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ミルクティとフグのひれ酒の意外な共通点
- [2013.07.08] Written By 北城 彰(Akira Hojo)
紅茶をストレートで飲むよりもミルクティにして飲むほうが好きという人も数多くおります。ミルクティーにすることで、紅茶に含まれるタンニンがミルクの乳蛋白と結合することで、渋味が緩和される、イギリスの水は硬度が高すぎて美味しく無いためにミルクを入れる方法が発展した等々様々な説がありますが、実際のところなぜミルクティが好まれるのか、説明してみたいと思います。
ミルクティーがおいしいと感じられるのはカルシウムによるボディが関係
春に摘まれた紅茶には渋味は殆ど有りません。とてもまろやかで、ストレートで飲んでもおいしいお茶です。春摘みの渋くない紅茶を、軟水でいれると仮定しても、ストレートよりもミルクティをおいしいと感じる人がおります。この理由ですが、ミルクによる味の改質効果が関係しております。ミルクには言わずとしれたカルシウムが含まれております。カルシウムにはボディを高める機能があります。つまり、ミルクをいれることで、お茶のボデイが劇的に増し、香りがより強く感じられ、甘味口の中に広がります。日本の水は、全体的にコクはありますが、ボディのない水が多いため、ミルクをいれることでお茶のボディが改質されると、お茶がとても豊に感じられます。このため、ミルクティを飲むと無意識においしいと感じるのです。なお、ここで言うボディとは、ミルクにより増すテクスチャーの事ではありません。ボディとは横に広がる感覚で、訓練すればで香りのみからもボディを評価することが可能です。
フグのひれ酒とミルクティの共通点
「フグのひれ酒」はご存じでしょうか?フグの骨をいれてお酒を飲みますが、これもミルクティと同じ原理が用いられております。以下、Wikipediaからの抜粋です。
食用魚の鰭(ひれ)をあぶり焼いて、燗酒にいれたものである。フグのひれ酒が代表的である。最初に切り落とした鰭を干し、強火で飴色にあぶり、コップなどにいれ、これに熱燗の酒を注ぐ。ふたなどをして鰭の香味が酒にうつるのを待って飲む。掻き混ぜても琥珀色に透き通るのが特徴であるとされる。酒に火を点じるという飲み方もある。かつて三増酒のような品質の悪い日本酒が幅を利かせていた時代、鰭は「二級酒を特級酒に変えてくれる」と評され、安い酒を美味しく飲む手段として定着した。日本酒の品質が向上した現在でも、ひれ酒は独特のコクと風味で根強い人気を持つ。
「二級酒を特級酒に変えてくれる」にご注目ください。特級酒という表現が正しいかどうかは別として、ひれ酒にすることでお茶の味は格段に豊になります。お酒にいれることで、骨のカルシウムが溶出することでボディが増し、また同時にひれに含まれる鉄分も溶出するために、コクも増します。Wikipediaの記述ではひれ酒は「独特のコク」と書かれておりますが、ひれ酒にすることで顕著に増すのはむしろボディだと思います。同じ事をお茶にしてみると面白いですよ!魚の骨、貝殻、珊瑚などをお茶にいれると、お茶のボディは劇的に増し、文字通り「おいしく」なります。
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