赤土の機能を熟知していたグルメな縄文人

[2011.08.21] Written By

東日本大震災で神社の殆どが津波の被害を免れたという内容の番組を見ました。
津波の浸水地図と神社の立地がまるで重なるというのです。大変興味深い内容でした。

 

私の地元長野県の場合、勿論津波はありませんが鉄砲水(山津波)があります。
ある一定期間に大量の雨が降った場合、山が崩れて川をせき止めそれが巨大な鉄砲水になります。
私の地域でも、よくよく見てみると全ての神社や寺は、鉄砲水の被害が及ばない場所にあります。
実は神社だけではなく縄文人の遺跡も小高い場所にあることに気がつきました。
もしかしたら別の場所にもあったものの、流れてしまって存在しないだけかも知れません。
ただ、もう一つのポイントとしては、縄文人は土器と石器を作っており、その材料が出土する場所の近くに住んでいたという点です。
焼き物は、特定の土でないと作れないように思われておりますが、実は縄文人が作っていた低温焼成の焼き物は、赤土で作る必要がありません。
川や沼地周辺にある粘土でも出来るし、他にも土器を作るための材料はいくらでもあるはずです。
にもかかわらず、縄文遺跡がある場所は必ず赤土が豊富な場所で、更に、その地域は作物が大変美味しい地域でもあります。
縄文人は赤土の性能を知っていたのでしょうか?
私は彼らは赤土が食品を美味しくすることについて知っていたと思います。そうでなければ、赤土以外にもその他にいくらでも土器を作る原料はあったはずです。実際、縄文人が使っていた縄文土器でお茶を飲むとどんな味がするのでしょう?
とても興味深いテーマです。この答えを知るべく、実際の縄文土器を使って試してみました。
その結果は次回のブログで説明します。

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