当店にお越しいただき、ありがとうございます。HOJO代表の北城彰です。中国茶販売から紅茶まで、お茶のことならお任せください。
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私たちは完成したジャスミン茶を仕入れるのではなく、自分たちで選んだ原料をジャスミン工場に持ち込むことで、オリジナルのジャスミン茶を特注生産しています。これまでにも、プーアル生茶を原料としたプーアルジャスミン茶、古樹銀針(白茶)を原料に作られた茉莉銀針、野生白芽を原料とした茉莉野生白芽など、他では手に入らないジャスミン茶を数多く生み出してきました。
今回は、ずっとやってみたかったお茶をジャスミン茶に加工しました。それは、プーアル熟茶です!「熟茶とジャスミン茶が合わないのでは?」と思われるかもしれませんが、ぜひ一度飲んでみてください。圧倒的な存在感と、驚くほどにジャスミンとの相性に新鮮な驚きを感じられると思います。
ジャスミンの着香工程の写真
最初に私がプーアル熟茶をジャスミンに加工したいと言ったとき、弊社スタッフやジャスミン工場の職人たちは、熟茶とジャスミンは合わないだろうと懐疑的でした。 しかし、プーアル熟茶は意外と花との相性が良いお茶なのです。 香港では、「コッポー」と言って、プーアル熟茶と菊の花をブレンドしたお茶が好まれます。
また、近年ではマンダリンオレンジの中身をくりぬいた中にプーアル熟茶を詰めて乾燥させたお茶が人気です。
熟茶は意外と色々なお茶との相性が良く、熟茶と紅茶を半々でブレンドすると、とても美味しいことをご存知でしょうか?
これら経験から、熟茶はきっとジャスミンとの相性が良いと信じ、半ば強引に着香作業を進めました。 ジャスミン茶の職人からも、「本当に進めて良いの?」と何度も確認されました。 彼の人生でも、熟茶をジャスミン茶に加工するのは初めてだったそうです。
プーアル熟茶とジャスミンの香りの相性が良いとの想定から作ったわけですが、実際に出来上がったお茶を飲むまで正直不安でした。しかし、飲んでみると熟茶のまったりとした甘味と、ジャスミン茶の爽やかな香りが最強のコンビネーションに驚きを隠せませんでした。
このお茶は、ジャスミン茶が苦手な人にも、熟茶が苦手な人にもおすすめできます。ジャスミンの香りゆえに、熟茶独特の発酵茶の香りは全く感じられず、代わりにジャスミンの華やかな香りが広がります。さらに、熟茶の濃厚な味わいのおかげで、飲んだときに充足感が高く、夜やデザートと一緒に飲むのにもぴったりです。
また、黒茉莉茶はプーアル熟茶をベースにしているため、飲むと体が非常に温まります。実際飲めば体感できますが、温まると感じる程度ではなく、不思議なくらい体がポカポカしてくるため、寒い日などには最適です。
黒茉莉茶は、デザートとの相性が非常に高いお茶です。一般的に、ジャスミン茶は個性が強く、緑茶ベースのスッキリとした味ゆえ、全てのデザートとの相性が良いわけではありません。
それに対して、黒茉莉茶はベースのお茶が発酵茶ゆえ、従来にジャスミン茶とは合わせにくい焼き菓子などのスイーツとも高い相性を呈します。その他、焼きリンゴ、アップルパイ、タルト、チーズケーキ、フルーツのピューレやジャムを使ったお菓子類など、極めて幅広い種類のデザートと相性が良いお茶です。
黒茉莉茶はカクテルの材料としても面白く、簡単なところでは焼酎との相性が抜群です。癖の少ない、麦、米、黒糖ベース等の焼酎を黒茉莉茶で割ってみてください。体験していただくと、病み付きになります。焼酎の代わりに、テキーラやラム、フォッカなどを使われても良いと思います。因みに、黒茉莉茶を焼酎に加えた上で、ミルクを加えると、女性も癖になる飲み物が出来ます!
黒茉莉茶は、自然栽培の熟茶をベースにしたお茶ですので、沸騰している熱湯で淹れるのが適切です。ジャスミン茶であるため、洗茶(予熱)は必要ありません。したがって、蒸らし時間は1分程度が適切であり、2煎目以降は数秒以内で注ぎ出すようにしてください。5gの茶葉で軽く1リットル以上のお茶を淹れることができます。
当社のお茶は、手選別によって可能な限り細かく茶葉を選別し、品質にこだわって包装しておりますが、ジャスミン茶の生産過程で微量の緑茶、または白茶が混ざってしまうことがあります。
これは、前に加工した当店の商品、スノージャスミンや茉莉銀針などの茶葉が乾燥機内に微量残留しており、偶に混入することが原因です。
手選別によって、熟茶以外の茶葉は除去するよう努めてはおりますが、熟茶の色合いと似ている緑茶や白茶の芽は完全に取り除くことができない場合がございます。
もし、お茶を淹れた際に、緑色の茶葉が混ざっていた場合は、味や香りには影響がありませんので、ご容赦願えますでしょうか。
身近な水と言うことで、水道水をお薦めいたします。水道水を使用される場合は、消毒用の塩素を取り除くため3~5分沸騰させてください。但し、例え沸騰しても塩素を完全に除去することは出来ません。可能な限り、活性炭フィルター付きの浄水器を用い、水中の塩素を除去してください。そうしないと、お茶の香り成分と塩素が共に反応し合い、本来の香りが楽しめません。また、塩素は微生物を殺菌するためにいれられております。殺すのは健康に害のある微生物だけでなく、私達の腸にすむ善玉菌も同様に殺菌してしまいます。また、細胞レベルでも様々な害が報告されており、アレルギーの原因にも成り得ます。
蒸留水や逆浸透膜水の場合、ミネラルを全く含まないために、お茶の味がフラットになりがちです。出来るだけ水道水等、ミネラル水をご使用ください。
尚、ヤカンに付着した水垢(スケール)は決して除去しないでください。クエン酸洗浄などを行うことで、従来のお茶の味が得られなくなってしまいます。
一端使用される水の種類を決められたら、今後、水の種類を変えないように同じ種類の水を使用し続けてください。水の種類が変わった場合、スケールからミネラルが大量に溶出し、暫く使っていると、お茶の味が劇的にまずくなります。同じ水を使用し続けることが、お茶を美味しくいれるための秘訣です。
通常、1〜2人なら3g、3〜4人なら5g程度の茶葉を使用します。いれかたは本文をご参照ください。
必ず、沸騰水を使って淹れてください。
常温にて保管されることをお薦めいたします。
お茶は湿度に弱く、水分を少しでも吸収した場合、即劣化が開始されます。
水分は以下のような状況で意図せず吸収されますのでご注意ください。
実際、茶葉が劣化する最大の原因は4と5のようです。
冷蔵庫に保管した場合、袋の内部は冷えており、テープなどでしっかりとシールしていても、かなりの率で外気が中に進入し、結露を起こします。茶葉を結露してしまった場合、2-3日で香りが劇的に変化します。
出来る限り、常温で保管し、しっかりと乾燥した部屋でシールをすることで湿度を避けて保管してください。開封したら数ヶ月内に消費してしまうのが理想です。
未開封で真空包装されている商品につきましては、1年以上の保管が可能です。更に熟成を進めたい場合、常温にて、未開封のまま(真空包装のまま)保管してください。尚、購入直後のままの品質を維持されたい方は冷蔵庫にて保管してください。冷蔵庫に保管された場合は、必ず、24時間かけ常温に戻してから開封するようにしてください。半日もおけば大丈夫と思われがちですが、茶葉は大変表面積が大きく、天然の断熱材と言っても過言ではありません。手で触ってみると、既に常温に戻っているように感じられますが、内部は冷えており、十分に温度を常温に戻すには24時間必要です。尚、一端冷蔵庫からだし、開封された後は、常温にて保管してください。秋~春は外気の温度が低いため、常温保存をしても数ヶ月以上美味しい状態を維持することが出来ます。
市販の商品で、真空状態を作り出すことの出来るタッパーがございます。普及品ではありませんが、お茶の保存には最適ですので、それらの特殊容器を求められるのも良いかと思います。
全国一律660円です。
6,000円(税込み)以上のお買上げで送料無料です。
※お届け先が2箇所以上の場合は、1箇所に付き6,000円以上のお買いあげで送料無料です。
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