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玉露のような香りと花の香りがする非常に個性的な緑茶です。深い余韻をお楽しみください。 袋小 : 15g / 価格 864円(税込み) 売り切れ缶入り: 40g / 価格 2,000円(税込み) 売り切れ袋大 : 120g(40gを3袋) / 価格 5,864円(税込み) 売り切れお値打ちパック :600g(40gを15袋) / 価格 24,000円(税込み) 売り切れ
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鳳凰山や武夷山には樹齢が400年を超えるお茶の木があります。特に鳳凰山には樹齢900歳とも言われる茶樹も現存しております。しかし、お茶に関係する歴史書などによると中国で烏龍茶が普及したのは1600年代と記されております。烏龍茶が作られるようになる以前ですが、鳳凰山では緑茶が作られておりました。色々探索した結果、昔ながらの手法で作られている緑茶を仕入れることに成功しました。
鳳凰山に残る樹齢500年を超えす老木
「武夷茶歌」阮文锡(1627-1710) には既に武夷烏龍についての記述があり、また、 「茶说」 崇安县令王梓 (1706)の文中には「武夷烏龍は非常に人気があり、この技術を安渓の人々が模倣し生産しようとしている」という内容が記載されております。 様々な記録を調べると、明の時代武夷山では武夷松萝茶 と呼ばれる緑茶が普及しておりました。また、「潮中杂记」 郭子章 (1582年頃)によると潮州のお茶はそれほど高くなく、品質の良いお茶は鳳凰山で作られた鳳山茶との記載があります。この鳳山茶は別名:黄茶と呼ばれていたとも記録されております。当初、鳳山茶=黄茶?と戸惑ったのですが、知り合いを通じて広東省にある華南農業大学の研究者に確認をしたところ、鳳山茶が黄茶と呼ばれたのは、お茶の液の色が黄色かったためであり、種類的には緑茶に相当するとの回答が得られました。これらは基本釜炒り緑茶なのですが、現在の鳳凰単叢烏龍茶や武夷烏龍茶のように最後に焙煎工程がありました。武夷松萝茶と鳳凰の鳳山茶の共通点は、最後に焙煎工程を伴う点です。この技術は今日の鳳凰単叢烏龍茶や武夷烏龍茶と同じで、乾燥した水分を落とした段階ではまた、完成ではなく、最後に炭火で炭焙をすることで香りを高め、また、お茶を品質的に安定にします。
最後に炭焙をするのは明代の緑茶の作り方の特徴であり、現在においても、この生産方法を踏襲する緑茶は中国各地に見られます。例えば、広西悟州の六堡茶なども同じような製造方法です。
身近な水と言うことで、水道水をお薦めいたします。水道水を使用される場合は、消毒用の塩素を取り除くため3~5分沸騰させてください。但し、例え沸騰しても塩素を完全に除去することは出来ません。可能な限り、活性炭フィルター付きの浄水器を用い、水中の塩素を除去してください。そうしないと、お茶の香り成分と塩素が共に反応し合い、本来の香りが楽しめません。また、塩素は微生物を殺菌するためにいれられております。殺すのは健康に害のある微生物だけでなく、私達の腸にすむ善玉菌も同様に殺菌してしまいます。また、細胞レベルでも様々な害が報告されており、アレルギーの原因にも成り得ます。
蒸留水や逆浸透膜水の場合、ミネラルを全く含まないために、お茶の味がフラットになりがちです。出来るだけ水道水等、ミネラル水をご使用ください。
尚、ヤカンに付着した水垢(スケール)は決して除去しないでください。クエン酸洗浄などを行うことで、従来のお茶の味が得られなくなってしまいます。
一端使用される水の種類を決められたら、今後、水の種類を変えないように同じ種類の水を使用し続けてください。水の種類が変わった場合、スケールからミネラルが大量に溶出し、暫く使っていると、お茶の味が劇的にまずくなります。同じ水を使用し続けることが、お茶を美味しくいれるための秘訣です。
上の写真の様にロンググラスで淹れる方法もお薦めです。仕事中などは急須を使ってじっくりと淹れている時間がありません。スプーン一杯程度の茶葉をロンググラスに淹れ、湯を注ぐだけです。湯の温度は80℃位が理想ですが、現実的には殆ど気にせず、その時にある湯をそのまま使用します。飲み終わったら、再び湯を足してください。何杯も飲み続けることが出来ます。朝作れば、お昼頃までは余裕で持ちます。
沸騰水を用いてください。容器の温度を高めるために、沸騰水を茶器にいれ、10秒置いてください。
1煎目は30秒以内が目安です。軽めのお茶が好きな場合、湯を入れて10-20秒でも十分に味が出ます。
2煎目は、お湯を通すだけにしてください。つまり、1秒以上待つ必要すらありません。コーヒーのようにフィルターに茶葉を乗せておき、湯を通すだけでも問題有りません。1煎目は薄めにはいっておりますので、茶海などを用いて2煎目と混ぜると、ちょうどよい濃度になるかと思います。
3-6煎目以降も2煎目と同じ方法にていれてください。
上記の時間だけいれたら、必ずお茶(湯)を全て注ぎだしてください。
湯が急須に残った状態で放置しておくと、茶葉は熱水により抽出され続け、2煎目以降非常に味が濃くなってしまい、また、残存する湯の熱で茶葉が酸化してしまいます。
更に、湯を注ぎだしたら、必ず、蓋を外し、茶葉を冷却しましょう。この動作は非常に重要なのですが、意外に知られておりません。冷却することで、酸化を防止し、茶葉を新鮮な状態に保つのです。
水出し茶の作り方は極めて簡単です。
目安として5gの茶葉で1リットルの水出し茶が作れます。
最初から1リットル作ると、その後の濃度調節が難しいため、より確実な方法としては5gに対して500mlの冷水を用い、淹れ終わってから水を足して濃度調節を行うと良いかと思います。
茶葉を直接ペットボトルに入れるのも便利な方法です。
水出しをする時間ですが、一般的には1時間から3時間くらいです。夏場は温度が上がりますので、水出しは冷蔵庫の中で行ってください。
数時間水出しを行った後は、茶葉を除去した方がデリケートな味を維持することが出来ます。但し、茶葉を入れっぱなしであっても、味が急激に変化するほどではありませんので、用途に応じて対応してください。
詳しくは以下のサイトをご覧下ください。
必要に応じて、画面のサイズ、解像度を変更してご覧ください。
常温にて保管されることをお薦めいたします。
お茶は湿度に弱く、水分を少しでも吸収した場合、即劣化が開始されます。
水分は以下のような状況で意図せず吸収されますのでご注意ください。
実際、茶葉が劣化する最大の原因は4と5のようです。
冷蔵庫に保管した場合、袋の内部は冷えており、テープなどでしっかりとシールしていても、かなりの率で外気が中に進入し、結露を起こします。茶葉を結露してしまった場合、2-3日で香りが劇的に変化します。
出来る限り、常温で保管し、しっかりと乾燥した部屋でシールをすることで湿度を避けて保管してください。開封したら数ヶ月内に消費してしまうのが理想です。
未開封で真空包装されている商品につきましては、1年以上の保管が可能です。更に熟成を進めたい場合、常温にて、未開封のまま(真空包装のまま)保管してください。尚、購入直後のままの品質を維持されたい方は冷蔵庫にて保管してください。冷蔵庫に保管された場合は、必ず、24時間かけ常温に戻してから開封するようにしてください。半日もおけば大丈夫と思われがちですが、茶葉は大変表面積が大きく、天然の断熱材と言っても過言ではありません。手で触ってみると、既に常温に戻っているように感じられますが、内部は冷えており、十分に温度を常温に戻すには24時間必要です。尚、一端冷蔵庫からだし、開封された後は、常温にて保管してください。秋~春は外気の温度が低いため、常温保存をしても数ヶ月以上美味しい状態を維持することが出来ます。
市販の商品で、真空状態を作り出すことの出来るタッパーがございます。普及品ではありませんが、お茶の保存には最適ですので、それらの特殊容器を求められるのも良いかと思います。
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