火地古樹生茶 散茶 2025を発売しました。
本品は、中国雲南省臨滄市南西部、標高約2100mに位置する自然栽培の老樹から作られたプーアル生茶です。
高山に育つ樹齢数百年の茶樹は成長が遅く、そのため茶葉は濃厚で透明感のある香りを持ち、余韻も非常に長く続きます。さらに、フルーツや花を思わせる香りが口の中に広がり、心地よい残り香を楽しめます。

https://hojotea.com/item/d147.htm

火地茶園と自然栽培

火地は、私たちが共にお茶作りを行っている生産者が所有する茶園のひとつで、シングルガーデンのお茶です。
この茶園は数百年にわたり、代々無農薬・無肥料の栽培方法を継続しており、完全な自然栽培の茶園です。
無農薬とは、有機肥料や動物の糞、植物由来の発酵肥料も一切使わず、文字通り肥料をまったく使用していないという意味です。
肥料を使わずに育った茶樹は自然の植物と同じように時間をかけてゆっくり成長するため、細胞密度が高く、ポリフェノールに富んだ、透明感のある味わいのお茶になります。

火地茶園の特徴と香り

火地の茶園は日当たりがとても良い茶園です。プーアル茶においては、日当たりの良し悪しが優劣を決めるわけではありませんが、日当たりの違いによりお茶は全く異なる個性を形成します。
日当たりの良い茶園のお茶は、透明感が高く、華やかな香りが特徴です。この特性から、当店では香りを重視する白茶の原料としても火地のお茶を使用しています。
火地古樹生茶2025年産は、柑橘系の香りと仄かなマリーゴールドの香りが感じられます。また、火地という茶園の特徴として、熟成によりブドウの香りを形成する傾向があります。


現地に滞在して生産管理

火地古樹生茶は、私たちが産地に滞在し、現地で生産管理を行いながら仕上げたお茶のひとつです。
プーアル茶の生産において最も重要なポイントは、原料の選定と殺青です。

まず、晴天が続いた後に摘まれた茶葉を使うことが前提となります。そのうえで、日々入荷する茶葉の香りを確認し、余韻が長く、香りが濃いものを自社用に確保しました。

殺青では、高温になりすぎると成分が酸化し、プーアル茶の魅力である滑らかな味わいが失われてしまいます。反対に温度が低すぎると殺青不良となり、紅茶のようなお茶になってしまいます。
優しい味わいと花やフルーツを思わせる香りを引き出すには、温度管理が欠かせません。そのため、感覚に頼りがちな生産者を説得し、赤外線温度計を用いて温度を管理しながら殺青を行いました。

流通の改善による品質の改善

先行して発売した唐家古樹生茶と同様に、火地古樹生茶でも包装方法を中心に流通を大幅に改善し、輸送中の結露を完全に防ぐことに成功しました。
飛行機輸送では、荷物室の温度が氷点下に下がり、着陸時に結露が発生して酸化が進み、苦味や渋味の原因となる問題がありました。また、船便では輸送中に温度が55℃以上に上昇することがあり、これもお茶の劣化を招く大きな要因でした。特に空気に触れる面積が大きな散茶は餅茶に比べてダメージを受けやすく、繊細な香りを保ったまま輸出するのは困難でした。

今回の改善によって結露や高温による劣化を完全に防ぐことができ、作りたて特有の優しくクリーミーな味わいを保持できるようになりました。その結果、従来は餅茶に加工していたものを、今年は散茶のまま販売することにしました。

なお、以前発売した2022年産 火地古樹生茶 200g餅茶は、サイト更新時の不具合により一時的に購入できない状態となっていましたが、このたび再びご購入いただけるようになりました。あわせてぜひご検討ください。

 

火地古樹生茶 散茶 2025のお買い物は此方から

 

袋小: 50g / 価格1,944円(税込み)

クリックして買い物カゴへ

200g (50g を4袋)/ 価格 7,128円(税込み)

クリックして買い物カゴへ

お値打ちパック:1000g(50gを20袋) / 価格31,104円(税込み)

クリックして買い物カゴへ

日本茶(緑茶)、中国紅茶、白茶、プーアル熟茶、プーアル生茶、ジャスミン茶、烏龍茶という厳選された茶葉7種のお試しセット

関連記事 RELATED ARTICLES

お茶に関する最新情報を確実にキャッチするには? SOCIAL NETWORK

1,Twitterをフォローする。2,FaceBookで「いいね!」を押す。3,メールマガジンに登録する。という3つの方法で、お茶に関する最新情報をキャッチすることができます。今すぐ下のツイッターフォローボタンや「いいね!」をクリック!

メールマガジン登録で無料サンプルをもらおう!
メールマガジンにご登録いただくと無料のサンプル茶葉のプレゼントや希少商品の先行購入など様々な特典がございます。ソーシャルメディアの購読だけでなく、メールマガジンへのご登録もお忘れなく!

HOJO TEAオンラインショップNEWS一覧を見る

永德県棠梨山産の木易古樹生茶2013を発売
木易古樹生茶2013年を発売いたしました。 雲南省臨滄市永德県にある棠梨山で収穫されたお茶から作られたプーアル生茶です。木易は、棠梨山の茶園が位置するエリアを指す通称として、生産者が用いている名称です。 仕入れ後、弊社倉 …
産地でも珍しい実生老木の鳳凰単叢老欉蜜蘭香2022
非常に特別な鳳凰単叢老欉蜜蘭香2022を発売いたしました。特別である理由は、この蜜蘭香が、通常ではあり得ない実生の老木から作られている点にあります。そのため、一般的には考えられないほどの余韻が感じられ、非常に感動的な味わ …

最新の記事 NEW ARTICLES

有名産地のプーアル茶と品質の関係を考える
同じ中国雲南省で作られるプーアル茶の中には、中国国内はもちろん、世界の愛好家にも広く知られた有名産地が複数存在します。 西双版納の老班章、易武、布朗山、臨滄市の氷島、昔帰、馬鞍山、忙肺などがその代表例で、これらの産地のお …
永德県棠梨山産の木易古樹生茶2013を発売
木易古樹生茶2013年を発売いたしました。 雲南省臨滄市永德県にある棠梨山で収穫されたお茶から作られたプーアル生茶です。木易は、棠梨山の茶園が位置するエリアを指す通称として、生産者が用いている名称です。 仕入れ後、弊社倉 …
産地でも珍しい実生老木の鳳凰単叢老欉蜜蘭香2022
非常に特別な鳳凰単叢老欉蜜蘭香2022を発売いたしました。特別である理由は、この蜜蘭香が、通常ではあり得ない実生の老木から作られている点にあります。そのため、一般的には考えられないほどの余韻が感じられ、非常に感動的な味わ …
雲南茶に使われる古樹・老樹・喬木の意味と実際
雲南省では、樹齢が高い茶樹ほど品質が高くなると理解されており、そのため樹齢を示す言葉が、お茶の名称やグレードに頻繁に用いられます。なかでも、古樹、老樹、喬木といった呼称は広く使われていますが、それぞれの意味や実際の使われ …
劉家古樹生茶2025を6年ぶりに発売
2019年以来、仕入を休止していた劉家古樹生茶2025を、6年ぶりに発売いたしました。 https://hojotea.com/item/d56.htm 劉家古樹生茶は、私たちが2014年からお付き合いのある劉氏が、自身 …
磁器茶器の選定について:三希牙白と徳化磁器
これまで当社では、磁器の茶器として台湾三希の製品を取り扱ってきました。三希の牙白シリーズは、お茶や水に対して優れた特性を備えており、実際にお茶の味や香りが明確に引き出されることから、当社としても高く評価し、約10年にわた …
手作り茶器各種入荷
渡辺陶三氏、前川淳蔵氏の茶器が複数入荷しました。 無名異 上赤 上赤は、佐渡島相川金山の坑道内から採取された、極めて稀少な天然土です。 金山に含まれる鉄分豊富な赤土 無名異 が、岩盤中で長い年月をかけて濾過されることで形 …
酸化酵素だけでは語れない発酵茶の香り-鍵を握る萎凋の科学
烏龍茶、紅茶、白茶などの発酵茶について、多くの書籍やネット情報では、お茶の発酵に関わる酵素としてポリフェノール酸化酵素(ポリフェノールオキシダーゼ:PPO)のみが取り上げられています。 しかし実際には、お茶の発酵には多数 …
低温殺青で作り上げたフルーティなプーアル茶:独木春古樹生茶2025 散茶
独木春古樹生茶が入荷しました。 https://hojotea.com/item/d31.htm このお茶は製造が非常に難しく、今回入荷できたのはごく少量のみです。 今年発売後、数日で完売した白岩山古樹生茶と同様に、在庫 …
安渓色種入荷:自社焙煎による香り高い烏龍茶
安渓色種が再入荷しました。 今回入荷した色種はとても品質が良く、また、値段をも据え置くことが出来ました。 https://hojotea.com/item/o74.htm 安渓色種とは 福建省の安渓で烏龍茶の製法が確立し …

PAGETOP