佐渡島渡辺陶三氏作、野坂粗土酸化焼成の急須・茶壺を発売

[2021.08.25] Written By

佐渡島の渡辺陶三氏作、野坂粗土酸化焼成の急須と茶壺を発売しました。

https://hojotea.com/item/tozo_nosaka.htm

ふくよかさと後味を強化する野坂粗土

野坂粗土の酸化焼成は、ふくよかさ(ボディ、横の広がり)に加え、余韻(後味、コク、奥行き)を強化します。

この特徴ゆえ、幅広い種類のお茶との相性が良く、特に、烏龍茶や紅茶との相性が良い土です。

例えば、紅茶に使用した場合、香りの広がりのスケールが増し、口に含んだときに、華やかさが感じられると同時に、味の奥行きが増すことで、甘みが何時までも喉に残ります。




陶製の茶器の性能を発揮するには共に使う茶杯や茶海の材質が大事

基本、陶製の茶器は異なる種類の素材と組み合わせると、ミネラルの相互作用により、土本来のパフォーマンスが発揮できなくなります。

例えば、野坂粗土酸化焼成の急須を使っても、湯飲みは、別の素材を使用した場合、お茶の味は湯飲みの素材に大きく影響を受けます。

磁器ならばニュートラルと思われるかもしれませんが、磁器であっても結果は同じで、多くの人が思っている以上に味を改変します。

この問題は、味にこだわって、陶製の茶器を求められる人にとってとても悩ましく、茶海や茶杯を選ぶときには注意が必要です。

HOJOでは台湾三希製の磁器を販売しておりますが、一番の理由は三希製の磁器は陶製の茶器との相性が非常に良いためです。陶器で淹れたお茶を三希の磁器で飲むと、ガラスの茶杯と比較しても明らかに味が良くなります。

お茶をより美味しく飲むという目的で、陶製の急須を求められる方は、是非、併せて三希の磁器もご検討ください。

https://hojotea.com/item/taiwan_teaware.htm

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