日本の茶器

[2009.12.22]
常滑の赤土は本朱泥と呼ばれ、お茶をまろやかにする

愛知県の常滑市は焼き物の街としてよく知られた場所です。常滑を含む愛知県、三重県、岐阜県一帯にはその昔巨大な湖がありました。この湖は東海湖と呼ばれ、現在の琵琶湖よりも大きな湖でした。常滑焼の朱泥はこの湖に堆積した土に由来し …

[2009.12.21]
長老寿型 彼岸花紋

お客様の特注で鈴木盛久にお願いし、特注の鉄瓶を制作していただきました。 長老寿型という形状ですが、その前面に彼岸花をデザインしていただきました。 彼岸花は熊谷志衣子さんのオリジナルデザインですが、相変わらず、可憐で素敵な …

[2009.12.20]
佐渡島へ出張、無名異作家と急須の打ち合わせ

週末、佐渡へ出張してきました。 渡辺陶三氏、清水賢氏との打ち合わせで行ったのですが、あいにくの悪い天気に見舞われ、フェリーも辛うじて出てくれました。 今の時期に佐渡へ行く人はとても少ないため、フェリー会社もどちらかという …

[2009.05.12]
佐渡島の相川金山に眠る朱泥や紅泥

相川金山は佐渡金山の中でも最大級の鉱山です。同時に、鉱山の副産物として鉄分を多く含む赤土が埋蔵されております。 金も、銀も、赤土に含まれる鉄も、海底火山の噴火と共に、地中深くにあったミネラルが超高温の水に溶け、地上に運ば …

[2009.04.27]
佐渡島には無名異土にとどまらず、色とりどりの土があります。

  佐渡には金や銀を始めとする鉱物だけでなく、宜興と遜色のない種類の土が豊富に埋蔵されております。 これは佐渡島自体が海底火山によってできた島であることに起因しております。   佐渡の焼き物というと、 …

[2009.04.04]
佐渡島における無名異焼の生磨きの秘密

佐渡島における無名異焼の土は作家がそれぞれに金山周辺から採掘することで集められます。採掘された土は、更に細かく粉砕され、水に溶かした跡にメッシュを通す事で細かなサイズの粒子だけが集められます。現在、作家が自ら天然の土を仕 …

[2009.04.02]
無名異焼の仕入れで渡辺陶三氏を訪問

無名異焼作家の渡辺陶三氏を訪ね、佐渡島へ行きました。 陶三氏は今年で70歳ですが、現在も現役で茶器を中心に作品作りをされております。 陶三氏には娘さんと息子さんがおり、それぞれに陶芸に従事されているとの話を聞きとても心強 …

[2009.04.01]
佐渡島にて無名異焼の仕入れ

佐渡島に行ってきました。私は佐渡のイメージとして、割と平坦な土地を想像していたのですが、実際に佐渡に行ってみて島のスケールの大きさに圧倒されました。佐渡島は新潟県に属しておりますが、佐渡県として沖縄や北海道のように独立し …

[2009.02.21]
お茶が美味しくはいらない?購入には注意が必要な茶器

  お茶を美味しくするどころか、逆に不味くする茶器も 宜興の紫砂のなかには、お茶の味を良くするのではなく、質を落としてしまう土もあります。緑泥という土をご存じでしょうか?中国の宜興では緑泥と呼ばれる土で、字の如 …

[2008.09.02]
窯変-舘正規作

舘正規さんから荷物が届きました。 舘さんは最近とても忙しく、納品をして頂くためにはかなり待たねばなりません。 それゆえ荷物が届くと何とも嬉しい気分です。 今回届いた荷物の目玉は窯変急須でした。 この急須は舘さんが展示会の …

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渡辺陶三作:秋津無名異、野坂粗土急須他入荷
佐渡島の無名異焼作家、渡辺陶三氏の茶器が多種類入荷しました。 今回は、特に、秋津無名異酸化焼成と野坂炭化還元の急須・茶壺が多数入荷しました。 https://hojotea.com/categ/teaware.htm 秋 …
長期熟成をした緬境野生茶2014年産を再発売
緬境野生茶 2014(生茶)マレーシア熟成 緬境野生茶 2014は、マレーシアと日本で長期保存をしており、しっかりと熟成が進んだお茶です。 このお茶は数ヶ月間、有酸素で雲南省で保存し、その後無酸素にて追加熟成をしておりま …

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