驚きのインド

[2006.12.07] Written By

クアラルンプールのショッピングセンターでWALL SHOPと呼ばれる、壁沿いに棚を設置して売るタイプの店の開店許可がおりました。クリスマスを目処に開店するようにと言われており、WEBショップの開店も控えているため猛烈に忙しい日々がやってまいりました。

そんなわけで、今日は少し休憩ということで、カジュアルな話題を書き綴ります。
 
インドで凄く驚いたこと
 
その①
町中のあちこちに野生の動物がおり、自由気ままに走り回り糞をしておりました。カルカッタの巨大な駅の前にも野生化した牛が動き回っておりました。
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ダージリン猿の子供
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カルカッタのビクトリアメモリアルの近所では大量の山羊の放牧?が行われておりました。実はここ町の中心部です。
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カルカッタの町中には馬もおりました。
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茶園にはポニーがおりました。雑草のように見える植物は、レモングラス。バイオ農園(有機農園)で虫除け液を作るために栽培しています。
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その②
猛烈に階級制度がはっきりしております。工場での出来事ですが、私が「トイレに行きたいのですが」とマネージャーに言ったところ、マネージャーはすかさずアシスタントに、Mr.HOJOをトイレに案内してあげなさいと指示しました。アシスタントに連れられて、外に出ると、アシスタントはすかさず、そのまたアシスタントに、彼をトイレに案内してあげなさいと指示をしました。そのアシスタントに連れられて、事務所らしき建物にはいると、女性が洗い物をしておりました。勿論、アシスタントは彼女にトイレに案内して上げなさいと指示をしました。トイレに行くだけなのに、組織力を駆使した凄まじいコマンドチェーンでした。
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カルカッタの町中:足下で階級を感じてください。 
その③
同じく、階級に関してですが、インドの各家にはあまりゴミ箱という物がありませんでした。ゴミはどうしたらいいですかと聞くと、「床に捨てなさい」と言います。「え?」と思い、もじもじしていると、ひったくるように私のゴミを取り上げ、床に捨てました。その後、部屋を訪れたサーバントに、掃除をするようにと指示をしておりました。
 
その④
ダージリンはインド有数の進学校がある場所でもあります。
ダージリンの街には伝統的な学校が集中し、インドのエリート階級の間では息子や娘を送りたいあこがれの場所なのだそうです。町中には日本と殆ど変わらない制服を着た生徒が溢れておりました。
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ダージリンにある学校の一つ。建物は勿論、イギリスの時代に立てられた物です。この建物の裏からは、ヒマラヤが一望できます。私が行ったときは、霧が出てしまい、見えなかったんです・・
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車から:茶園の近所にも学校があり、制服を着た生徒が茶園に溢れておりました。
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ダージリンの街には様々な制服を着た学生が行き来しておりました。右側に見えるのはトイトレーンの線路です。

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