当店にお越しいただき、ありがとうございます。HOJO代表の北城彰です。中国茶販売から紅茶まで、お茶のことならお任せください。
▼ 北城のプロフィール
こちらのリンクをクリック>>中国茶の入れ方や、新着情報、読者限定のお買い得な販売情報も発信。
仕入れ価格との調整のため、8月よりお値打ちパックの値段のみ53000円に改定させて頂きます。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
|
東方美人の場合、例え品評会入賞レベルのお茶でも、ボディが弱く、スッキリとした飲み心地である反面、飲んだときに香りの広がりが弱めに感じられる傾向があります。これは東方美人の産地の土壌にカルシウムを始めとするアルカリ性のミネラルが不足しているためと推察されます。もちろんそれはそれで東方美人の個性であり、それを美味しいと思う人は大勢おります。一方、蜜香黄金芽の最大の特徴は、凍頂山産であることです。これが何を意味するかというと、凍頂山の土にはアルカリ分が多く含まれているためお茶に強いボディが感じられます。その結果、蜜香黄金芽には香りの広がりが強く感じられ、甘い香りが非常に豊に感じられます。また、青心烏龍から作られているため、東方美人のような蜜香に加え、伝統式凍頂烏龍のような柑橘系の果物の香りをあわせもつのが蜜香黄金芽の特長です。
茶葉も、水色も、あまりに美しく、見ているだけでも心躍るようなお茶です。水色は澄み通った黄色、それはまさにシャンパンのようです。ワイングラスやオシャレなティーカップ等、自分なりの「スタイル」を開発してみるのも楽しいですね。
東方美人と言えばウンカ。ウンカに噛まれた茶葉だけを集めお茶に加工することで、マスカットのような香り(マスカテルフレーバー)がすることで有名です。
蜜香黄金芽の場合、東方美人よりも更に広範囲に渡りウンカが噛んだ茶葉のみが、注意深く手作業により摘まれます。その茶葉は黄色く、まるで黄色く熟した果物のようです。
更に、収穫も東方美人よりも早い時期に行われます。本来はウンカが大量発生しない春、特定の茶園だけはウンカが発生し、未だ柔らかい茶葉へと飛来します。これが蜜香黄金芽の最大の特徴である、柔らかい春の花を思わせる香りと、柔らかく甘い味を作り出しているのです。
このお茶は1ヘクタールの茶園から20kgしか作ることの出来ない超希少茶。実は台湾でも珍しく、地元の新聞にも載りました。黄金芽とは、金にも匹敵するような貴重なお茶にのみ許される名称なのです。
新聞の影響で、バイヤーが殺到したのですが、生産者は結局誰にも売りませんでした。最終的に、売る相手は彼が決めるというスタンスで、少ない在庫は徐々に減って行きました。私たちは5kgのみ購入することを許され、その内2kgのみを日本国内販売用に購入しました。数量限定の超高級茶がHOJOのラインアップに加わった瞬間でした。
3gの茶葉で3~4煎、ティカップに換算すると4杯以上のお茶を淹れることが出来ます。お湯を注ぐたびに立ち上る、上品なマスカテルフレーバーをお楽しみください。
東方美人の究極の品質と言うべきお茶です。贅沢な原料を用いて作ったのが本製品です。茶葉は凍頂山頂に位置する完全無農薬茶園で栽培されます。
東方美人の収穫は夏に行われるのに対し、このお茶は春に収穫されます。当然春摘みの芽の方が柔らかく、味香りも優れておりますが、ウンカは春には殆ど発生しないため、春摘みの茶葉でウンカの攻撃を受けた茶葉を入手するのは非常に困難です。更に、本製品を作るための茶葉は、東方美人用の茶葉より更に厳しい基準で選ばれます。東方美人用の茶葉とくらべ、より黄色になっている茶葉だけが摘み取られます。このため、一般的な東方美人と比べると、より強いフルーツの香りが感じられます。
以上の厳しい基準故、1ヘクタールの茶園から20kgしか製品が出来ません。まるで高級なシャンパンを思わせる香りと味わいは、一度飲んだら忘れられない美味しさです。
その昔、茶農家が忙しさ故、茶園を放置したところ、茶葉はウンカの大群に襲われ、茶の若葉は黄色く変色してしまったそうです。農家では茶葉があきらめきれず、ウンカの影響で変色し変形した茶葉を収穫し、お茶に加工したそうです。その結果、偶然にも甘いフルーツの香りのするお茶が出来てしまったのです。
このお茶は、ヨーロッパで爆発的な人気を博し、当時はフォーモサティと呼ばれました。現在の東方美人の原型と言われております。
しかしながら、フォーモサティ=東方美人ではありません。台湾における東方美人の製法は年々変化しており、年配の人は皆、昔の東方美人の作り方は現在の作り方とはかなり異なっていたと言います。お茶の専門家によると、当時のフォーモサティーは発酵度が弱く、現在の東方美人よりも緑色をしていたとのことです。
蜜香黄金芽は、東方美人と比べると、緑色の部分が多く、フルーティな香りも一段と強いのが特徴です。もしかすると、その昔ヨーロッパでブームを巻き起こしたフォーモサティーは、現代の蜜香黄金芽にそっくりのお茶だったのかもしれません。
黄金芽という名称は、お茶によっては、見た目が金色の茶葉の名称として用いられる場合がありますが、台湾では「黄金芽」という名称は大変貴重なお茶に対して、「金に匹敵するほど貴重」との意から用いられる名称です。
茶園は台湾の南投縣鹿谷の凍頂山の山頂付近に位置しております。凍頂山と言えば凍頂烏龍が有名ですが、凍頂烏龍の最大の特徴は強いボディです。 これは凍頂山付近の土壌に含まれるミネラルが関係しており、ボディが強いことから口の中全体に香りが拡散し、まるでお花畑にでもいるようなふくよかな香りがします。
蜜香黄金芽は青心烏龍という烏龍品種から作られます。東方美人と同じく、ウンカと呼ばれる2mmほどの緑色をした昆虫の攻撃を受けた茶葉のみから作られます。ウンカは無農薬の茶園のみに選択的に飛来します。
茶園は無農薬で管理された場合、生産性が極めて落ちます。加え、使用できる茶葉はウンカに噛まれ、黄色く変色したものだけに限られているため、茶葉原料自体が希少であり、十分な量を確保することが出来ません。
更に、夏に収穫される東方美人に対し、本製品は春に収穫が行われます。春は夏と比べてウンカの飛来が少ないため、ウンカに汁を吸われ黄色く変色した茶葉の確保は益々限られます。
1芯2葉の黄色く変色した茶葉だけが摘み取られるわけですが、蜜香黄金芽を作るためには、東方美人用の原料と比べ「より黄色くなった茶葉」のみが用いられます。これらのあまりに厳しい摘採基準故、1ヘクタールの茶園から作ることの出来るお茶はたったの20kgだけです。
飛来したウンカは、最も美味しい若葉の汁を吸います。ウンカがついた茶葉は、黄色く変色し強烈なフルーツ香を作り出しますが、このメカニズムは未だ解明されておりません。私たちは、虫の攻撃を受けた茶葉は、人で言う抗体のような物質(植物の場合はファイトアレキシンと呼ぶ)を生合成すると推察しております。
一般的に知られているファイトアレキシンの1つにテルペノイドと呼ばれる低分子の物質があります。これらの物質は、果物の香りがすることでも知られており、もしかすると、本製品の香りと関連性があるかもしれません。
収穫後、茶葉は日光下、地面に広げられ萎れさせます。これを日光萎凋と呼びます。栽培地は標高が高いことから、薄曇りの天候の日が多く柔らかい日光が茶葉へと降り注ぎます。天気が良く、日差しが強い場合、黒のメッシュシートを茶葉の数メートル上に張ることで、日光を和らげます。
日光萎凋を行うことで、茶葉内の水分が蒸発し、緩やかに発酵が開始されます。茶葉は徐々に柔らかくなり、爽やかな香りを放ち始めます。
烏龍茶の発酵方法は紅茶とは大きく異なります。日光萎凋の完了した茶葉は、エアコンの効いた室内へと運び込まれ、シートの上に撒かれ、冷やすと同時に水分の蒸発を促します。蜜香黄金芽用の茶葉は、通常の烏龍茶(1芯3-5葉)と異なり、1芯2葉だけが用いられるため、茶葉に含まれる水分量が高く、ゆえにより長時間の萎凋が行われます。長時間萎凋を行うことは、同時に、成分の加水分解や酸化を促進し、これにより特有の甘い後味が形成されます。
室内茶葉は竹で出来た笊の上に撒かれ、広げられます。笊の上に広げることで発酵を促し、再度、茶葉を持ち上げては、「斜めにした笊に落とす」、「静置して発酵」を繰り返します。
蜜香黄金芽の発酵は標準的な烏龍茶よりも長く行われます。但し、茶葉が若くもろいため、作業は全体的に穏やかに執り行われます。
発酵が完了した茶葉は、加熱され、熱で酵素を失活することで、発酵を停止します。テンポ良く発酵を止めなかった場合、茶葉の発酵はその後も進行し、紅茶に近い風味になってしまいます。
攪拌の回数、静置する時間は茶葉の水分量、香り、色を基準に決断されます。この微妙なタイミングは職人たちの決断により決断されますが、この「決断」烏龍茶の品質を大きく左右します。職人たちは「親方」の指示で動きます。この親方の優劣により、烏龍茶の香りは大きく左右されます。優れた品質を安定的に得る為には、優れた親方と付き合わねばなりません。
東方美人と同じく、布で包んで揉む、「包揉(ほうじゅう)は行いません。若い茶葉が用いられているため、強い揉捻は茶葉を壊してしまうばかりか、苦味や渋みが増すため、手作業中心の穏やかな揉捻が行われます。
揉捻を行う過程で、茶葉の温度は次第に下がって硬くなり、クリスピーナな状態に変化します。その場合、60-80℃の加熱を行うことで、茶葉を柔らかくし、揉捻を継続します。揉捻が弱すぎると茶の味があまり感じられません。また、強すぎると、味に雑味が感じられたり、茶葉が壊れたりする原因になります。
茶葉の状態、その日の天気、その他様々な要素を考慮に入れ、一連の作業の条件を適時変更するのが大切であり、それが「親方」の力量です。
揉捻が完了した茶葉は、乾燥機で乾燥され水分を5%以下に落とし完成となります。
保存は常温で行われ、冷蔵庫で保存する必要がありません。このお茶は、年月が経つほど熟成が進み、より円やかな口当たりと、気品有る香りになると言われております。湿度を避け、直射日光の当たらない場所に保管してください。
赤、白、黄、緑、茶の5種類の色から成り、白い産毛の芽が目を惹きます。特に、緑色の茶葉が美しいのが特徴です。但し、熟成が進むにつれ、緑色は徐々に退色し、一般的な東方美人の色に近づきます。
良質なお茶は茶葉の形状及びサイズが揃っております。形状の均一性は、高い製茶技術と良質な茶葉を使用していることを示しております。
茶葉以外の異物、例えば繊維、竹、木片、砂や石を含みません。
お茶を淹れたとき非常に強いフルーツの香りがします。フルーツや花に近い香りがし、複数回お茶を淹れてもその香りは持続します。
明るく、透明な黄~オレンジで不純物を含みません。
鼻に抜ける香り、円やかな飲み心地と上品な甘い後味が特徴です。
茶葉が完全な1芯2葉の形状を保っており、破損した茶葉が少ないことが特徴です。また、同じ1芯2葉の茶葉でも、シーズンの終わりに収穫された茶葉はサイズが一回り大きく、シーズンの最初に摘まれたお茶とは香りの質・強度の点で異なります。低品質の茶葉に割れが多い原因は、主に乾燥のし過ぎによる水分ロスによるものです。水分の低下に加え、原料茶葉が貧栄養状態で育った場合、或いは過度に成長しすぎた茶葉を原料に用いた場合、原料茶葉の水分量が少なく、容易に乾燥されてしまうため、割れの原因となります。
右の写真は東方美人と蜜香黄金芽の茶がらを比較したものです。収穫時期が早いほど、茶葉のサイズは小さくなる傾向があり、サイズの小ささ=高級の要素の一つと定義することが出来ます。私たちの東方美人は6月に収穫された茶葉から作られており、茶葉のサイズは小さく、形も整っており、品質としては高い水準を維持しております。
ところが、蜜香黄金芽と比較すると、茶葉のサイズの違いは一目瞭然です。蜜香黄金芽は早い時期に収穫され、茶葉のサイズは極めて小さく、所々に緑の葉が混じります。本写真の茶葉の色に多少むらが見られますが、熟成が進むにつれ茶葉の色は次第に均一な色へと変化し、どちらかというと紅茶に近い色へ近づいていきます。
烏龍茶は、香りと味のバランスがとれたお茶です。また、タンニン及びポリフェノール量が少ないことから、刺激性が少なく、お茶を飲むと腹痛が心配という方でも、安心して飲めるお茶です。
蜜香黄金芽は、香りが極めてフルーティで且つ、甘い後味が特徴の飲み心地です。そのため、食後のデザートと共に、或いは少し贅沢なティータイムに如何でしょうか。
烏龍茶の淹れ方は非常にややこしく、苦手という方も少なくないかと思います。しかしながら、淹れ方の理論さえ理解してしまえば、実際、そう難しい物ではありません。
まず、煮立った熱いお湯を用いてください。必ず、お茶を淹れる直前に湯を沸かすようにしてください。湯を沸騰させることで、塩素等の水道水に含まれる有機物を揮発させるのですが、長時間沸騰し続けた場合、水(特にヨーロッパ系の水)によってはミネラル分が濃縮される為に逆効果になることがあります。
沸騰させた湯を80-85℃まで冷ましてから用いて下さい。沸騰した湯で淹れた場合味も香りも強く出ることから、その方が好みという方もおられるようですが、80-85℃で淹れた東方美人は円やかで蜂蜜をお湯に溶かして飲んでいるかのようにデリケートな味がします。
烏龍茶を美味しく飲んで頂くため、お茶を淹れる温度には特にご注意下さい。必ず、沸騰している熱湯を用い、茶葉を急須に入れる前に、急須を熱湯で温めることで温度の低下を防いで下さい。
ポット(急須)はガラス製又は瀬戸物製が適しております。
まずポットに沸騰した湯を注ぎ、温めます。冷たいにいきなり茶葉を入れ、湯を注いだのでは、温度が下がってしまうため、事前に熱してください。
ポットの湯をピッチャーに移し、今度はピッチャーを温めてください。
通常25mlに対して1gの茶葉が用いられます。標準的な急須は150mlの容積があります。この場合6gの茶葉が必要になります。テーブルスプーンの場合は2杯です。
このような容器があると、茶葉をこぼさずに取り扱うことが出来便利です。
温まった急須に茶葉を入れてください。茶葉を入れる際、指で触ると、香りが移ることがありますのでご注意ください。
ポットの中に茶葉が入っている様子です。目安としては、底が茶葉で隠れる程度です。
茶葉全体に湯が行き渡るようにゆっくりと注いで下さい。
1煎目は55秒間蒸らします。
待っている間、先ほどピッチャーにうけた湯をグラスに注ぎ、グラスを温めてください。
茶を低いところからピッチャーに注いでください。直接、グラスに注がれる場合、何回かに分け、交互に注ぐことで各グラスの濃度を均一にしてください。初心者の場合、ピッチャーを使われることをお奨めします。
最後の一滴まで注いでください。最後に残ったお茶には美味しさが凝縮されております。また、茶葉から完全に湯を除くことで2煎目以降を美味しく淹れて頂くことが出来ます。
グラスの湯を捨てて、お茶を注ぐ準備をしてください。
注ぐときの基本は右側から左へ注いでください。一番、右側がお客様、或いは、目上の人用、一番左側が自分用です。
高級な紅茶なので、沢山注ぐのではなく、少なめに注ぎ、香りを楽しみながらご賞味下さい。
透明度の高い、クリスタルのグラスで飲むのをオススメします。
これまではグラスを例に飲み方を説明してきましたが、英国風ティーカップ、中国風の湯飲み等、お好みに応じお選びください。
お茶鑑定用の容器で、茶葉をのせた写真です。良質の茶葉はお茶を淹れた後も、強い香りを放っております。茶葉はお茶以上にお茶の品質を語ってくれます。
直射日光、高温多湿を避け、冷暗所に保存してください。室温に保管することで、さらなる熟成(非酵素的な酸化)が進み、甘みが増し、香りがより円熟します。尚、お茶の葉は水分が5%前後と非常に乾燥していることから、環境の香りを瞬時に吸収します。そのため、お茶の袋はしっかりと密閉し、缶等の容器に入れた上で、通気の良い場所に保存してください。
尚、熟成の具体例として、紅茶類の場合、熟成が進むにつれ、甘みが顕著に増し、その代わり、香りに関しては徐々に薄れてゆきます。東方美人に代表される、蜜香系のお茶の場合、味も香りも強度が増すと言われております。台湾では長期保存された東方美人は新茶の数倍の値段で取引されることもあります。
全国一律660円です。
6,000円(税込み)以上のお買上げで送料無料です。
※お届け先が2箇所以上の場合は、1箇所に付き6,000円以上のお買いあげで送料無料です。
詳しくはこちら >>
商品はヤマト運輸でのお届けとなります。
配達日付指定は最短で6日から承っております。日付指定がない場合は、準備が出来次第発送致します。通常の実績では、2-3日内に発送致しております。尚、事情により早く納品が必要な場合は、注文時の備考欄・もしくはメール・電話にてご相談ください。
※日本国外への発送も承っております。メールにてお問い合わせください。
2缶セット、または3缶セットのギフトラッピング(箱入り)を無料で承ります。
ショッピングカートの【商品お届け先画面】で「ギフトセットラッピング」、または「ギフトセットラッピング&手提袋」を選択してください。
詳しくはこちら >>
お支払方法は、クレジットカード、インターネットバンク、銀行振込、郵便振替、代金引換より選択いただけます。
※ご入金確認後の発送となります。
※振込手数料・代引き手数料はお客様負担となります。