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急須作家にとって、無地の急須が一番製作しづらい

[2007.04.12] Written By

先日、訪問した四日市万古の伝統工芸士、舘正規さんの作品が届きました。一個一個の急須が丁寧に包まれており、急須への愛情を感じました。


舘正規さんの作品は、彫りが入っている物が多いのですが、ご本人曰く「実はつるっとした急須が一番作りにくい」そうです。表面がつるっとしていると、ミスが誤魔化せないそうです。「2カ所までの間違いであれば、取っ手と、注ぎ口を付けることで誤魔化せるけど、それ以上は駄目なんだよな~」と、しみじみと語ってくれました。そうは言う物の、舘正規さんクラスになると殆どミスなど無いのでしょうね。
因みに、展覧会に出展するときは、皆、つるっとした急須を出展するそうです。ろくろひきを生業とする伝統工芸士にとっては、表面の模様よりも、造形美が最も腕の見せ所だそうです。それにしても、女性は食器が好きなんですね。私の急須を見ていた母が、「私も欲しいので取り寄せて欲しい」と言い出しました。これまで私のお茶には無関心だったのに、急須が来た瞬間、猛烈に興味を示しておりました。それを見て、少しだけ自信がつきました。あと10日もすればマレーシアの店舗に急須が並びます。私の母親が興味を示した位なのだから、きっとお客さんも興味を示すと思います。日本の急須が何処まで受け入れられるのか・・・とても興味深いです。

この急須、現物を見ると、本当に不思議な質感です。ニュージーランドの鳥:キウイのような、恐竜の化石のような・・・なんだか本当に変な物体です。でも、舘正規さんが仰るには、この急須は女性に圧倒的な人気なのだそうです。私の母親にそれを言ったところ、「ふーん」とだけ返事をしておりました。


この湯飲みは、ガラス並みの薄さを実現するために大変高度な技術が駆使されております。(これは秘密ですが、ビールを飲むのにも最適です)

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