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鳳凰単叢烏龍茶を5種類発売
- [2026.07.31] Written By 北城 彰(Akira Hojo)

各種の鳳凰単叢を5種類発売しました。
https://hojotea.com/item/houou.htm
- 鳳凰単叢蜜蘭香 濃香 2025 No.2
- 鳳凰単叢老欉蜜蘭香 2021
- 鳳凰単叢鴨糞香 2022 No.2
- 鳳凰単叢老欉姜花香 2023
- 鳳凰単叢老欉桂花香 2023
鳳凰単叢烏龍茶は、華やかな花やフルーツを思わせる香りと、極めて長い余韻を特徴とする、中国を代表する銘茶の一つです。
鳳凰単叢とは
鳳凰単叢というと妙に難しい名称なので、それだけで敬遠されがちですが、その香りの華やかさ、特に、花やフルーツの香りが非常に強く、初心者が飲んでも直ぐにその良さが理解できるお茶です。
鳳凰単叢の「鳳凰」は広東省潮州の鳳凰鎮と言う行政区に由来しております。
鳳凰山(広東省潮州市鳳凰鎮・烏崠山周辺)で栽培される烏龍茶は、品種としてはすべて「鳳凰水仙」という地方群体品種(種から育てる過程で自然交雑を繰り返してきたため、木ごとに個性が異なる在来品種群)に属します。この鳳凰水仙という同じ母集団の中から、特に花やフルーツのような華やかな香りを持つに至ったお茶が「単叢」として区別されます。単叢は現在、蜜蘭香、芝蘭香、鴨屎香など、香りの特徴や品種等によってさらに細かく分類されています。
一方、同じ鳳凰水仙という群体種(在来品種群)に属しながら、花やフルーツのような際立った香りを持たないお茶は『水仙』と呼ばれ、単叢には分類されません。つまり「水仙」という言葉は、鳳凰山産烏龍茶全体が属する植物学的な品種名であると同時に、その中で香りが際立たないお茶を指す商品区分名としても使われており、同じ言葉が二つの意味で使われている点には注意が必要です。単叢と水仙は木の種類が違うのではなく、同じ品種のお茶が、香りの仕上がりによって呼び分けられている、という関係になります。
尚、老欉とは、単叢の中でも樹齢の高い茶樹から作られたお茶を指します。明確な樹齢の基準はなく、生産者によって異なりますが、一般に樹齢が高いほど後味の余韻が長く、味わいに深みと柔らかさが感じられる傾向があります。
単株とは、単叢の中でも、特定の1本の茶樹のみから収穫・製茶されたお茶を指します。そのため生産量は極めて少なく、鳳凰単叢の中でも最も希少で高価なお茶です。樹齢の高い茶樹が単株として製茶されることも多く、「老欉単株」と呼ばれることもあります。
鳳凰単叢の特徴
鳳凰単叢の特徴は、日本や台湾のような、茶樹を低く刈り込んで隙間なく並べて栽培する茶園仕立てでは無く、茶樹を栗や桜の木のように、剪定を行わず自然樹形のまま伸び放題に育てている点です。お茶摘みも、梯子を使ったり、足場に登ったりして行われます。
自然な形に木を維持することで、木はゆっくりと生長し、その結果、余韻が非常に長いお茶になります。このため、鳳凰単叢烏龍茶は、同じ烏龍茶である、安渓、台湾の烏龍茶と比較しても、際だって余韻が長い点が特徴です。

鳳凰単叢のお茶の木

更に、もう一つの特徴は、荒茶(毛茶)が最後に炭火で焙煎される点で、この炭焙の技術こそが鳳凰単叢の核心と言えます。焦がさない低温を保ちながら6時間ほどかけて丁寧に火を入れることで、雑味が抜け、透明感のある甘い香りや花・フルーツの香りが際立ちます。武夷岩茶のような強い焙煎香を引き出す製法とは異なり、鳳凰単叢では繊細な花香や果実香を生かす火入れが重視されています。
以下のお茶を発売しました。
鳳凰単叢蜜蘭香 濃香 2025 No.2
当店の定番商品は、鳳凰単叢 蜜蘭香 No.1です。価格と品質のバランスに優れ、当店で最も人気の高い鳳凰単叢です。
今回発売した蜜蘭香 No.2は、No.1と同程度の樹齢(約60〜70年)の茶樹から作られていますが、より標高の高い茶園で生産された、ワンランク上の品質のお茶です。
産地は大庵村、標高約950m。樹齢60〜70年ほどの茶樹から摘採し、比較的濃香タイプに仕上げています。ライチを思わせる非常に甘く華やかな香りと、濃厚で甘い後味が特徴です。
60〜70歳と言う樹齢だけを見れば、一般的には老欉として販売されても遜色のないお茶です。しかし、当社では「老欉」の名を冠する商品には、さらに樹齢が高く、標高も高い茶園のお茶を選んでいます。
No.2は、No.1よりも香り、余韻、透明感に優れながら、老欉蜜蘭香ほど高価ではありません。定番商品のNo.1では少し物足りないものの、老欉までは必要ないという方に最適な、両者の間を埋める蜜蘭香です。

鳳凰単叢蜜蘭香 濃香 2025 No.2のお買い物は此方から
袋小 : 15g / 価格 1,944円(税込み)
缶入り: 40g / 価格 4,968円(税込み)
袋大(40g入りの袋が3個入うり) :120g / 価格 14,580円(税込み)
お値打ちパック(袋大が3袋=合計40gの袋が9袋):360g / 価格 59,616円(税込み)
鳳凰単叢老欉蜜蘭香 2021
標高950m、大庵村にある樹齢80年を超える茶樹から収穫されたお茶です。
蜜蘭香特有のライチを思わせる甘い香りに加え、華やかな花香が特徴です。
濃香タイプですが、炭焙は強すぎず、水色は山吹色に近い色合いに仕上がっています。また、5年間の熟成により、蜜蘭香特有の華やかな香りに深みが加わり、より濃厚で複雑な味わいをお楽しみいただけます。
樹齢80年を超える茶樹ならではの、厚みのある味わいと非常に長い余韻も魅力です。また、無農薬・無肥料で栽培された茶樹から作られているため、透明感のある澄んだ花香や果実香もお楽しみいただけます。

鳳凰単叢老欉蜜蘭香 2021</h3のお買い物は此方から>
袋小 : 15g / 価格 2,916円(税込み)
缶入り: 40g / 価格 7,344円(税込み)
袋大(40g入りの袋が3個入うり) :120g / 価格 21,600円(税込み)
お値打ちパック(袋大が3袋=合計40gの袋が9袋):360g / 価格 52,877円(税込み)
鳳凰単叢鴨糞香 2022 No.2
「鴨屎香」という名前を初めて目にした方は、「鴨の糞の香り?」と思われるかもしれません。
「鴨屎」は中国語で「鴨の糞」という意味ですが、もちろん実際にそのような香りがするわけではありません。鴨屎香は鳳凰単叢を代表する香型の一つであり、マンゴーを思わせる甘いトロピカルフルーツの香りが特徴の、非常に人気の高いお茶です。
「鴨屎香」という少し変わった名前には、このような言い伝えがあります。
最初にこの香りのお茶を発見した農家では、そのあまりにも素晴らしい香りから、他の人に茶樹を盗まれてしまうことを大変恐れました。そこで、誰も興味を示さないような名前を付けることで、自分の茶樹を守ろうと考えたと言われています。こうして付けられた名前が「鴨屎香」だったと言われています。
本商品は、坪坑头村の標高約1,000mにある茶園で栽培された茶樹から作られています。比較的手頃な価格帯でありながら、非常に濃厚な香りと長い余韻を持ち、何煎も美味しくお楽しみいただけます。価格以上の品質を備えたお茶であったため、試飲したその場で仕入れを決めました。
華やかで力強い香りに加え、口当たりは非常に柔らかく、雑味が少ないことも特徴です。2022年の仕入れ後は無酸素で保存しており、熟成によって香りはさらに濃厚になっています。
鴨屎香は、近年、中国で非常に人気の高いお茶です。本商品は、比較的手頃な価格でありながら、非常に甘く華やかな香りが楽しめるため、特にお勧めしたい商品の一つです。

鳳凰単叢鴨糞香 2022 No.2のお買い物は此方から
袋小 : 15g / 価格 1,512円(税込み)
缶入り: 40g / 価格 3,780円(税込み)
袋大(40g入りの袋が3個入り) : 120g / 価格 11,016円(税込み)
お値打ちパック(40gの袋が15袋):600g / 価格45,360円(税込み)
鳳凰単叢老欉姜花香 2023
鳳凰単叢の多彩な香型の中で独自の存在感を放つ「姜花香」。華やかな名前の陰に隠れがちですが、現地ではその力強い香りで特に高く評価されているお茶です。本品は2023年に仕入れ、日本で無酸素状態のまま2年間熟成させました。熟成によって香りがさらに際立ち、このたび発売いたします。
「姜花香」の名前は、生姜の花を思わせる香りに由来しています。日本では生姜の花に触れる機会はほとんどありませんが、台湾や中国、東南アジアで実際に生姜の花の香りを嗅ぐと、その名の由来を実感できます。
日本の花に例えるなら、水仙、百合、ニセアカシア、スイカズラを思わせる華やかな花香が感じられます。さらに、ほのかに蜜蘭香を思わせるライチのような甘い果実香も重なります。スパイシーさを帯びた力強いフローラルなトップノートが特徴で、鳳凰単叢の中でも特に個性の際立つ香型です。
樹齢約200年の老木と標高約1,000mという恵まれた環境で育った茶樹は、生育が非常に遅く、その結果、濃厚な後味と極めて長い余韻を生み出します。身体の隅々にまで染み入るような、密度の高い味わいをお楽しみいただけます。

鳳凰単叢老欉姜花香 2023のお買い物は此方から
袋小 : 15g / 価格 6,480円(税込み)
缶入り: 40g / 価格 17,064円(税込み)
袋大(40gが3袋) :120g / 価格 50,760円(税込み)
お値打ちパック(40gが9袋):360g / 価格 122,861円(税込み)
鳳凰単叢老欉桂花香2023
鳳凰単叢老欉桂花香単株は、頭垭村の標高約1,000mにある樹齢約250年の老木1本から収穫された単株茶です。
「桂花香」とは、中国語で「金木犀の香り」を意味します。現在の公式規格では香型の一つとして分類されていますが、もともとは金木犀を思わせる香りを持つ一本の母樹に付けられた名称でした。その後、その母樹から挿し木によって茶樹が増やされるにつれ、「桂花香」は同様の香りを持つお茶を表す香型名としても使われるようになりました。そのため現在でも、生産者によっては母樹の系統を指す場合と、香りのタイプを指す場合があり、二つの意味で用いられています。
金木犀の香りは非常に人気があり、中国や台湾では、金木犀の花で香り付けした「桂花烏龍」も広く販売されています。また、市場には、鳳凰単叢でありながら金木犀などの香りを後から付けた着香茶も少なくなく、特に桂花香は着香茶が多い銘柄として知られています。
しかし、本商品は一切着香を行っておらず、茶葉だけで金木犀を思わせる明瞭な香りを生み出しています。このような桂花香は極めて希少です。当社でもこれまで数多くの桂花香をテイスティングしてきましたが、実際に金木犀を明瞭に感じられるものはごくわずかでした。
本単株茶は、金木犀を思わせる香りが非常に鮮明で、その香りの個性と品質の高さは何度飲んでも驚かされます。さらに、樹齢約250年の老木ならではの非常に長い余韻と濃厚な後味を兼ね備えており、高品質な桂花香の魅力を存分にお楽しみいただけます。

鳳凰単叢老欉桂花香2023のお買い物は此方から
袋小 : 15g / 価格 7,776円(税込み)
缶入り: 40g / 価格 20,520円(税込み)
袋大(40g入りの袋が3個入り) :120g / 価格 61,020円(税込み)
お値打ちパック(袋大が3袋=合計40gの袋が9袋):360g / 価格 147,744円(税込み)
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