雲南省の食事

[2012.05.26] Written By

私が雲南省へ行く楽しみの1つは他でもない食事です!
山を歩き回り、良いお茶が見つかった日など、食事と一緒に飲むビールがまた格別です。
雲南省は四川省と東南アジアと隣り合っております。
この為、雲南省の料理の多くがタイ料理と四川料理の影響を強く受けております。
四川料理+タイ料理=雲南料理
料理には唐辛子をはじめ、山椒、味噌のような豆腐の発酵食品が頻繁に用いられます。
また、雲南省は山菜やキノコも豊富ゆえに、食事には多くの野菜が登場します。
雲南省の料理は全体に辛いのですが、日本人にもとても合う味付けで、一度食べると病み付きです。
雲南省の村を訪ね歩いていると、必ずと言って良いほど出てくるのが黒い鳥(烏骨鶏と思われる)を使った料理、自家製のハムです。
実は雲南省の場合、田舎へ行けば行く程、料理にバリエーションがありません。
特に少数民族の村々を渡り歩いていると、どの家でも同じような料理が出てきます。
今回の旅では10日間、昼も夜も烏骨鶏とハムが出続け、終いには烏骨鶏を見ただけでお腹が一杯でした。
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どこの家にも必ずあるのが、燻製肉のハム
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中にはしっぽが付いている物も・・・・
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雲南省を代表するバーベキュー:このような店は夜の街のあちこちにあり、バーベキューと麺を出してくれます。
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これは山間の村にあったレストランです。レストランと言う事自体全く分かりませんでした。しかも、机は1つだけ。食後は犬が片付けをしてくれました。(笑)↓
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雲南省での朝食ですが基本は麺です。
米の粉で作られた麺に豚骨スープベースのクリアースープをかけてくれます。
更に、トッピングは好きな物を選びます。
ネギ、ハーブ、山椒、唐辛子、その他様々な発酵食品があります。
私はついつい香辛料を入れ過ぎてしまい、何時もスープが赤潮のようになっておりました。
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今回身をもって学んだことですが、山岳・田舎地帯では決して餃子、ワンタン、水餃子などは食べてはいけません。田舎地帯では食事の回転が速くないため、餃子などは前日か朝の内に仕込み、それを1日使い回します。雲南省は朝は寒く、昼間は非常に暑いため、餃子の中身は「ビニールハウス」状態になっており、簡単に腐敗します。今回の旅では誤って餃子を食べてしまい、強烈な食中毒になりました。奥地の村で1日寝込んでしまい、合計で5日くらいは熱、頭痛、下痢とそれに伴う脱水症状が続きました。
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この肉まんで私の友人も食中毒になりました。包む系はどれもやばいです!
私は来週から再び中国出張です。
今回は四川省と広西壮族自治区へ行く予定です。
どんな食事が出るのか楽しみです!

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