西双版納の次は普洱(プーアル)へ向かいました。普洱と言えば、普洱茶の語源にもなっているくらい、プーアル茶とは切っても切れない関係にあります。その昔、雲南省南部のお茶は茶馬古道を通じてプーアルへと集積され、そこから更に北西へと運ばれていったのでした。

 

現在も、普洱には多くの茶商が店や事務所を構えております。
普洱の場合、南部の西双版納にも、无量山にも近いため、各地から良質のお茶を集めてくるのに最適の立地条件にあります。
その様な立地を生かし、普洱には无量山南部のお茶を仕入れに行きました。
話はややそれますが、お茶を買う場合、以下の方法があります。
1.中国のお茶専門貿易商社を通じて買う
2.各地域を代表するプーアル茶の工場から買う
3.農家から直接買う
4.プーアル(問屋)ハンターから買う
一番問題外なのはNo.1の方法です。
ただ、この方法は非常に楽なので、日本国内外の多くの会社がこの方法を採用しております。
商社の場合、お茶の知識の質が低く、また、安定供給できる品質しか紹介してくれないため、結果的にNo.2の工場から買って、それを海外に輸出している場合が殆どです。
No.2の方法の場合、良いお茶も悪いお茶もブレンドされてしまいます。このため、決して良いお茶は入手できません。
「量を売ってなんぼ」の工場の場合、質よりも量重視で、平均点的なお茶は入手できても、高品質のお茶は入手が困難です。
No.3の場合、値段は安くつきますが、非常に高いリスクを伴います。
まず、農家は自分の作っているお茶のことは分かっていても、お茶全体に対する大局観がないため、値段的にも品質的にもギャンブルになりかねません。
私が好んで採用しているのは、No.4の方法です。
個人経営する中国国内向けのお茶問屋を探し、その専門家と共にお茶を探します。
この場合、一緒に農家に行くこともあるし、何よりも、自分の求めているお茶を説明しやすく、私の求める内容に対し打てば響くように反応してくれます。
直接買うよりは多少コストが高くつくように感じますが、結果的に割安で良い品質が探し出せます。
今回、普洱へ行ったのも、プーアルハンターと会うためでした。
普洱の町はこじんまりとしており、気候も暑すぎず寒すぎずとても過ごしやすい場所でした。
ただ、残念なことに、私は西双版納で最後に食べた、火鍋が原因で、極めて深刻な食中毒になっており、お茶のテイスティング以外の時間は殆ど寝て過ごしました。
puerh town
プーアルの町:手前に見えているのは茶園(緑茶等を生産)

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