先日入荷した百両茶と千両茶ですが、試飲無しで売ることは難しいため、早速、百両茶の一つを解体し試飲を行いました。
これらのお茶は、黒茶と呼ばれ、真夏の盛りに収穫された、大人の茶葉を緑茶に加工し、それをカビにより発酵することで作られます。
夏の茶葉から作られると言えば、日本の番茶もそれに相当しますが、番茶の場合火で焙られるため、栄養分の多くが酸化により失われます。それに対し、黒茶の場合、微生物による発酵で作られるため、ビタミン類が豊富と言われております。
茶葉は堅く締まっており、ナイフを片手に奮闘することでようやくご本尊を目にすることが出来ました。外側は、やや緩くなっており、その緩い部分の茶葉を除くと、内部は堅く締まっており、その部分を崩すと、黄色い色の斑点がたくさん観察されました。これらは、金花(チンファー)と呼ばれる、ある種のカビ(ユーロチウム)の胞子?と言われております。
湖南省産の黒茶には製法のためか、概してこのカビが見られます。このカビの量が多いほど、高品質と言われており、また、このカビの御陰で、長期間保存しておくと加速的に円やかで美味しくなります。
黒茶ですが、糖の吸収を抑制し、血糖値を下げる働きがあることが最近の研究により分かってきました。その為か、黒茶を飲むと、猛烈にお腹がすきます。くれぐれも、食後に飲まないといけませんね。
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