標高2000mにある樹齢数百歳の自然栽培茶、古樹白茶2021を発売

[2021.09.02] Written By


古樹白茶2021を発売しました。
力強い余韻と、花やハーブのような甘い香りがするお茶です。

原料の質は白茶の品質の要

一般的に白茶と言えば福建省産がよく知られております。ただ、福建省の白茶は、製茶技術こそ非常に素晴らしいのですが、福建省の農園は大規模に管理された現代農業方式ということもあり、余韻が短く、香りに濃さがありません。

この為、福建省産の白茶を飲むと、埃っぽい、草みたい等、印象に残りにくく、個性が弱く感じられます。

白茶の場合、原料の質が香りに顕著に反映されるため、HOJOでは、貪欲に質の高い茶葉を求め、その結果、雲南省の高地にある老木から収穫された茶葉を用いて白茶を生産しております。

私達の古樹白茶は、雲南省臨滄市の南西部、標高2000m以上の高地にて、樹齢100-300歳の老木から収穫された無農薬無肥料のお茶から作られております。

極めて標高が高いため、昼夜の温度差が激しく、更に、老木、無肥料という条件が加わることで、お茶は非常にゆっくりと成長します。この為、茶葉を構成する細胞が小さく、高密度になり、単位面積当たりの細胞の数が劇的に増します。

結果、茶葉はポリフェノール及びミネラルを多量に含み、体の奧に染み入るような濃厚な味のお茶が出来ます。味に加え、香りも非常に強く、HOJOのラインアップの中でも特に人気のあるお茶です。

HOJOのこ樹白茶は特注生産

HOJOでは、シーズン前に特注することで、希望する原料茶葉と製法にて、白茶の生産をしております。現地の農家を数年かけて技術指導することで、雲南で一般的にみられる褐色系の蒸れ臭を伴う白茶では無く、福建省のような管理の行き届いた製法でお茶を作っております。

また、今年から、雲南省の生産者に、包装設備を導入して貰うことで、現地でアルミ袋に包装できるように改善をしました。これにより、輸送中、高温多湿に晒されることによる品質劣化リスクが低減され、品質面においてより改善することが出来ました。

古樹白茶はお湯で淹れても美味しいですが、水出しにすると、紫蘇や花のような爽やかな香りがします。不思議なことに、白茶は子供が最も好むお茶の一つで、多くのお客様から「子供が喜んで飲んでいる」というフィードバックを戴いております。

今年はコロナ禍の影響で運送コストが非常に増えており、体積が非常に大きな白茶の輸送に関して、送料が増しております。この為、僅かではありますが、送料の増加分をカバーすべく、値段微調整をさせていただきました。

買い物はこちらから

袋入り:   50g / 価格 1,512円(税込み)
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3袋セット:   150g(50gを3袋) / 価格 4,320円(税込み)
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お値打ちパック: 600g (50gを12袋) / 価格 14,580円(税込み)
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