品質のジャスミン花(大きな花びら、白い色、強い香り)が用いられます。自然な花の香りを残すため、最終着香の後の茶葉は乾燥されません。最終着香をする前に、お茶の水分量が分析され、花の香りを混ぜた後の水分量を計算した上で花の使用量を算出します。最終製品の水分は8.5%以下に管理されます。
かたく丸い形に丸められている。それぞれの粒は白い毛で覆われた芽が含まれており、手に取ると重みが感じられます。茶葉は少し緑色で表面には白い毛が観察されます。
良質の茶は、形・色共に揃っております。低い品質の物は、粒のサイズが不揃いで、小さな粒や緩い粒が見られます。また、色に関しては、グレーや茶色に変色した粒が観察されます。
高品質のジャスミン茶はジャスミン花をほとんど含みません。ただし、少量のジャスミン花が含まれてるのは避けることが出来ません。この他、竹や砂などの異物が含まれていないことを確認して下さい。
乾燥茶葉からは新鮮なジャスミン花の香りがします。品質的に劣る製品は、香りの強弱に関係なく、新鮮なジャスミンの香りがしません。高品質のお茶の場合、ジャスミンの香りは3煎目まで残ります。また、ジャスミンの香りは茶殻からも強く感じられます。低品質の製品の場合、香料によりジャスミンの香り付けをしていることがあり、その場合、1煎目は香りが強く感じられるものの、2〜3煎目になると顕著に香りが弱くなります。
透明で、明るく、明るい琥珀色をしております。低品質のお茶の場合、茶色系の水色が観察されます。
とてもスムーズな口当たりで爽やかな香りが感じられます。ボディが感じられ甘い味が舌と口の中に暫く残ります。
茶殻は明るい黄緑色をしております。芽の色と長さは均一です。粒が水を吸収して開くと芽と葉がはっきりと見えます。手で触ると、芽は厚みがあり、柔らかく、弾力性があります。ジャスミン茶の場合、茶殻を見ることで品質は一目瞭然です。低品質の茶殻は緑色をしていなかったり、芽の代わりにある程度大きく成長した葉が用いられたりしております。加え、茶葉に赤い斑点や虫食い穴が多く見られる場合、原料及びその取り扱いに問題が合ったことを示しております。
ロンググラスは高級な中国緑茶を淹れる際、頻繁に用いられます。茶葉をよく観察するため、模様ない、ストレートでシンプルなグラスがお勧めです。予算に余裕がある場合、クリスタル製を検討してみてください。クリスタルの場合、透明度が高く、茶葉がとても美しく見えます。 淹れ方の基本は蓋椀と同じです。ただし、ロンググラスで淹れる場合、蓋をかぶせる必要はありません。
150〜200mlに対し3gの茶葉を準備してください。
写真のティースプーン一杯でおよそ3gです。
このような容器があると、茶葉をこぼさずに取り扱うことが出来便利です。
茶葉をよく観察するため、模様ない、ストレートでシンプルなグラスがお勧めです。
グラスにお湯を注いでグラスを温めてください。
10〜20秒ほど温めたら、グラスの水を捨ててください。
温まったグラスに茶葉を入れてください。茶葉を入れる際、指で触ると、香りが移ることがありますのでご注意ください。
グラスに茶葉が入っている様子です。底が隠れるくらいが目安です。
湯は高いところから上下して注ぐことで、急須の中の茶葉を湯で攪拌してください。そうする事で、茶葉が開きやすくなり、1ランク上の香りと味を楽しんで頂くことが出来ます。
お湯を注ぎ終わったらそのまま静かにお茶が抽出されるのを待ちます。ジャスミンの珠が開いていく様子はまるで花の開花のようです。
3分を程待ちます。茶葉が開き、辺りは爽やかなジャスミンの香りで満たされます。
飲む前に軽くグラスを揺らすことで、お茶の濃度を均一にしてください。
お茶鑑定用の容器で、茶葉をのせた写真です。良質の茶葉はお茶を淹れた後も、強い香りを放っております。茶葉はお茶以上にお茶の品質を語ってくれます。
蓋椀は白をお勧めします。白の場合、水色や茶葉をより美しく見せてくれます。蓋椀は3つのパーツ、皿、椀、蓋により構成されております。茶を淹れる際は必ず蓋をかぶせ、温度の低下を防いで下さい。
お茶を淹れる水には軟水を使用して下さい。硬水を使用した場合、お茶の味や香りを十分に楽しむことが出来ません。
湯は直前に沸かしてください。必ず沸騰させることが大切です。5分ほど沸騰させることで、水に含まれるカルシウムや塩素化合物を揮発させてください。沸騰していない水を用いると、カルキ臭く、せっかくのお茶が台無しになってしまいます。尚、あまり長時間沸騰しすぎると、水に含まれるミネラルの濃度が上昇し、硬水に近い性質に変わってしまうため、避けてください。
お茶を淹れる前に、グラスに湯を注ぐことで、容器の温度を高めてください。これによりお茶を淹れた際に温度を一定に保つことが出来ます。温めた後の湯は捨てて下さい。
お茶を淹れるさいには2段階に分けて湯を注ぎます。最初に少量の湯を注ぐことで、茶葉に十分な湯を吸収させ開かせます。ついで、必要量の湯を注ぐことで、茶葉から香りと味を効率よく得ることが出来ます。具体的な方法は以下の通りです。
このお茶は5〜7煎を目安にして下さい。
冷蔵庫に保管して下さい。冷凍庫はあまりお勧め致しません。その理由として、冷凍庫の場合、冷蔵庫よりも食品の劣化が起こりやすいためです。
冷蔵庫に保管される場合は、完全に密封した上でお茶を保管してください。そうしないと、冷蔵庫から取り出したときに環境中の水分が結露し、お茶が湿気る原因となります。尚、冷蔵庫には他の食品の香りが充満しているため、香りが移りやすく、お茶の品質を損ねるおそれがありますので厳重な注意が必要です。理想は、お茶専用の冷蔵室を用意することです。

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