大雪山野生生茶の散茶を発売しました。

散茶は希少なため、例年は短期間で売り切れてしまうお茶です。今年は比較的多めに入手しましたが、動きの速いお茶ですので、興味のある方はお早めにご検討ください。

2026年は大雪山野生生茶の香りは強め

今年はここ数年で、野生茶の香りが特に良い年でした。
このため、今年のお茶は非常に香り高く、ブドウを思わせる甘い香りが強く感じられます。

ただし、作りたての野生茶は、鉄を思わせるミネラル感も同時に感じられます。未開封のままあと数か月保存すると、初期熟成により甘いフルーツ香がさらに増し、鉄っぽいミネラル感が落ち着くことで、より洗練された香りへと変化します。

また、このお茶は未開封のまま(無酸素で)3年以上熟成すると、レーズンのような乾燥フルーツ香に加え、蜜のような甘い香りも形成され、極めて華やかな香りへと変化します。すぐに飲んでも美味しいですが、熟成させ、自分好みの香りに育て上げるのも面白いお茶です。

なお、熟成速度は保存環境の温度と相関するため、暖かい場所に置くほど熟成は早く進みます。

「野生茶」として流通する茶園産のカメリアタリエンシス

本来、野生茶とは、人の手で栽培された茶園ではなく、山に自然に自生する茶樹から作られたお茶を指します。

しかし、雲南省では「野生茶」という言葉は、本来とは異なる意味で使われています。現地では、カメリアタリエンシス(Camellia taliensis)であれば、山に自生しているものも、畑で栽培されたものも区別せず、「野生茶」と呼ぶ習慣があります。そのため、「野生茶」は天然か栽培かを表す言葉ではなく、カメリアタリエンシスという種を指す呼称として使われています。

これは、畑で栽培されたヤマブドウやヤマモモでも、それぞれ「ヤマブドウ」「ヤマモモ」と呼ばれることに似ています。本来は山野に自生する植物を表す名称でしたが、栽培されるようになった現在でも、その名称は変わることなく使われています。

野生茶の人気が高まったことを受け、現在ではカメリアタリエンシスは雲南省各地の茶園で広く栽培されるようになりました。しかし、こうして栽培されたものも、現地では天然のものと区別されることなく「野生茶」として流通しています。そのため、市場で「野生茶」として販売されているお茶の大半は、実際には茶園で栽培されたカメリアタリエンシスです。

さらに厄介なのは、その流通経路です。野生茶の多くは中間業者を経由して取引されるため、実際に産地で原料を確認していない限り、天然の野生茶と栽培されたカメリアタリエンシスを見分けることは容易ではありません。その結果、販売している人自身も、自分が扱っているお茶を本物の野生茶だと信じているケースが少なくありません。

私たちは、このような現地の呼称とは区別し、本当に山に自生する天然のカメリアタリエンシスのみを野生茶として取り扱っています。現地へ何度も足を運び、生育環境や採取場所を自ら確認した原料だけを使用しています。本物の野生茶は、栽培されたカメリアタリエンシスと比べ、後味の濃さ(余韻の長さ)、味の透明感に明確な違いがあります。

水出しでも美味しい

プーアル茶というと、熱いお湯で淹れるのが当たり前という感覚があるかもしれません。
しかし、実際には、プーアル生茶は水出しにしても非常に美味しいお茶です。

特に、野生茶から作られた生茶は、香りが非常に強く、ブドウのようなフルーティな香りがあるため、水出しとの相性が非常に良いお茶です。

私は、暑くても熱湯で淹れたお茶を飲むのが好きですが、そうは言うものの、冷蔵庫に水出し茶があると、ついゴクゴク飲んでしまいます。

濃厚な味と香りに加え、渋みがほとんどないお茶ですので、淹れ方にはあまりこだわらず、ぜひ色々な淹れ方でお楽しみください。

大雪山野生茶のお買い物は此方から

50g(袋) / 価格3,564円(税込み)

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200g(4袋 x 50g) / 価格13,932円(税込み)

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お値打ちパック:600g(12袋 x 50g) / 価格34,214円(税込み)

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