甜香とは甘い香りを指す言葉です。2020年産の白茶を、約2年間無酸素で熟成させ、独特の甘い香りに仕上げました。

樹齢数百歳の木から収穫された自然栽培茶

本商品は、古樹白茶と同じく雲南省南西部の標高2100m前後の自然栽培茶園における樹齢200-300歳程度のお茶の春一番茶から作られました。

熟成によって形成された甘い香り

元々は古樹白茶として作られたのですが、萎凋工程の際に、曇りの日が続いた事で、萎凋に時間がかかったロットがありました。

萎凋に長時間を要したため、香りが控え目になり、香りの点で華やかさに欠けました。

この為、新茶では販売せず、更に2年間、無酸素で熟成することで、独特の個性的な香りに仕上げました。

このお茶は、ウンカに噛まれた茶葉を多く含むため、仄かにマスカットのような蜜香が感じられます。また、サツマイモのような甘い香りと、熟した柿を連想するような甘い香りを併せ持っております。

白茶は加工時に熱を一切使ってないため、茶葉の酵素が活きており、その影響で、煎を重ねる度に香りの変化を楽しむ事が出来ます。1煎目、2煎目と変化する香りをお楽しみ頂けます。

 

甜香古樹白茶の保存について

白牡丹セカンドフラッシュですが、HOJOでは無酸素の状態でお届けいたします。未開封ですと、徐々に熟成が進み、甘い香りが更に強くなります。そのまま、数年置くと、蜜のような甘い香りが強くなり、更に、10年以上おくと乾燥フルーツのような香りへと変化します。 もし、購入時の香りをそのまま維持されたい場合、未開封のまま冷蔵庫にて保管してください。尚、冷蔵庫から取り出した後直ぐに開封すると結露してお茶が劣化しますので、必ず、24時間かけて常温にもどした上で開封してください。

美味しい飲み方

一般的な淹れ方

 

茶葉の量　200mlに対して3g

湯の温度　沸騰水

 

いれる時間

 

1煎目　20秒くらい

2煎目以降　数秒内

 

この方法ですと合計で6煎以上いれることが可能です。

 

工夫式の淹れ方

 

お茶をおいしくいれるためには是非工夫式のいれかたでいれてみてください。工夫式とは潮州の鳳凰単叢烏龍をおいしくいれるために発達したいれかたです。

 

茶葉の量 100mlに対して5-7g

湯の温度 100℃

沸騰した湯を使い2回洗茶をする。茶葉の温度をあげるのが目的。洗茶は1−2秒内に手早く完了してください。

 

いれる時間

 

１煎目も、2煎目以降も数秒内としてください。１煎目は薄めですが、2煎目以降ちょうど良い濃さになります。