
- ホーム >
- お茶のランキング-おすすめ
冬におすすめの紅茶3つ
- [2013.02.15] Written By 北城 彰(Akira Hojo)
寒い日々が続いていることもあり、HOJOの通販サイトではこのところ紅茶が人気です。
紅茶と言ってもいろんな種類があるため、ついついリスクを避け、知っている紅茶を選んでしまうひとが多いように思います。そこでHOJOのラインアップの中から、ハズレにくい、お勧めの紅茶を3つ紹介したいと思います。
広西紅茶
この紅茶は絶対に外せません。なぜならば、バランスが非常に良いからです。
品質、香りの種類、発酵の制御、価格、どれを取っても80点のお茶です。
中国の広西壮族自治区という99%の人口が少数民族により構成される地域で開発された、凌雲白毫という品種から作られます。
この品種は甘い香りを生み出す品種で、やわらかく、花のような、蜜のような自然な香りが、これまでの中国紅茶のイメージを良い意味で覆してくれます。
ミルクティーにも絶大な相性
この紅茶はミルクティにも合います。私が販売するお茶はもともとミルクティーを対象として考えておりませんが、良い紅茶だからこそミルクティーにしたときにその違いが際立ちます。紅茶のミネラルがミルクまでもをやわらかくしてくれ、とろけるような、形容するならシルクのようなミルクティになります。全く渋味が無く、元々のお茶の甘みがあるため、砂糖は少なめでも十分です。
ダージリンレイトハーベスト
このお茶はダージリンのオータムティの中でも、多くの茶園がシーズンオフ入りした冬に作られたお茶です。
朝晩の温度が0度に近くなった11月の下旬に収穫された茶葉から作られます。寒さにじっと耐えた茶葉から作られるだけあって、まるでアイスワインのような濃厚で柔らかい飲み心地のお茶です。正に、「樹上発酵」いう言葉をあてはめたくなるようなお茶です。
このお茶はオータムティの中でも特に深く発酵されております。濃厚なフルーツ系の香り中にほのかにスパイシーな香りがし、そして最後に柑橘系のレモンのような香りがふわっと感じられます。このお茶はとても人気があり、リピート率の高いお茶です。
金螺
このお茶は実はあまり売れておりません。おそらく、値段が比較的高い点、誰も名前を聞いたことがない点、私もあまり積極的に紹介しなかった点が原因かと考えております。実は、金螺は2012年に仕入れた紅茶の中でも、私が特に力を入れたお茶で、良質の茶葉を仕入れるために、広西凌雲の山まで行き、1週間も過ごしてきたほどです。
なぜそこまでこだわったかというと、このお茶には他のお茶にない個性的な香りがします。まるでダマスクローズのような、乾燥フルーツのような、他の紅茶では経験したことのないような独特の香りがします。
ただ、どの金螺もこの香りがするかというとそうではなく、3月〜4月の上旬摘みのお茶のみがこの独特の香りを生み出します。更に、原料と生産技術の両方がコラボレーションしないことにはこの香りは引き出せません。
現地では何十種類というバッチを評価し、最終的に選び出したのが現在販売しているバッチです。
ローズのような香りの秘密はその製法に
この独特の香りを出すために、発酵が終了したお茶は、低い温度で何時間も焙ります。焙ることで茶葉が熟成され、まるでプーアル茶を熟成させたようなフルーツ系の香りが形成されます。
香りを無意識に嗅ぐと、少しブランデーのような香りにも感じられます。
1,Twitterをフォローする。2,FaceBookで「いいね!」を押す。3,メールマガジンに登録する。という3つの方法で、お茶に関する最新情報をキャッチすることができます。今すぐ下のツイッターフォローボタンや「いいね!」をクリック!
メールマガジン登録で無料サンプルをもらおう!
- メールマガジンにご登録いただくと無料のサンプル茶葉のプレゼントや希少商品の先行購入など様々な特典がございます。ソーシャルメディアの購読だけでなく、メールマガジンへのご登録もお忘れなく!
- 自社開発した新製法にて自分たちで仕上げた野生紅を発売
- 野生紅のロットが2024年産に切り替わりました。 通常であれば特にお知らせすることはありませんが、今回の切り替えには大きな意味があります。 2024年産の野生紅から、私たちが開発した新しい製法を用い、私たち自身の手で作っ …
- ミャンマー国境隣接地域産 鎮康古樹熟茶2022 発売
- 鎮康古樹熟茶2023を発売しました。 普段飲みに適した価格帯のお茶を目指し、非常に僻地の産地から茶葉を仕入れています。 https://hojotea.com/item/d154.htm ミャンマーとの国境を接する鎮康県 …
最新の記事 NEW ARTICLES
自社開発した新製法にて自分たちで仕上げた野生紅を発売
- 野生紅のロットが2024年産に切り替わりました。 通常であれば特にお知らせすることはありませんが、今回の切り替えには大きな意味があります。 2024年産の野生紅から、私たちが開発した新しい製法を用い、私たち自身の手で作っ …
ミャンマー国境隣接地域産 鎮康古樹熟茶2022 発売
- 鎮康古樹熟茶2023を発売しました。 普段飲みに適した価格帯のお茶を目指し、非常に僻地の産地から茶葉を仕入れています。 https://hojotea.com/item/d154.htm ミャンマーとの国境を接する鎮康県 …
祁門紅茶の再入荷
- 暫く品切れになっていた祁門紅茶が入荷しました。 https://hojotea.com/item/b01.htm 祁門紅茶工場産の祁門紅茶 祁門紅茶は安徽省祁門県産の紅茶で、世界的にも知られる銘茶のひとつです。祁門県には …
フルボディの高級熟茶、忙肺古樹熟茶2023 200g餅茶を発売
- 忙肺古樹熟茶2023を発売しました。当店の熟茶の中でもトップレベルの非常に高品質な熟茶です。 臨滄市永徳県を代表するプアール茶の名産地 忙肺(Mang Fei)は、漢字の意味だけを見ると奇妙な地名ですが、もともと当地の少 …
火地古樹生茶 2022を発売
- 火地古樹生茶 2022を発売しました。 数年間の熟成を経て、爽やかで透明感のある甘い香りが際立つお茶です。 高山の自然栽培茶園産 火地は私達がお付き合いしている農家が保有する、臨滄市南西部に位置する永德県の標高2100m …
東山生茶 2024の散茶を発売
- 東山生茶 2024の散茶を発売しました。実は、東山の散茶を販売するのは今回が初めてです。 https://hojotea.com/item/d63.htm 雲南省臨滄市鎮康県の高山地帯で収穫された老樹茶 東山生茶2024 …
なぜお茶は渋いのか?渋味の原因と仕組みを紐解く
- お茶には渋味を全く感じないものもあれば、非常に強い渋味を持つものもあります。では、この渋味の原因は何なのでしょうか?ここでは、渋味の原因とそのメカニズムについて解説します。 渋味の原因 渋味は、お茶の成分が口腔内のタンパ …
鳳凰単叢老欉蜜蘭香 2023を発売
- 鳳凰単叢老欉蜜蘭香2023を発売しました。 https://hojotea.com/item/houou.htm 鳳凰単叢は広東省潮州市を代表する烏龍茶で、老欉は樹齢の高い茶樹から収穫された茶葉を使ったお茶を指します。 …
湯を沸かす熱源によって変わるお茶の味香り
- お茶を淹れる際に使うお湯ですが、やかんの材質によってお湯の味が変わることはよく知られておりますが、実は、やかんの材質以外に、湯を沸かす熱源の種類によっても味が大きく変化することをご存じでしょうか? 同じヤカンでも、熱源に …
棠梨山古樹熟茶2023を発売
- 棠梨山古樹熟茶2023年(とくりさん)を発売しました。 https://hojotea.com/item/d155.htm 棠梨山は中国語でTan Li Shanと発音し、永徳県の中心地である徳党鎮の北側斜面に位置する山 …
- HOJO通販新着
- 特集
- メールマガジンバックナンバー
- お茶の種類
- お茶の産地
- 茶器・急須
- お茶のコラム-雑学-歴史-文化
- お茶を楽しむ
- お茶の作り方-製法
- お茶の品質を決める各種要素
- お茶の成分と効能
- お茶の安心と安全
- 食品
- お茶ビジネスの運営・記録
- 趣味活動
-
お茶のランキング-おすすめ
- お茶に関する動画
- お茶に関するQ&A
- メディア掲載

- an anにてジャスミンパールが紹介されました。
- an an 「マガジンハウス出版」 No.1865、2013年7月24日号「夏のお取り寄せ」特集で弊社のジャスミンパールが紹介されました。
- マレーシアの全国紙 “Star Newspaper”に掲載して貰いました。
- 先日、マレーシアの全国紙「Star Newspaper」でHOJOの特集をしてくれました。 Starはマレーシアで最も購読数の多い新聞で、マレーシアのメディアでは最も影響力の大きな新聞です。 新聞の内容は、茶器によりお茶 …

住所:Lot No. T-215, 3rd Floor, Mid Valley City, Lingkaran Syed Putra 59200 Kuala Lumpur