ダージリンへ出張

[2012.02.06] Written By

3月の最終週もしくは4月の第1週目付近でインド、ダージリンの訪問を予定しております。
ファーストフラッシュのシーズンは3月の上旬位から始まるのですが、2000メートル級で収穫される高品質な茶葉は3月の下旬にシーズンを迎えます。
ダージリンへ行くのは今年で2回目です。前回行ったのは会社を起業して間もない頃で、今思うと知識・経験が未熟でした。
その点、今回は前回とは異なる視点でダージリンを見ることが出来そうで、大変楽しみにしております。
今回はまずAVONGROVEエステートをまず訪問予定です。
以前、AVONGROVEのガーデンマネージャーのバンガローに泊めて頂いた事があり、そのときにマネージャーとは親しくなりました。
ただ、AVONGROVEエステートは数年前に他の会社に売られたため、彼の連絡先が全て変更になっており、連絡先を突き止めるのに大変苦労しました。
ホールディング会社がカルカッタにあるため、そちらにメールを書き、番号を問い合わせたのですが音沙汰なし。
そこで、カルカッタの本社に電話をし、番号を聞き出そうとしたのですが、担当者から連絡させると言われ、その後1-2通だけメールのやり取りをしましたが、直ぐに音信不通となりました。
実は私のマレーシアの店舗のお得客にお坊さんがおります。
このお坊さんとは大変親しくお付き合いさせて頂いているのですが、彼が助け船を出してくれました。何と彼の弟子がダージリンにいたのです。
そんなわけで、お弟子さんを紹介して頂き、ダージリンへ電話をしました。そして待つこと、数週間、遂にガーデンマネージャーの携帯電話が判明しました。
何でも、お弟子さんが直接茶園まで行き、本人に電話番号を確認してくれたそうです。何とも有難い話です。
最近ようやくマネージャーと連絡が出来、ガーデンマネージャーのバンガローに泊めて頂けることになりました。
AVONGROVEでは2泊ほどし、その後はRisheehat, Sungma, Puttabongなどをまわる予定です。実はこれら3つの茶園はどれも同じオーナー会社の所有です。
この会社とは数週間前からメールのやり取りをしており、非常にまじめに対応してくれたために、意図せず、優れた上記3つの茶園を訪れることになりました。
私はRisheehatのファーストフラッシュは非常に好きです。シーズンのど真ん中にRisheehatでお茶が選べたら、良いお茶が買えるに決まっております!!!
ダージリンへ行くには、デリーまで飛び、そこから、バグドグラへ乗り継ぎ、バグドグラからタクシーでダージリンタウンまで行きます。
ダージリンタウンで一泊し、翌日、AVONGROVEのマネージャーが迎えに来てくれることになっております。
ただ問題はデリーでの乗り換えです。デリーには夜に着く飛行機しか無く、バグドグラ行きは翌日の10時までありません。
インドの空港で一夜開かすのは、私の脳では想像できません。インドの空港はどこも非常にいかがわしく、そこで朝まで過ごすかと思うと、気が遠くなります。

日本茶(緑茶)、中国紅茶、白茶、プーアル熟茶、プーアル生茶、ジャスミン茶、烏龍茶という厳選された茶葉7種のお試しセット

関連記事 RELATED ARTICLES

お茶に関する最新情報を確実にキャッチするには? SOCIAL NETWORK

1,Twitterをフォローする。2,FaceBookで「いいね!」を押す。3,メールマガジンに登録する。という3つの方法で、お茶に関する最新情報をキャッチすることができます。今すぐ下のツイッターフォローボタンや「いいね!」をクリック!

メールマガジン登録で無料サンプルをもらおう!
メールマガジンにご登録いただくと無料のサンプル茶葉のプレゼントや希少商品の先行購入など様々な特典がございます。ソーシャルメディアの購読だけでなく、メールマガジンへのご登録もお忘れなく!

HOJO TEAオンラインショップNEWS一覧を見る

白岩山古樹生茶2025 散茶|標高2300m・限定量入荷
白岩山高山茶2025の散茶を発売しました。 白岩山は、私たちがプーアル茶を製造している産地の中でも最も標高が高く、標高2300mの茶園から茶葉を収穫しています。 非常に限られた数量のみの入荷となっておりますので、ぜひお早 …
雲南省の自然栽培茶で作った釜炒り緑茶
雲南春尖緑茶を発売しました。 標高2100mにある自然栽培のお茶を原料とした、プーアル茶クラスの長い余韻が特徴のお茶です。 雲南省という比類なき茶葉原料の産地 私はお茶の会社を創業して20年間の間、あらゆるお茶産地を訪問 …

最新の記事 NEW ARTICLES

白岩山古樹生茶2025 散茶|標高2300m・限定量入荷
白岩山高山茶2025の散茶を発売しました。 白岩山は、私たちがプーアル茶を製造している産地の中でも最も標高が高く、標高2300mの茶園から茶葉を収穫しています。 非常に限られた数量のみの入荷となっておりますので、ぜひお早 …
雲南省の自然栽培茶で作った釜炒り緑茶
雲南春尖緑茶を発売しました。 標高2100mにある自然栽培のお茶を原料とした、プーアル茶クラスの長い余韻が特徴のお茶です。 雲南省という比類なき茶葉原料の産地 私はお茶の会社を創業して20年間の間、あらゆるお茶産地を訪問 …
産地の潮州・汕頭で人気の鳳凰単叢八仙2022を発売
2021年以来となる鳳凰単叢八仙の新ロットを発売いたします。 今回発売するお茶は、2022年産のお茶です。数年の熟成期間を経て非常に良い状態に仕上がりましたので、販売することにいたしました。 https://hojote …
大雪山野生白茶 散茶 2025年産の新茶を発売
大雪山野生白茶2025を発売しました。 https://hojotea.com/item/w11.htm 雲南省の山に自生するカメリアタリエンシスを原料に、今年も現地で原料選別から製茶まで関わって生産しました。 野生茶な …
2025年産の古樹白茶と古樹白牡丹を発売
2025年産の古樹白牡丹と古樹白茶、2種類を発売しました。 いずれも無農薬・無肥料で作られたお茶です。 実は少し前から販売していましたが、公式にはお知らせしていなかったため、本記事を書きました。 生産者と共に作り上げるお …
東山生茶2024年産餅茶を発売
東山生茶2024の餅茶を発売しました。2024年産の東山は、以前に散茶を発売し、短期間で売り切れとなりました。今回発売する2024年産の餅茶は同じ原料から作られたお茶です。餅茶は作りたては香りが比較的穏やかな傾向がありま …
雲南省の自然栽培茶を使った薪火釜炒り焙じ茶の開発
現在、私たちは雲南省に滞在し、お茶の生産に取り組んでおります。シーズンも終盤に差しかかっていますが、この時期は特に成長が遅く、質の高いお茶が収穫期を迎えるため、最後まで気が抜けません。プーアル茶と紅茶の製造を主軸としなが …
料理から見る雲南の多様性:少数民族・四川料理の交差点
雲南省に長期滞在してお茶を作っているわけですが、雨の日や生産予定の無い日は、近隣の街のホテルに滞在しております。 ホテルに滞在しているときは、外食するのですが、私達にとって、現地での食事はお茶作りと同等に興味があり、非常 …
渡辺陶三作:秋津無名異、野坂粗土急須他入荷
佐渡島の無名異焼作家、渡辺陶三氏の茶器が多種類入荷しました。 今回は、特に、秋津無名異酸化焼成と野坂炭化還元の急須・茶壺が多数入荷しました。 https://hojotea.com/categ/teaware.htm 秋 …
雲南白茶、理想を形にする現地生産
3月25日に雲南省に入り、現在まで白茶の製造に取り組んでいます。 本コラムでは、雲南省における白茶生産の実情や、その品質、管理のあり方についてご紹介します。 何故雲南省で白茶を作るのか 白茶といえば、まず思い浮かぶのは福 …

PAGETOP