老木の古代茶園が美しいチンマイ(景邁)

[2013.03.10] Written By

老木を観光するのに最もお勧めするチンマイ

プーアル茶好きな人なら、一度は雲南省に行き、お茶の木を見に行きたいと思われると思います。ただ、ツアーに参加したり、現地の案内人がいないと、老木がある茶園へ行くのは難しいと思い、雲南省へ行くのを躊躇している人が多いのではないでしょうか?そんな人にお勧めの場所が、景邁(チンマイ)と呼ばれる場所です。チンマイには古代茶園というエリアがあり、広大なエリアに樹齢数百年のお茶のが木が沢山あります。非常に広大な面積ゆえに、1日中茶園で過ごしても飽きません。また、茶園の近くには少数民族の村もあり、プーアル茶の加工も見学することができます。

最寄りの空港から数時間で行くことが可能

昔は最寄りの空港からのアクセスが非常に難しかったチンマイですが、近年の道路工事により観光客でも容易に現地に行くことができます。日本からですと、まず昆明まで行き、そこから国内線に乗り換え、景洪市まで行きます。景洪市は大きな街なので、ホテルも沢山あります。景洪市からチンマイまでは車で3-4時間の距離です。しっかりと見学したい場合、最寄りの街である勐海に滞在し、そこをベースにチンマイエリアへ行き来するのが理想です。チンマイにはホテルは1つしかありません。ただ、そのホテルは異常に高級なホテルで、一泊数万円もするため、一般的には勐海からタクシーやバスで行き来するのが経済的です。

ここで紹介する動画は、チンマイの茶摘みの様子です。

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