外出先で簡単に美味しいお茶をいれる方法

[2018.09.12] Written By


お茶が好きな人にとって、外出時に美味しいお茶が飲めないのはとても悲しいことです。お茶が大好きな私としても旅行中何を飲むか悩みます。私にとってはペットボトルのお茶は清涼飲料の延長と感じており、飲むことは殆ど有りません。そこで、旅行中も比較的手軽に「そこそこ美味しく」お茶を飲む方法を紹介したいと思います。

ミネラルフォーターのペットボトルに直接茶葉を投入

私は遠方に外出の際には、茶葉を携帯し、それをコンビニなどで購入したミネラルフォーターのボトルに直接投入し、蓋をした上で暫く放置します。1時間もすると、お茶の味や香りが抽出され、十分に楽しめる濃度になります。以前のブログで、お茶を水出しにして楽しむ方法を紹介しました。発酵度が低い、緑茶、白茶プーアル茶、微発酵の烏龍茶などは、水出しでも味香りを引き出すことが出来ます。水出し茶の入れ方は以下のブログをご参照ください。

誰でも簡単に出来る水出し茶の作り方

具体的なお茶のいれかた

ペットボトルは500mlでも1.5リットルでもかまいません。
旅先ではお茶の抽出をあまり長く待てません。そこで茶葉の割合をやや多めにすることで、短時間でお茶の抽出を完了することが出来ます。
具体的には500mlに対して3g位のお茶を使用します。この割合であれば1時間くらいでお茶の味香りを楽しめます。茶葉をセットして、ボトルを鞄の中に入れておくだけです。
茶葉は直接投入しても良いのですが、飲み口の茶葉の存在が気になる場合、100円ショップなどで販売されている簡易的なティーバッグに茶葉を入れた上でペットボトルに入れると良いかと思います。
尚、投入した茶葉ですが、最初の内は水面付近に浮いておりますが、時間と共に底に沈みます。

100円ショップで購入したフリップ式の簡易ティーバック

茶葉が嵩張らないようにすることが肝要

ペットボトルの口は割と小さいため、形状があまり嵩張らないお茶が投入しやすいという点で適しております。嵩張る茶葉でも、ティーバックなどがある場合、茶葉をティーバックに淹れた後、ティーバックを上から手で軽く圧縮すると砕けて細かくなりボトルに入れやすくなります。また、茶葉を小さくした方が抽出速度がより早くなります。テイーバックが無い場合、ジャスミンパール、烏龍茶、プーアル茶等、茶葉が塊状になっているお茶を選択すると比較的簡単にボトルの口に投入できます。

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