スノージャスミン入荷 | お茶の専門店HOJO

長い間品切れが続いていたスノージャスミンが遂に入荷しました！
スノージャスミンの正式な名称は碧潭飄雪（へきたんひょうせつ）と言います。
私の店では、ジャスミンパールがとても人気があり、常に一番よく売れている商品です。
ただ、毎回毎回ジャスミンパールをリピートしているお客さんから、高くても良いから、最高に贅沢なジャスミン茶を飲んでみたいという声がチラホラ聞かれ、それに応えるべく発売したのがこのスノージャスミンでした。
このお茶は普通のジャスミンパールの倍の値段がするため、あまり売れないだろうと油断していたところ、昨年は一瞬で売り切れになってしまいました。
今年は春の時点で、緑茶を仕入れ、夏まで四川省にて保管して貰いました。
8月のジャスミンの時期に着香を行い、完成したのです。
今年は天気が良かったために、昨年とは比にならないほどに良い品質になりました。
このお茶の凄いところは、四川省きっての銘茶である「蒙頂甘露」という緑茶を使って作られております。
高い山で栽培されたお茶の、1cm位の小さな芽だけを使って作られており、大変貴重なのは勿論、喉に吸い込まれるような深い味わいと、スッと奥まで広がる香りを楽しんでいただけます。
唯一、頭が痛いのは、このところ、一部の中国緑茶の値上がりが続いており、スノージャスミンについても昨年と比べると原料価格が2割ほど値上がりしました。
円高などもあり、辛うじて昨年と同じ値段で発売することが出来ホッとしております。ただ、この調子で値上がりした場合、来年は値段調整しなければならないかも知れません。

著者・文責：北城 彰（Author：Akira Hojo）株式会社HOJO代表（CEO）

お茶の専門家として、中国、台湾、インド、日本のお茶を仕入れ、自社ブランドにて日本国内及び世界に販売。年間3ヶ月は中国台湾の現地に滞在し、生産管理、仕入れに従事。マレーシアの首都クアラルンプールThe Gardens Mallにて直営店HOJO Tea SDN BHDを運営中。

静岡県立大学大学院　食品栄養科学 修士（Master of Food and Nutritional Sciences）

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