雲南でドリフト三昧

[2010.06.23] Written By

雲南省の旅の続きです。
プーアルは无量山の南端に位置しますが、そこから无量山に沿って、北へと北上しました。
実はここからが本当の雲南省山岳地帯の始まりでした。
移動は全てマイクロバスで行いました。
无量山を北上すると、緯度が高くなっていくため、トロピカルな生態系から、高山性の生態系へと変化していきます。
特に注目すべきは北上するに従って、松が山の木の割合が増えました。
途中までは良い感じに動いていたのですが、山の中腹の有る地点で突然交通渋滞にはまりました。
実は雲南省山岳地帯を移動する場合、渋滞は日常茶飯事なのです。
人々はバスから降り、トランプをやったり、お弁当を食べたり好きなことをやっております。
私は何をしていたかというと、猛烈に喉が乾いていたので、近に食べられそうな果物がないか散策しました。運が良いことに道沿いの斜面に野生のラズベリーが自生しており、それをたらふく食べました。
渋滞が発生すると、間をすり抜けようとする車が多発し、狭い山間部の道路にもかかわらず、対向車線にまでぎっしりと車が詰まっておりました。
対向車線も埋まっているわけですので、例え、渋滞の原因が解消されても、往来が出来ません。
こうして、7時間、8時間と時間ばかりが過ぎ、次のバス停に着いたのは、予定より10時間遅れでした。
物凄く疲れていたのですが、明日の予定もあるので、あと2時間だけバスに乗り次の町まで行こうと言うことになりました。
ところが、天気は大雨となり、舗装されていない道路は、グシャグシャになり、バスはまるでラリーカーのようにドリフトしまくりです。
生きた心地もせずに乗っていると、案の定、前のバスが川に落ちたらしく、再び渋滞が発生しました。
渋滞が解消されたのはその6時間後。次の町:「景谷」に着いたのは朝の4時でした。
道中、道は全く舗装されておらず、車内では寝るどころではありません。
頭は天井に打つし、腰はがくがくになるし、第一、道の脇を見れば、谷底まで一直線の崖ではないですか?!
気分はラリーのナビゲーター状態でした。それにしても、バスでドリフトするのは止めて欲しいです。
因みに、雲南省ではバスの転落事故は、ごく当たり前に発生します。
常にニュースを賑わしている話題が、バスの転落事故、真っ逆さまに数百メートル落ちるわけですから、誰も助かりません。
yunnan_bus.jpg
このバスに乗っていきました。座席の前後が異常に狭く、気分はサナギに入っている虫のようでした。
Yunnan_bus2.jpg
雲南省の人々は渋滞に慣れっこで、誰も文句を言いません。
yunnan_bus3.jpg

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