日照りで生じた対葉という茶葉から作られた独木春古樹生茶

[2015.05.28] Written By

独木春古樹生茶
独木春古樹生茶が入荷しました。このお茶は自然栽培茶にもかかわらず、値段が3000円/200gを切る比較的お手頃な価格のお茶です。普段飲み用、これからプーアル生茶に入門したいという人にお勧めです。

独木春古樹生茶

シーズンの一番最初に摘まれたお茶

独木春古樹生茶は雲南省の臨滄にある无量山で作られたお茶です。標高2000m前後の茶園にある自然栽培の老木から3月の20日頃に収穫されたお茶から作られました。2015年は異常気象ゆえにシーズンの始まりが遅く、臨滄地域においてお茶摘みがパラパラと始まったのが3月20日でした。私は3月の20日に雲南省に入ったため、一番最初に摘まれたお茶を仕入れる機会に恵まれました。

独木春古樹生茶

独木春古樹生茶はパッチワークをしたかのようなカラフルな外観をしております。

対葉と呼ばれる芽のない茶葉

2015年は冬の後に乾燥が続いたため、シーズン始めは芽がない対葉と呼ばれるお茶が目立ちました。今回の独木旬も芽のないお茶が多く含まれており、それゆえに安価な仕入れ価格を実現しました。
ただ、乾燥時に収穫されたお茶は非常にゆっくりと成長していることから、味はしっかりとしており、私にとってはある意味掘り出し物のお茶でした。

独木春古樹生茶

芽のない対葉

烏龍茶を連想する香り高いフレーバー

独木春古樹生茶の特徴は、非常にふくよかなボディと烏龍茶を連想するようなフルーツの香りです。殺青を軽めにやっていることから、乾燥時に微発酵が進みそれがフルーツの香りを生み出しております。それゆえに、茶葉を見るとややカラフルな色合いが見て取れます。

独木春古樹生茶
口にいれると、香りが広がり、お茶を飲み込んだ後にじわじわとフルーツの香りが広がります。しっかりと作り込まれたプーアル生茶は新茶の状態では殆ど特徴的な香りがありません。反面、独木春古樹生茶は殺青が軽目であるために香りが比較的はっきりとするため、飲みやすく、プーアル生茶の初心者にも、また、普段から沢山プーアル茶を飲まれるお客様にお薦めです。

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