先日、ワインの専門店のオーナーから、一緒にワインの試飲をしないかとの誘いを受けました。

私はワインの銘柄には詳しくないのですが、ワインの試飲は基本的にお茶と変わらないので、優劣を見極めることに関しては自信があります。
今回試飲させて頂いたのは、フランス産の赤ワイン各種で、名前は忘れましたが、ボトル1万円相当のワインでした。
ワインもお茶と全く同じで、品質が上がるにつれ、味の深みが増します。
出来の悪いワインの場合、トップノートが強く、香りが鼻先で一気に感じられますが、喉越しが全くありません。
ソムリエの友人が言うには、良いワインはオークの樽で熟成されており、樽の材料となるオークの産地によっても、後味の強度は大きく変わるし、同時に、原料となるブドウの木の樹齢が古く、標高も高いほど質が良くなるそうです。
これらの要素はお茶と全く同じで、オークの質とは、オークに含まれるミネラル量により左右され、樹齢はミネラルの吸収量に関わる根の表面積を左右し、標高は成長速度を左右し、速度が遅いほどミネラルは濃縮されるわけです。
tree.gif
年によっても出来の善し悪しが左右されますが、当然、雨が少ない年の方が良いわけです。雨が多いと、木はすくすくと成長します。根から吸収されたミネラル分は、限られているため、成長が早いほどより多くの葉に分散され、ブドウの取り分は少なくなります。
標高
試飲の際、実は朱泥の茶器を持参しました。
あえて今一の銘柄を選び、朱泥にさっと通し、ソムリエに飲んでもらったところ、あまりの品質の変貌ぶりにとても驚いておりました。
朱泥を通したワインは、後味が一気に増し、フルボディになっておりました。

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