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中国緑茶といえば、さわやかな香りと厚みのある旨みが特徴の龍井(ろんじん)茶が有名です。そして龍井茶といえば浙江省杭州市の一大産地、西湖地方で生産される、西湖龍井(せいころんじん/シーフーロンジン)が最高級と言われています。
では5つある高級西湖龍井の産地で最も質の高いお茶は?
それが、HOJOが取り扱う梅家塢龍井(ばいかうろんじん/メイジィアウーロンジン)なのです。
梅家塢龍井は獅峰龍井(しほうろんじん)と並び、龍井茶の最高ランクと評されています。獅峰産の龍井茶は土地柄重金属汚染が深刻化していることから、HOJOでは安全性と品質を両立する為に梅家塢龍井を選びました。その美味しさ、茶葉の品質、安全性についても最高レベルです。
HOJOでは、正式な品種(龍井43号)を使った、自然保護地区にある無農薬農園で栽培された梅家塢龍井を標準品質としてラインナップすることに成功しました。
梅家塢龍井は浙江省の杭州市にある西湖沿岸地域で作られております。龍井の名称は①お茶の品種(龍井43号)、②龍井という名称の井戸、③龍井寺に由来します。
龍井茶は水色、香り、味、茶葉の見た目において非常に優れていることから、大変高く評価されており、長持ちするデリケートな香りに加え、爽やかで、新鮮、芳醇で甘い後味を楽しむことが出来ます。
市場には多くの「龍井茶」が流通しておりますが、最高品質の茶はオリジナルの産地、龍井村で作られた物です。今日、龍井村以外でも、龍井茶が生産されておりますが、龍井村産のオリジナル品と比べると、気候や生産時のノウハウが大きく異なる為、製品の品質も大きく異なります。更に、浙江省の産地によっては町の中心部に位置している場合が多く、一部の龍井茶に関しては、重金属汚染が深刻な問題となっております。
HOJOでは自然保護地区にある無農薬農園で栽培された梅家塢龍井を標準品質としてラインナップすることに成功しました。
龍井茶は中国において歴史的にもよく知られるお茶です。生産の記録は1500年も昔に遡ります。宋の時代に陸羽により書かれた茶経にもその名前は登場します。
その昔、龍井茶と呼ばれる前は、山に由来した名称が一般的に用いられており、香林茶 (Xiang-lin-cha)、白云茶 (Bai-yun-cha)、宝云茶 (Bao-yun-cha)と呼ばれておりました。
元と明の時代になると、龍井茶は大変な人気を集め、最終的に宋の時代に「龍井」と命名されたそうです。
清の時代に皇帝の乾隆が狮峰山を訪問した際、龍井茶でもてなされ、その美しい外観、エレガントな香りと芳醇な味に感激したそうです。乾隆は僧に連れられてお茶の畑に立ち寄ると、18本の龍井茶の木が植えられておりました。乾隆が茶摘みを楽しんでいると、母親が病気につき、直ぐ都に戻るようにとの連絡が入りました。乾隆が宮殿に戻った際、懐に入っていた、何とも言えない良い香りに気づき、その茶葉でお茶を淹れ、母親に飲ませたところ彼女の病気はすっかり回復したそうです。
乾隆は非常に嬉しく思い、18本のお茶の木を皇室茶として認定しました。それ以来、龍井は皇帝への献上茶としての地位を揺るぎないものにしました。今日でもその18本のお茶の木は狮峰山に残っております。 これまで、龍井は十大中国茶のトップの地位を独占してきました。また、中国の「国茶」として、また常に海外からの要人をもてなすためのお茶として用いられております。今日では、緑茶の女王としての座を確立しております。
オリジナルの龍井茶は西湖のほとりにある龍井村で作られます。歴史的に龍井茶は、獅峰山(Shi-feng Mountain),梅家塢(Mei-jia-Wu)、翁家山(Weng-jia Mountain)、云栖(Yun-qi )、虎跑(Hu-pao )で作られておりました。今日では産地は、獅、梅、西湖とそのほかの地域で作られた浙江龍井に分類されます。
龍井茶の生産地は年間を通じて濃い霧に覆われております。良質の龍井茶を示す重要な要素に芳醇な味があります。この味はテアニンと呼ばれるアミノ酸に由来します。若い芽は高い割合のテアニンを含んでいるのですが、太陽の光を受けることでカテキンをはじめとするポリフェノールに生合成されます。他方、日光が十分に当たらなかった場合、生合成が進まないため、茶葉には豊富な量のテアニンが蓄積されます。龍井茶の産地は非常に霧が濃く、それ故に茶葉は直射日光が当たらず、アミノ酸が豊富な口当たりまろやかな性質を有しております。
最も優れた龍井茶は龍井43号という品種から作られます。この品種から作られたお茶は他とは明らかに異なる性質を有しております。形状は扁平、表面は滑らかで艶があり、茶葉先端と芽は真っ直ぐに延びております。色は非常にデリケートな緑色、エッジが黄色をしているのが特徴です。お茶を飲んだ際、口の中でデリケートな香りとまろやかな味が長く感じられます。更に、発芽が同時に起こり、不均一に伸びます。芽と葉は同じ色で同じサイズになります。これは高いグレードの龍井茶に求められる、良く整った形状の茶葉を作る上で重要な特徴です。
毎年、龍井43号の発芽シーズンは他のお茶と比べ7〜10日早くに起こります。中国では、早い時期に出荷されるほど、龍井茶は高い価格で取引される事から、他の茶葉よりも早く発芽する龍井43号は茶農家からも喜ばれます。
春、一芯一葉か、一芯二葉の茶葉を手で摘み取ります。芽の長さは、2.5〜3.0cmが最も良いグレードとされております。
清明(4月4〜5日)の前に収穫した芽から作られたお茶は明前茶(Ming-qian Cha)と呼ばれ、最も品質の良い龍井が作られると言われております。その後、谷雨の前に収穫された龍井は、雨前茶(Yu-qian Cha)と呼ばれ、明前に次いで良い品質です。
ベテランでも一日に1.0〜1.5kgの芽しか収穫することが出来ません。1kgには12万個の若い芽が含まれております。
加え、お茶を摘む際には以下の基準に基づいて行われます。
本物の龍井茶は龍井43号と言う品種から作られます。ところが、現実は、市場に流通している龍井茶の半数以上が、亜種又は全く異なるお茶から作られております。異なる品種で作られた場合、加工方法は全く同じでも、香り、味の点で本物とは異なる品質に仕上がります。本物の龍井茶を見分けるポイントは、茶葉の形状にあります。龍井43号の芽は、非常に特徴的な形をしており、2枚の葉(芽)が根本からも左右に広がっております。それに対し、オリジナルとは異なる一般的な龍井茶の場合、写真の通り、1本の中心芽に対し1本の側芽が伸びているだけのことが多く見られます。
摘採後の茶葉は室内の涼しい部屋に移動されます。春の晴れた日、3〜5cmの薄い層になるように茶葉を広げ、6〜12時間攪拌(かくはん)したり裏返したりせずに放置します。
この萎凋作業により、水分が徐々に蒸発し、茶葉の水分含量は70%まで減少します。茶葉の青臭い香りが抜け、苦味と渋みを減少し、重量あたりに含まれる甘み(アミノ酸)の割合を増加させます。
釜で茶葉を炒る最初の目的は熱による酸化酵素の失活と龍井の特徴的な茶葉の形に成形することです。高い温度かでは、非常に短時間で茶葉は加熱され、酵素が失活されます。釜の温度が80〜100℃に達したら100gの茶葉を釜に入れ、手作業により炒ります。最初の内は、茶葉を掴み、10cmくらいの高さからゆっくりと振るわせながら落とします。この作業には茶葉から効率よく水分を除去するために行われます。3〜4分間炒ることで、茶葉は柔らかくなります。この後の作業は、手で茶葉を釜に押しつけ、時々持ち上げてはバラバラと落とします。その後、押しつける力(圧力)を徐々に強めていきます。これらの作業は茶葉の形を整える上で重要な役割を果たします。茶葉は細長くフラットな形状に成形されます。熟練の職人は各作業のタイミングと圧力の強弱を良く把握しております。誤った動きや、早期における茶葉への加圧は茶葉を黒変させる原因となります。また、圧力が足らなかったり、加圧作業が遅すぎた場合、茶葉は形が整う前に乾燥してしまい、龍井特有の形状をえることが出来ません。
茶葉を12〜15分炒った後、水分含量が20〜30%になったところで、茶葉を釜から取り出します。
殺青された茶葉は15〜20cmの層に広げられ40〜60分間冷却されます。この時茶葉は再び水分を吸収し柔らかくなります。この現象は回潮と呼ばれます。
冷却が完了した後、柔らかくなった茶葉は選別にかけられ、こわれた茶葉、不揃いの茶葉を始め規格外のものが全て除去されます。
選別後の茶葉は0.7cm x 0.7 cmのふるいにかけられ、サイズに基づき選別を行います。
2回目の炒り作業は、茶葉の形を整え乾燥することが目的です。1回目の選別が完了した茶葉250g(4〜5回分)が集められ釜に投入されます。最初の温度は60〜80℃、茶葉に熱が伝わり、毛が目立つようになるまで加熱します。その後、温度を80〜90℃に増し、炒り続けます。毛が茶葉にはり付き、茶葉が扁平でスムーズな形状になった時点で温度を50℃に減らします。
炒り作業は最初の殺青と同じく、様々な動作によりとりおこなわれ、圧力は徐々に増加されます。合計25分で炒り作業は完了します。クリスピーで心地良い香りが立つようになった時点で作業は終了です。
扁平で表面には艶があり、真っ直ぐで先端が尖っております。茶葉は白い毛に覆われており、それらの毛は茶葉に密着しており、目立ちませんがお茶を淹れた際、毛は起きあがります。低い品質のものは、茶葉の全長が長く、形はあまり扁平ではなく、焦げ跡が目に付きます。茶葉の表面を観察した際、泡状の粒々があまりに多く見える場合は、加熱が過度に行われたことを示しております。尚、これら全ての条件を満たしていても、お茶の味が苦い場合は、良い品質とは言えません。
黄緑色、色が均一で、明るく、艶があります。低品質の製品は艶がなく、暗い緑色をしており、くすんで見えます。また、全体的に色が均一でなく、様々な色が入り交じっております。
全ての茶葉および芽は均一な形状をしております。低品質の茶葉は、壊れた茶葉を多く含んでおります。それらは様々な形やサイズの茶葉の混合物です。また、芽と葉が完全な対になっておらず、葉が枝からはずれている場合いが多く見受けられ、色に関しても薄い色と濃い色が混ざり合っております。
茶葉以外の異物、例えば繊維、竹、木片、砂や石を含みません。
乾燥茶葉は清香 (Qing-xiang)と呼ばれる緑の香りを放っております。 お茶を淹れると清香が感じられ、その香りはとても長続きします。尚、清香は栗のような香りにも感じられます。
明るく、透明で濁っておらず、わずかに緑色をしております。低品質の龍井茶は黄色かくすんだ黄色系の色をしております。
味は爽やかで、スムーズ、芳醇で後味が甘く感じられます。低品質のお茶の場合、渋みや苦味、不快な青臭い香りを伴います。
茶殻は新鮮で、明るく、均一な緑色をしております。葉は芽にしっかりと付いており、花びらのように見えます。指で触ると、茶葉は厚みがある物の柔らかく弾力性があります。低品質のお茶の場合、茶殻は破損した葉を多く含み、暗い緑色、又は、黄色をしております。また、茶葉のみで芽を含まない茶殻を多く含んでいる場合、茶葉表面に赤い斑点が見られることがあります。これらの赤い斑点は殺清前、茶葉の取り扱いが乱雑な為、部分的に茶葉がダメージを受け酸化したことを示しております。また、高品質の茶葉の場合、茶葉表面に虫食い穴がありません。
最も龍井茶に適した容器はロンググラスです。ロンググラスは高級な中国緑茶を淹れる際、頻繁に用いられます。茶葉をよく観察するため、模様のない、ストレートでシンプルなグラスがお勧めです。予算に余裕がある場合、クリスタル製を検討してみてください。クリスタルの場合、透明度が高く、茶葉がとても美しく見えます。
お茶を淹れる水には軟水を使用して下さい。硬水を使用した場合、お茶の味や香りを十分に楽しむことが出来ません。
湯は直前に沸かしてください。必ず沸騰させることが大切です。5分ほど沸騰させることで、水に含まれるカルシウムや塩素化合物を揮発させてください。沸騰していない水を用いると、カルキ臭く、せっかくのお茶が台無しになってしまいます。尚、あまり長時間沸騰しすぎると、水に含まれるミネラルの濃度が上昇し、硬水に近い性質に変わってしまうため、避けてください。
お茶を淹れる前に、グラスに湯を注ぎ軽く浸すことで、容器の温度を高めてください。これによりお茶を淹れた際に温度を一定に保つことが出来ます。
龍井茶の茶葉は扁平故、湯を入れた際に沈みにくく、そのためお茶を淹れるさいには2段階に分けて湯を注ぎます。最初に少量の湯を注ぐことで、茶葉に十分な湯を吸収させ開かせます。ついで、必要量の湯を注ぐことで、茶葉から香りと味を効率よく得ることが出来ます。具体的な方法は以下の通りです。
このお茶の場合3回まで淹れることが出来ます。一般的に、1煎目で緑の爽やかな香りと味を楽しみ、2煎目で甘みのある豊かな味をお楽しみください。それ以降に淹れたお茶は、香りがマイルドになりますが、口の中に残る爽やかなフィーリングをお楽しみいただくことが出来ます。
他の方法として、1煎目のお茶を全部飲みきる前、1/3程度お茶が残し、更に湯を足してください。この方法は簡便であるため、お茶を飲みながら仕事をする場合、あまり手が離せない場合に便利です。
冷蔵庫に保管して下さい。冷凍庫はあまりお勧め致しません。その理由として、冷凍庫の場合、冷蔵庫よりも食品の劣化が起こりやすいためです。
冷蔵庫に保管される場合は、完全に密封した上でお茶を保管してください。そうしないと、冷蔵庫から取り出したときに環境中の水分が結露し、お茶が湿気る原因となります。尚、冷蔵庫には他の食品の香りが充満しているため、香りが移りやすく、お茶の品質を損ねるおそれがありますので厳重な注意が必要です。理想は、お茶専用の冷蔵室を用意することです。

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