あまり人に聞けないカテキンの基礎知識

[2010.12.27] Written By

お茶、特に緑茶の中には、カテキンと呼ばれる物質が沢山含まれております。「カテキンって良く聞く名前だけど一体何者?菌の一種?」と思われている方も多いかと思います。カテキンとは化学物質の名前です。ドイツの学者がインドの植物(カテチュー)から最初に発見したことから、カテキンと命名されました。カテキンはポリフェノールと呼ばれる物質の一種で、フラボノイドとも呼ばれます。
ポリフェノールは英語でPoly Phenolと書きますが、ポリとは「複数」を意味する化学英語です。例えば、ポリマー、ポリ袋、ポリタンク等々あります。
フェノールとはベンゼン環にOHが付いた物を示します。つまり、複数のOHをもつベンゼンを化学構造に含んでいる物質を総称してポリフェノールというのです。
このポリフェノールですが、酸化することによりお互いに結合(重合)しあい、どんどん大きな分子になっていきます。丁度、クリップが沢山絡み合ったような状態になります。このポリフェノールが沢山くっついた物質をタンニンと言います。つまり、カテキン=ポリフェノールですが、カテキン=タンニンではありません。タンニンは茶色で紅茶の渋みはタンニンによる物です。
リンゴにも沢山のポリフェノールが含まれております。その為、リンゴを切って放置すると、ポリフェノールは酸化され、重合し、タンニンになります。ゆえに皮を向いたリンゴを放置すると茶色くなります。

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