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高山銀毫古樹生茶 2014を発売
- [2015.12.29] Written By 北城 彰(Akira Hojo)
1芯1葉の茶葉から作られたお茶
高山銀毫 古樹生茶 2014年の特徴は、1芯1葉の自然栽培の茶葉のみから作られている点です。プーアル茶の摘み方の基準は、一般的には1芯2〜3葉、つまり、1つの芽と数枚の茶葉になった段階で摘まれます。
お茶の場合、数枚の葉をつける程度に成長が多少進んだ方がカテキン量が増え、熟成した際によりフルーティな香りが形成されます。このことからHOJOでは販売している多くのプーアル茶は、標準的な摘採基準に基づき、数枚の葉の茶葉を用いて作られております。
1芯1葉ゆえの滑らかな口当たり
ただし、人の好みは様々であり、中には、口にいれた時の滑らかな口当たりを重要視される人もおります。このため、HOJOではお茶の種類により、摘採基準を変えてお茶をプロディースしております。例えば、岩鳴山古樹生茶2014-2015の場合、1芯2葉の茶葉を用いており、ゆえに、お茶が滑らかな口当たりに仕上がっております。1芯1葉の本商品も口にいれた時のクリーミーな食感が特徴で、白茶を飲んでいるような自然な甘味が感じられます。葉が少ないことで、芽に含まれるアミノ酸のとろりとした食感が特徴的に感じられます。熟成を進めた場合、香りとしては、フルーティというよりもサトウキビやかりん糖のような甘い香りへと変化します。2015年の現時点で既に1年間保存してあるため、熟成により僅かですが甘い香りが形成されており、自然で心地の良い香りに感じられます。
手間がかかる収穫
高山銀毫について特殊な1芯1葉の基準で摘まれたお茶のみを使用しております。ゆえに、お茶表面の見た目も白〜銀のビロードのような色合いをしており、一見、高品質の茶葉で作られているような外観です。
本来、1芯3葉くらいになるまで待ってお茶を収穫した場合、一つ一つの茶葉の重量が重いため効率よく茶摘みをすることが出来ますが、1芯1葉の場合、一つ一つの茶葉が小さいため、収穫には非常に手間がかかり、それがお茶の値段に反映されます。
ミャンマーに近い山で栽培
高山銀毫古樹生茶2014は臨滄の西部、ミャンマーの国境まで20km付近の山で傣族という少数民族により収穫されたお茶です。茶園の標高は1700m前後で、無肥料、無農薬の自然栽培により作られたお茶です。雲南省内でもミャンマーに近い村は現代農業が殆ど普及しておらず、昔ながらの自然栽培が未だに引き継がれているため、産地としては非常に理想的な立地条件です。茶葉のサイズが小さいため、入手出来た量が限られており、比較的量に限りのあるお茶です。
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