本場インドで飲んだチャイ

[2006.12.15] Written By

インドでは、街の至る所にチャイ屋さんがあり、もちろん、私も大喜びで頼みました!

チャイとはインドの言葉でお茶という意味

チャイとは本来お茶のことです。因みに、インドのベンガル語ではお茶のことを「チャ」とも言います。ただ、インドの町中でチャイと言えば、ミルクティーをさします。

 

チャイはインドのファーストフード

店は日本のたばこ屋のような店構えで、早朝からオープンしております。私はダージリンから戻ってきた日の早朝にチャイ屋さんを訪れたのですが、次から次へと車がやってきては、チャイをオーダーしておりました。朝、仕事の前にチャイを一飲みするのが、スタイルのようで、金持ち貧乏人に関係なく、同じ店にやってきてはチャイを注文しておりました。

20061215043846.jpg
私が行動を共にしていたインド人も、ほのぼのとチャイを飲んでおりました。
chai.jpg
チャイ屋さんです。少年が注文をとっておりました。

 
 

チャイはアッサムティーから作られることが一般的

チャイは、アッサムティーを原料に作られます。近年では、CTCと呼ばれるプロセスを極めて単純化した方法により紅茶が作られ、それらがチャイの原料として主に使用されております。

 

使い捨ての土器で出されるチャイ

チャイは土で出来たカップ、つまり土器に入れて渡されます。一杯、10円以下の非常に安い飲み物なのです。にもかかわらず、最高に美味しく、何杯もお代わりしたい気分でした。ダージリンからの夜行電車での旅は大変きつく、体中がボロボロになっていたのですが、チャイを飲んだ瞬間に身体が生き返った気分がしました。
20061215043831.jpg
 辺り一面に、投げ捨てられた土器が散乱しておりました。

飲み終わったらカップはたたき割る

面白いのは、飲み終わった容器はそのまま地面に投げつけ、割ります。地面を見ると、沢山の土器が割れており、それを掃除のおじさんがスコップでかき集めておりました。

今後来るであろう高級インド茶の自給自足

インド人は本当にお茶が好きです。今でこそ、インド国内の主なお茶需要は安価なお茶に集中しておりますが、今後経済の発展と共に、ダージリン等の高級紅茶の需要が高まり、この先10年内には、ダージリンティーの殆どがインド国内で消費される時代が来ると予測されております。そうなると、ダージリンティの入手が大変困難になります。今から、茶園と良い関係を築いておかないといけませんね。

日本茶(緑茶)、中国紅茶、白茶、プーアル熟茶、プーアル生茶、ジャスミン茶、烏龍茶という厳選された茶葉7種のお試しセット

関連記事 RELATED ARTICLES

お茶に関する最新情報を確実にキャッチするには? SOCIAL NETWORK

1,Twitterをフォローする。2,FaceBookで「いいね!」を押す。3,メールマガジンに登録する。という3つの方法で、お茶に関する最新情報をキャッチすることができます。今すぐ下のツイッターフォローボタンや「いいね!」をクリック!

メールマガジン登録で無料サンプルをもらおう!
メールマガジンにご登録いただくと無料のサンプル茶葉のプレゼントや希少商品の先行購入など様々な特典がございます。ソーシャルメディアの購読だけでなく、メールマガジンへのご登録もお忘れなく!

HOJO TEAオンラインショップNEWS一覧を見る

火地古樹生茶 散茶 2025 発売のお知らせ
火地古樹生茶 散茶 2025を発売しました。 本品は、中国雲南省臨滄市南西部、標高約2100mに位置する自然栽培の老樹から作られたプーアル生茶です。 高山に育つ樹齢数百年の茶樹は成長が遅く、そのため茶葉は濃厚で透明感のあ …
華やかに立ち上がる花の香り:鳳凰単叢老欉姜花香2023を発売
鳳凰単叢 老欉姜花香2023を発売しました。鳳凰単叢の多彩な香型の中で独自の存在感を放つ「姜花香」。華やかな名前の陰に隠れがちですが、現地ではその力強い香りで特に注目されるお茶です。本品は2023年に仕入れ、日本にて無酸 …

最新の記事 NEW ARTICLES

火地古樹生茶 散茶 2025 発売のお知らせ
火地古樹生茶 散茶 2025を発売しました。 本品は、中国雲南省臨滄市南西部、標高約2100mに位置する自然栽培の老樹から作られたプーアル生茶です。 高山に育つ樹齢数百年の茶樹は成長が遅く、そのため茶葉は濃厚で透明感のあ …
華やかに立ち上がる花の香り:鳳凰単叢老欉姜花香2023を発売
鳳凰単叢 老欉姜花香2023を発売しました。鳳凰単叢の多彩な香型の中で独自の存在感を放つ「姜花香」。華やかな名前の陰に隠れがちですが、現地ではその力強い香りで特に注目されるお茶です。本品は2023年に仕入れ、日本にて無酸 …
永徳野生白茶2025 散茶 数量限定リリース
永徳野生白茶2025 散茶の発売 永徳野生白茶の散茶を発売しました。 https://hojotea.com/item/w31.htm 2025年は永徳野生茶は、白茶散茶のみ生産しました。 極めて限定量しか入手できないお …
唐家古樹生茶 2025 散茶発売:作りたて新茶の魅力
唐家古樹生茶 2025の散茶を発売しました。 https://hojotea.com/item/d102.htm HOJOのプーアル生茶ラインアップの中でも定番となる唐家古樹生茶には強い思い入れがあり、特に多くの手間と時 …
大雪山野生生茶2025年版 散茶少量入荷のお知ら
大雪山野生生茶2025年の散茶を発売しました。 https://hojotea.com/item/d27.htm 今年は生産できた量が非常に少なく、雲南省の標高2000mを超える山林に自生する茶樹から、毎年春にごく限られ …
白岩山古樹生茶2025 散茶|標高2300m・限定量入荷
白岩山高山茶2025の散茶を発売しました。 白岩山は、私たちがプーアル茶を製造している産地の中でも最も標高が高く、標高2300mの茶園から茶葉を収穫しています。 非常に限られた数量のみの入荷となっておりますので、ぜひお早 …
雲南省の自然栽培茶で作った釜炒り緑茶
雲南春尖緑茶を発売しました。 標高2100mにある自然栽培のお茶を原料とした、プーアル茶クラスの長い余韻が特徴のお茶です。 雲南省という比類なき茶葉原料の産地 私はお茶の会社を創業して20年間の間、あらゆるお茶産地を訪問 …
産地の潮州・汕頭で人気の鳳凰単叢八仙2022を発売
2021年以来となる鳳凰単叢八仙の新ロットを発売いたします。 今回発売するお茶は、2022年産のお茶です。数年の熟成期間を経て非常に良い状態に仕上がりましたので、販売することにいたしました。 https://hojote …
大雪山野生白茶 散茶 2025年産の新茶を発売
大雪山野生白茶2025を発売しました。 https://hojotea.com/item/w11.htm 雲南省の山に自生するカメリアタリエンシスを原料に、今年も現地で原料選別から製茶まで関わって生産しました。 野生茶な …
2025年産の古樹白茶と古樹白牡丹を発売
2025年産の古樹白牡丹と古樹白茶、2種類を発売しました。 いずれも無農薬・無肥料で作られたお茶です。 実は少し前から販売していましたが、公式にはお知らせしていなかったため、本記事を書きました。 生産者と共に作り上げるお …

PAGETOP