中国雲南省の高山地帯でヒョウ来襲

[2013.04.05] Written By

道一面に氷が

 

プーアル茶の産地を目指し、ミャンマーとの国境に近い山岳地帯を数時間かけて車で移動していた際、突然、ヒョウが降ってきました。

 

雲南省の山岳地帯を移動中にヒョウにみまわれる

私にとってヒョウは子供の頃に一度体験したのみなので、今回で2回目の経験でした。しかし、亜熱帯の山岳地帯でもヒョウが降るとは思いもよらず、突然の出来事に驚きました。ヒョウは15分くらい降り続きました。まるで雪のように激しく降り続いたため、いったん車を守るために、大樹の下に避難しました。もし茶園にいたら、体中にすり傷ができたと思います。

中国とミャンマーとの国境:現地案内人と記念撮影

雲南省を移動中に雹が降る

雲南省でヒョウ

ヒョウの後はスリップの危険

降りがおさまったときには、道は真っ白になっており、さっきまで25度近かった周辺の空気は急激に冷却され,、まるでスキー場にいるかのように、空気が冷え込みました。この為、道に積もったヒョウがとけず、車の運転が非常に危ない状況になりました。雪国出身の私は、雪道や雪が溶けかけのシャーベット状の道がいかに危ないか熟知しておりますが、今回運転をしてくれた現地案内人は、スリップの危険などは夢にも思わず、どんどん走っていくため、車が左右にスリップし、「かなり」危ない状況でした。

 

雲南省でヒョウ

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