お茶や料理の味が分からないのは銀歯が原因ではありませんか?

[2010.06.30] Written By

お茶の味は茶器により変わると言うことはブログで何度も説明しておりますが、その違いをお客さんに体験して頂くと、7-8割の人は即違いが分かってくれます。但し、2-3割のお客さんは何度飲んでも、何を飲んでも、味の違いが全く分かりません。何故なのでしょうか?

理由は3つ考えられます。

健康状態が良くないこと

健康を害すると、味の違いは判断できなくなります。
風邪をひいたときに、料理が美味しく感じられないのと同じ事です。
特に顕著なのが、抗生物質を飲むとお茶の試飲評価は出来ません。味の奥行きが感じられなくなります。

歯が痛いなどの、局部的な症状でも、集中力が失われるためか、味の違いが分からなくなります。
生活習慣病になりやすいような生活をしている人も、味の違いには疎い物です。

鉄の代謝が遺伝的に出来ない人、美食ばかりが続いて鉄分の取りすぎでも味覚がおかしくなります。鉄の代謝が遺伝的に出来なかったり、病気によって出来ない人の場合、献血をする前とした後では味覚能力が劇的に変わります。私のお客さんで遺伝的に鉄が代謝できない人がおり、毎月献血を行っております。献血前になると、どのようなお茶を出しても味の奥行きが全く分からないのですが、献血の後になると、まるで別人かと思うほどにお茶の善し悪しが判断できるようになります。

 

味に対してあまり注意していない

注意力が散漫で、人の話をあまり聞かない人。私が話し終わる前に話し始めてしまうような人は概してテイスティング能力が高くありません。本来味が分かるはずなのに注意力が散漫ゆえに味の違いが感じられません。
また、普段料理に対してあまり執着がない人は、味の違いにあまり興味が無く、むしろ香りに惹かれます。能力的には分かるはずが、微妙な味の奥行きに注意してないために、分からないというケースがあります。このような人には、集中力を高めることも含め、試飲のこつを教えてあげることで、改善されます。

 

銀歯が入っている

これは非常に深刻な問題です。銀歯を入れている日本人は多いと思います。欧米諸国ではデンタルIQが高いために、あまり銀歯を入れておりません。銀歯と言っても、実際には銀ではありません。「銀歯」はいろんな金属の合金です。時代や技工士によって使用する金属が異なります。意外でしょうが、「銀歯」が味を悪くすることがあります。これは劇的な変化で、かなり深刻な問題です。銀歯の場合、お茶だけでなく、口に入るありとあらゆる食品の味を変えます。

 

アルミを噛むとキーンと鳴るのは金属イオンが溶出しているから

「えー?本当に銀歯で味が変わるの?」と言う意見が聞こえてきそうですが、試しに、アルミ箔を噛んでみましょう。
「キーン」と非常に不愉快な感覚がします。これはアルミと銀歯の双方から溶出する金属イオンにより電気が流れるからです。つまり、銀歯からは常に金属イオンが溶出しております。

 

銀歯を樹脂製の歯にすることで食品の味が変わる

そんなわけで、銀歯を樹脂の白い歯に戻すのが、私の密かなマイブームです。これらの歯は保険がきかないので、一本数万円して、心も財布も痛いです。ただ、変化が実感できると、投資して良かったよ思えるようになります。

実は先日主要な奥歯3つの銀歯を除去したのですが、味がすごく変わりました。食べ物が美味しく感じられます。特に、お茶を普通に飲んでも、喉越しが前よりも感じられるようになり、大変満足しております。
茶器にお金をかけるのも良いですが、銀歯のある人は、まずは歯への投資を検討されては如何でしょうか?

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