7月の頭に雲南省へ出張した後、その足で、広東省の潮州へと行きました。潮州へ行く目的は、鳳凰単叢烏龍茶の仕入れを行うためです。潮州から車で1時間のところにある、鳳凰鎮(鳳凰村)にて今年マレーシアと日本で販売予定のお茶を仕入れました。お茶の話題は別のブログで詳しく紹介したいと思いますが、今回は潮州という地域・そして潮州人について説明したいと思います。

潮州人の特殊な性格

日本では潮州と言ってもあまり聞き馴染みのない地名かと思います。潮州は中国語ではChaozhou(チャオツオー)と発音されます。
私のイメージ、また、中国における潮州人のイメージは、「働き者」「堅実」「実直」「真面目」「職人気質」「専門的」と言った感じです。
1つのことを掘り下げて、じっくりと取り組む人たちで、潮州人と聞くと、とても信頼できるという先入観を持ちます。

海外で活躍する潮州人

その真面目な働きぶりゆえに、海外で成功している潮州人も数多く、例えば、香港の大富豪である李嘉誠も潮州人です。また、タイに住む華僑系でも、お米の貿易などで大成功している人の多くは潮州人です。マレーシアにも潮州系の移民が多く、私の会社のマレーシア法人の責任者である、Laiさんも他でもない潮州系です。

潮州の街は専門店だらけ

彼らの性格・性質の特徴については、街を歩くと至る所で感じ取れます。特に雲南省から移動するとその差が顕著に感じられました。雲南省には雑貨屋のような色んな物を売っている店が非常に多く、専門店がとても少ないのが実情です。「だれもが安易に専門家を名乗り出す」というのが雲南の特徴かもしれません。
逆に潮州は、何を買うにもそれぞれの専門店を訪問する形をとります。街中には小さな専門店が並び、それらの店は限られた商品しか取り扱っておりません。人々は職人気質で、自分の専門外のことにはあまり手を出しません。ゆえに、慣れない人が潮州人と話をすると、無愛想に感じる事もあります。自分たちの知っている事・事実のみを淡々と話すために、そう感じられます。

潮州の町並み

書道道具の専門店

漢方薬の店

キャンディーの専門店までも?!

潮州人ゆえの鳳凰単叢烏龍茶

鳳凰単叢烏龍はこのような職人気質の潮州人ゆえに生み出された烏龍茶だと思います。
私は多くのお茶を扱っておりますが、鳳凰単叢烏龍茶は、数あるお茶の中でも工程が非常に複雑で、また、超高度な職人技を必要とします。
茶葉そのものの香りとはにわかに信じがたい鳳凰単叢烏龍のフルーツ香は潮州人の性格・性質をとても良く反映したお茶だと思います。

鳳凰単叢烏龍茶

鳳凰単叢烏龍茶の手選別風景

日本茶(緑茶)、中国紅茶、白茶、プーアル熟茶、プーアル生茶、ジャスミン茶、烏龍茶という厳選された茶葉7種のお試しセット

関連記事 RELATED ARTICLES

お茶に関する最新情報を確実にキャッチするには? SOCIAL NETWORK

1,Twitterをフォローする。2,FaceBookで「いいね!」を押す。3,メールマガジンに登録する。という3つの方法で、お茶に関する最新情報をキャッチすることができます。今すぐ下のツイッターフォローボタンや「いいね!」をクリック!

メールマガジン登録で無料サンプルをもらおう!
メールマガジンにご登録いただくと無料のサンプル茶葉のプレゼントや希少商品の先行購入など様々な特典がございます。ソーシャルメディアの購読だけでなく、メールマガジンへのご登録もお忘れなく!

HOJO TEAオンラインショップNEWS一覧を見る

東洞庭山産、無農薬無肥料の碧螺春を発売
碧螺春(Biluochun)は中国を代表する緑茶の一つで、その優れた品質と独特の風味で有名です。HOJOでは、無肥料無農薬栽培による、余韻の長い碧螺春をお届けします。 https://hojotea.com/item/g …
マレーシアで8年熟成の白鶯山古樹白茶2017を発売:トロピカルフルーツの香り
白鶯山古樹白茶2017を再度発売しました。同じ名称の商品をこれまでも販売しておりましたが、以前販売していたロットの商品は日本で熟成したお茶でした。今回発売する商品は8年間マレーシアで熟成をしたお茶になります。マレーシアの …

最新の記事 NEW ARTICLES

単株茶を含む2022年産の鳳凰単叢老欉を3種類発売
単株を含む、鳳凰単叢の老欉を3種発売しました。今回発売したお茶は以下の三種類です。何れも標高1200mの茶園産の茶葉原料から作られており、濃厚な香りと深い後味がする素晴らしいお茶です。 鳳凰単叢老欉夜来香 2022 鳳凰 …
東洞庭山産、無農薬無肥料の碧螺春を発売
碧螺春(Biluochun)は中国を代表する緑茶の一つで、その優れた品質と独特の風味で有名です。HOJOでは、無肥料無農薬栽培による、余韻の長い碧螺春をお届けします。 https://hojotea.com/item/g …
マレーシアで8年熟成の白鶯山古樹白茶2017を発売:トロピカルフルーツの香り
白鶯山古樹白茶2017を再度発売しました。同じ名称の商品をこれまでも販売しておりましたが、以前販売していたロットの商品は日本で熟成したお茶でした。今回発売する商品は8年間マレーシアで熟成をしたお茶になります。マレーシアの …
雲南省の稀少茶、大雪山野生白茶2024を発売
大雪山野生白茶2024の散茶を発売しました。 このお茶は、私達が実際に現地雲南省の産地に滞在し、現地で生産管理しながら作り上げたお茶です。 雲南省における野生茶の定義 これまで何度も説明しておりますが、雲南省 の人々は例 …
HOJO独自の新製法で実現した香り高い紅茶:雲南での挑戦
雲南省に1.5ヶ月滞在した期間中、良質な白茶やプーアル茶の生産はもちろん重要な課題でしたが、今回の大きな目標は、小ロット生産にも対応した新しい紅茶の生産方法を開発することでした。 一般的に雲南紅茶といえば、当店のラインア …
2024年の雲南省お茶シーズン:予想外の気温と収穫の混乱
長い雲南省の仕入れを終え、現在マレーシアのクアラルンプールに滞在しております。輸入したお茶の評価や海外用のお茶の発送など細かな手配が必要なため、クアラルンプールの会社に来月まで滞在予定です。 今年はシーズンの最初である3 …
2024年の白茶:理想的な天気と現地滞在で品質は上々
私たちが雲南省で力を入れているお茶の一つは白茶です。白茶は昔から、福建省と雲南省で作られてきました。 福建省の白茶は製茶はよく管理されている反面、慣行農園方式で肥料を用いた農業をしているため、原料の質に関して、私は満足で …
雲南のおもてなし文化:食事に込められた思い
中国では、挨拶代わりに「你吃饭了吗?」、つまり、「ご飯食べた?」と言うのが一般的ですが、雲南省にいると、色んな局面で、「吃饭」「吃饭」、ご飯食べていきなさいと言われます。ただ、長く雲南省に携わると、これらのご飯への誘いは …
野生茶を求め雲南省臨滄市南西部の山村へ
現在、雲南省臨滄市の南西部にてお茶の仕入を行っております。 当店にとって重要な商品の1つに野生茶があります。野生茶は製茶はもちろんですが、原料確保が一番大きな課題です。 今回、新たに野生茶が有る場所があるらしいと言う情報 …
雲南省のお茶産地にてプーアル茶、白茶、紅茶の生産
3月24日から中国の雲南省臨滄市の南西部、永德、鎮康県にてお茶の仕入れ、生産を行っております。 雲南省は世界一と言っても過言で無い極上の原料がある反面、生産に対する管理が甘いため、出来合のお茶を仕入れたのでは、理想とする …

PAGETOP