1日3杯の紅茶が健康増進=がん予防に効果、骨も丈夫に-英研究者

[2006.08.25] Written By

【ロンドン24日時事】BBCなど英メディアは24日、1日に3、4杯の紅茶を飲むと健康になるという専門家の研究結果を報じた。心臓発作やがんの予防につながるほか、虫歯にならず骨も強くなるという。
報道によると、研究結果をまとめたのは、ロンドン大学キングズ・カレッジの研究者キャリー・ラクストン氏。紅茶は、果物や野菜が持つ良質な抗酸化栄養素を含み、3杯の紅茶にはりんご1個の約8倍の酸化防止効果があるという。

(時事通信) – 8月25日7時1分更新

上記記事はYAHOOに載っておりました。
お茶会社を経営している私としては、「烏龍茶から農薬!」と比べたら、とても嬉しい内容の記事です。でも、科学の視点(私も科学者のつもり)から見ると、まず思うのが、がんの予防になると言うけど、ガンの原因を無くさずして「紅茶が良い」、「ワインが良い」、「緑茶が良い」、「コーヒーが良い」、「チョコレートが良い」と言う主張は本当に意味があるのでしょうか?日本の番組でも次から次へと体に良いとされる食品が紹介されております。それを見た消費者は当然「なるほど~!」と思われ、試されているわけです。私の両親・親戚、皆そうです。

 

ガンに効くという食品やサプリが溢れているにもかからず、癌は増える一方

食品関係の学会に出ると、様々な食品成分がガンに効果があると発表されており、とても心強く思います。では、科学の進歩と研究活動の成果は本当にガンの発症率を下げているのでしょうか?「ガンに効く成分の発見」によりガンは減っているのでしょうか?いろんな食品がガンに効く事が解明されているし、体に良いという食品をどんどん食べているのだから、きっとガンは減る一途をたどっているはずですよね?結果は、国立がんセンターのガンによる死亡率の統計資料をご参照ください。

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資料:厚生省統計情報部 「人口動態統計」

なんと、悪性新生物、つまりガンは文字通り「鰻登り」ではないですか!?
これほどまでに、ガンに効くありとあらゆる成分や食品が報告され、試されているにもかかわらず、結果はむしろ悪くなる一方なのです!怖いですね。

癌の原因を知るには徹底した疫学調査が有効

これからはガンに効く成分をあれこれ探索するよりも、ガンの原因をより論理的・統計学的(疫学的)に解明していくことが必要ではないでしょうか?
論より証拠で、ガンは現実的に増えているのですから。一般的には食品添加物、排ガスを初めとする環境ホルモン、水、等々がガンの原因として考えられております。本当の原因を検証するためには、まさしく、疫学調査が必要なのです。例えば、排ガスが原因?と考えた場合、排ガスの少ない地方、例えば長野県、北海道の地方での人口あたりのガン発症率と、排ガスをより多く吸う可能性のある都市部における人口あたりのガン発症率の比較をします。

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悪性新生物年齢調整死亡率・主要部位別・年次別(昭和25年~平成7年)」

結果は、長野県のガンによる死亡率は低いですね。でも、注意すべきは、青森における男性のガンの死亡率は全国ワースト1です。北海道は東京都変わりませんね!北海道って確か東京より空気は綺麗だったはずですが・・・・?

偏見ですが、私は水を疑っております。勿論、原因の一つとしてですが。

日本の水道水には0.1ppm以上の塩素が含まれることが、条令で義務づけられております。ドイツででは、0.05ppm以下でないと駄目だそうです。何で、日本は逆なのでしょう?
塩素は微生物を殺します。水道水で金魚を飼うと死んでしまいます。そんな強力な塩素が人間にだけ安全なのでしょうか?しかも、水は毎日1リットル以上飲みます。
我が家では塩素を除去するための活性炭フィルターを入れることにしました。そんなに高いものではありません。全部で数万円だそうです。
そんなわけで、私がお茶を販売する際は、余り機能を全面に出した売り方をしたくないのです。それが本当に効果あるのなら別ですが・・
むしろ、「極めて美味しいお茶であること」そして、「非農薬汚染のお茶であること」に神経を集中しております。「高品質で安全なお茶」を「安全で美味しい水」で飲んでいただくのがベストだと思います。

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