伝統式凍頂烏龍茶 炭焙
傳統式凍頂烏龍 炭焙を発売しました。台湾では数十年前までは烏龍茶は発酵を長時間行い、重発酵に仕上げるのが当たり前でした。ところが、高山茶の人気の高まりと共に、微発酵の烏龍茶が主流となり、今では伝統的な重発酵の台湾烏龍茶は入手が極めて困難なお茶です。HOJOでは伝統式凍頂烏龍については数年前から販売しております。値段が比較的高いお茶ですが、にもかかわらず台湾の烏龍茶の中でも極めて人気の高い商品です。人気の理由は、フルボディと強いコクに加え、柑橘系のフルーツ、シナモンのような香り、花のような香りが何層にもなって感じられる点で、非常に飲み応えのあるお茶です。

標高だけでは判断できない台湾茶

多くの人は、台湾茶を標高の高い低いだけで判断しがちです。同じ樹齢のお茶を同じ栽培方法で育てた場合、標高の高さは、コクの強さと比例します。この論理から、標高が2400mの梨山茶などはコクがとても強く、染み入るような透明感のある味わいが特長です。
ただ、お茶の質を語る上で重要なのはコクだけではありません。コクは「味と香りの奥行き」を表す感覚です。それにたいして、もう一つ大事なのは「ボディ」と呼ばれる感覚です。ボディは「味と香りの広がり」を表す感覚です。ボディが強いお茶は、香りが豊に感じられ、ふんわりとしたふくよかさが楽しめます。
つまり、コクとボディを併せ持つお茶は、非常に人気のあるお茶で、同時に高価な値段で取引がされる、高級茶と定義することが出来ます。
傳統式凍頂烏龍 炭焙の茶葉

フルボディのお茶を生み出す凍頂山の土壌

傳統式の製法でお茶を作るに辺り、凍頂烏龍で作らなくても、阿里山茶を始め、他にも色々の選択肢があります。多くの選択肢がある中であえて凍頂烏龍にこだわった理由ですが、凍頂烏龍茶の素晴らしい点は、ボディの強さにあります。凍頂山の土壌は台湾でも屈指の強いボディを生み出します。これは凍頂山の土壌にアルカリ性のミネラルが豊富に含まれるためと推察されます。フルボディの凍頂烏龍茶を傳統式の作り方で発酵度を高めることで、より香りが口の中に広がりやすく、重発酵の恩恵を最大限に享受することが出来ます。

想像以上に奥が深い火入れ

さて、ここまでは清香型の伝統式凍頂烏龍茶の説明ですが、今回仕入れたお茶は、この傳統式の凍頂烏龍茶に火をいれたものです。お茶の炭焙といってもピンキリで、数時間の火入れから、数十時間の火入れまであります。大量生産品になると、高い温度にて短時間で火入れが行われます。この方法ですと、表面のみが焦げ、香ばしい香りがしますが、内部までしっかり火が入ってないことが多く、また、短時間の焙煎では乾燥フルーツのような、栗のような甘い香りは出ません。更に、火入れにこだわった場合、一回で火をいれるのではなく、2-3回に分けるるなど多くの手間がかけられます。今回発売したお茶は、30時間以上、低い温度での火入れが行われており、熟成とベイキングが絶妙にバランスされているように思います。特に、低めの温度による長時間の火入れにより、熟成香が強く感じられ、乾燥フルーツのような甘い香りと、炭焙香が両方感じられ非常に濃厚な香りのお茶です。このお茶は熟成にもむいており、もし、保存をしたい場合は未開封の状態で保管することで、より甘い香りが生成されます。

左は微発酵で火が入ってない烏龍茶、右は伝統式凍頂烏龍 炭焙

左は微発酵で火が入ってない烏龍茶、右は伝統式凍頂烏龍 炭焙

このお茶に興味がある方は以下のページをご覧ください。

https://hojotea.com/item/o55.htm

日本茶(緑茶)、中国紅茶、白茶、プーアル熟茶、プーアル生茶、ジャスミン茶、烏龍茶という厳選された茶葉7種のお試しセット

関連記事 RELATED ARTICLES

お茶に関する最新情報を確実にキャッチするには? SOCIAL NETWORK

1,Twitterをフォローする。2,FaceBookで「いいね!」を押す。3,メールマガジンに登録する。という3つの方法で、お茶に関する最新情報をキャッチすることができます。今すぐ下のツイッターフォローボタンや「いいね!」をクリック!

メールマガジン登録で無料サンプルをもらおう!
メールマガジンにご登録いただくと無料のサンプル茶葉のプレゼントや希少商品の先行購入など様々な特典がございます。ソーシャルメディアの購読だけでなく、メールマガジンへのご登録もお忘れなく!

HOJO TEAオンラインショップNEWS一覧を見る

2020年産の各種新商品を発売のお知らせ
最近、立て続けに数種類の新商品を発売しましたのでお知らせいたします。 鳳凰単叢烏龍茶 https://hojotea.com/item/houou.htm 2020年産の鳳凰単叢を3種類発売しました。今年はお茶のシーズン …
秋津無名異 酸化焼成の急須・茶壺・宝瓶が入荷
渡辺陶三氏作の秋津無名異 酸化焼成の急須、茶壺、宝瓶が入荷しました。 https://hojotea.com/item/tozo_akitsu.htm 天然土ゆえの個性的な外観 渡辺氏は自ら山の土を掘り、自前で全て精製し …

最新の記事 NEW ARTICLES

【お茶のレシピ】茶飯が楽しい!紅茶、プーアル茶、白茶、烏龍茶、緑茶で驚きの美味しさに!
お茶を水の代わりにいれてご飯を炊くと、お茶ご飯が出来ます。このお茶ご飯が想像以上に美味しいので紹介したいと思います。 茶飯と言っても、緑茶だけではなく、紅茶、白茶、烏龍茶、プーアル茶、ジャスミン茶などいろんな種類のお茶で …
プーアル茶の餅茶と散茶、どちらを選ぶべき?
プーアル茶というと、円形の餅茶や四角いブロック状の磚茶、或いは、キノコのような形状のトウチャなど、お餅のような硬い塊に加工されているイメージがあります。しかし、プーアル茶には散茶もあることをご存じでしょうか?雲南省の産地 …
2020年産の各種新商品を発売のお知らせ
最近、立て続けに数種類の新商品を発売しましたのでお知らせいたします。 鳳凰単叢烏龍茶 https://hojotea.com/item/houou.htm 2020年産の鳳凰単叢を3種類発売しました。今年はお茶のシーズン …
秋津無名異 酸化焼成の急須・茶壺・宝瓶が入荷
渡辺陶三氏作の秋津無名異 酸化焼成の急須、茶壺、宝瓶が入荷しました。 https://hojotea.com/item/tozo_akitsu.htm 天然土ゆえの個性的な外観 渡辺氏は自ら山の土を掘り、自前で全て精製し …
蘭の花のような香り!安渓産の鉄観音清香型を発売
鉄観音清香型を発売しました。このお茶は中国福建省にある、安渓の祥华福新村産の春茶から作られた蘭の花のような香りがする烏龍茶です。 鉄観音は品種名 鉄観音とは鉄観音という品種のお茶から作られた烏龍茶を指します。 鉄観音は品 …
プーアル生茶の散茶、武家寨2018を発売しました。
2018年産の武家寨 プーアル生茶を発売しました。このお茶は2018年に作ったのですが、より個性を際立たせるために2年間熟成をしました。熟成させたことで乾燥フルーツ系の甘い香りが強く感じられるようになりました。 標高20 …
朝比奈玉露の本玉露、玉露やぶきたを発売
ヤブキタ品種100%から作られた本玉露、玉露やぶきたを発売しました。本商品は静岡県藤枝市を産地とする朝比奈玉露です。 玉露やぶきたは朝比奈玉露 玉露やぶきたは、静岡県藤枝市岡部町の朝比奈川流域の茶園で作られた朝比奈玉露で …
現地でも珍しい武夷山の桐木水仙紅茶を発売
中国福建省武夷山の桐木関で作られた、桐木 水仙紅茶を発売しました。 茶園は標高1000m、お茶の樹齢は50歳ほどのお茶の木から摘まれた、無農薬無肥料の自然栽培茶を原料としております。 伸びやかな後味と濃く甘い香りが特徴の …
渡辺陶三氏作の秋津無名異還元焼成急須と野坂粗土宝瓶が入荷
佐渡島の渡辺陶三氏作の急須と宝瓶が入荷しました。 今回入荷したのは、秋津無名異還元焼成の急須と、野坂粗土の宝瓶です。どちらも生磨きのモデルです。 秋津無名異還元焼成 秋津無名異還元焼成でお茶をいれると、酸化焼成と炭化還元 …
独木春古樹生茶の散茶を限定量発売
独木春古樹生茶の散茶(春茶)を発売しました。このお茶ですが、2018年産、2019年産、2020年産をブレンドすることで非常に飲みやすい香りに仕上げております。 https://hojotea.com/item/d31. …

PAGETOP