月餅と相性抜群のお茶はこれ!

[2007.09.03] Written By

中秋の名月が近づくと、マレーシアの食品売り場は急に賑やかになります。各会社が競って月餅(Moon Cake)を販売します。お茶屋さん、中華料理屋、ホテル、一般のレストラン、スーパーなど、実際にどこでも月餅が売られています。私の会社にも何通も、「月餅を販売しませんか?」という手紙が届きました。

月餅の季節になると、主婦たちはどこの会社のが美味しいかについて熱心に議論します。今日もジャスコに用があって行ったのですが、入り口付近には10以上の出店があり、物凄い月餅合戦が繰り広げられていました。月餅の価格は1個RM8から20位です。結構高いです。

ところで、月餅と言えば、お茶です。激甘でしっとりした月餅の場合、お茶なしでは耐えられません。そのため、月餅の季節になると、お茶の売り上げも良くなります!実は、マレーシアの第二の新聞社であるニューストレイトタイムス(先日取材に来た新聞社)で、マレーシアの最高級ホテル3つが作った月餅を試食し、どれが美味しいかを評価する企画があるそうです。その際に、お茶をHOJO TEAから提供すれば、一緒に宣伝してもらえるという話がありました。

なんだか、よく分からない話ですが、「もちろん協力させていただきます!」と言ってOKをしました。具体的にHOJOのブランドがどのように出てくるのかは不明ですが、興味を示してもらえることは良いことです。

お茶の選択は私たちに任せられましたので、いくつか候補を挙げ、まずは自分たちで月餅と一緒に試飲しました。

甘いお菓子なので、日本茶も良いかと思いましたが、意外にも合わなかったです。日本茶を飲むと、月餅のネトネトした感じが洗い流されず、口の中がスッキリしません。「渋みが足りないのかな?」と思い、熱いお湯で淹れ、再び飲んでみましたが、やはり中途半端な感じがしました。

いろいろなお茶を試した結果、最も相性が良かったのは、凍頂烏龍炭焙というお茶でした。微かな火の香と、スッキリとした飲み心地は、まさに月餅のためのお茶と言っても過言ではありません。このお茶は日本ではまだ発売されていませんが、近々発売予定です(マレーシアでは販売しています)。

このお茶を購入している茶園では、凍頂烏龍茶の春茶が台湾のお茶品評会で特賞を受賞しました。その品質に自信を持っています。新聞社の担当者をどれだけ感動させることができるか、ドキドキワクワクしています。

PS:月餅のきれいな写真を撮ろうと思ったのですが・・・・気がついたらかけらしか残っておりませんでした。

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