広西壮族自治区で紅茶・緑茶・六堡茶の仕入れ | お茶の専門店HOJO

四川での緑茶の買い付けの後は、広西壮族自治区へと移動しました。
広西は広東省と雲南省に挟まれた省です。
広西は人口の9割以上が、壮族という少数民族により構成されており、ゆえに壮族自治区と呼ばれます。

紅茶を蓋碗で淹れている壮族の女性
マレーシアクラルンプールの華僑の多くが実は広西出身です。その証拠に、KLには広西協会が沢山あり、また、料理も広西の料理と非常に似ております。

マレーシアのカレーミーの原型：広西ではあちこちで食べられます。

広西も広東も「広」という文字が付くため、広西も広東の一部と勘違いされている傾向があり、KLの中華系の人はその殆どが、自分は広東出身と言います。
「広東のどちら？」と聞くと、桂林とか、南寧と言う答えが良く返ってきます。「それって、広東じゃなくて広西じゃん！」と思うのですが、多くの人が桂林も南寧も広東省だと勘違いしております。

広西には孫悟空が出てきそうな岩山が至るところにありました。

広西というと、3つの種類のお茶があります。
緑茶、紅茶、そして六堡茶です。
今回の出張では、これら3つのお茶の産地を回り、様々なお茶を仕入れました。

広西での移動は全てバスでした。1日、5−8時間はバスに乗りました。現地ではバスは移動手段だけでなく、配達手段も兼ねております。写真は広西で見た「アヒルバス」。衝撃的でした。

著者・文責：北城 彰（Author：Akira Hojo）株式会社HOJO代表（CEO）

お茶の専門家として、中国、台湾、インド、日本のお茶を仕入れ、自社ブランドにて日本国内及び世界に販売。年間3ヶ月は中国台湾の現地に滞在し、生産管理、仕入れに従事。マレーシアの首都クアラルンプールThe Gardens Mallにて直営店HOJO Tea SDN BHDを運営中。

静岡県立大学大学院　食品栄養科学 修士（Master of Food and Nutritional Sciences）

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