樹齢300歳以上の自然栽培茶!大茶林古樹生茶2020を発売

[2021.11.04] Written By

大茶林古樹生茶は高級プーアル茶の代名詞である単株茶(一本の老木のみから作られたお茶)と同じレベルの後味(余韻・コク)が味わえるお茶です。

通常、コクの強さ=質を示す指標であり、強いコクのお茶は非常に高額で取引されます。にもかかわらず、大茶林古樹生茶は値段が単株茶の半分であり、後味の濃さで判断する限り非常にコスパの高いお茶です。

2020年に生産したお茶ですが、新茶で仕入れた際はやや荒削りな個性だったため、1年間熟成することで、より香りと味を安定させました。

単株プーアル茶レベルの圧倒的な余韻!

大茶林は毎年HOJOのプーアル茶を作っている生産者が所有する茶園の名称です。茶園は標高約2100mに位置します。地域の中でも他を圧倒するような巨大なお茶の木が大量にある茶園ゆえに通称「大茶林」と村人達から呼ばれております。

大茶林のお茶の木は、無肥料無農薬、また、枝刈りや剪定も行われず、自然の植物に近い形で放置されており、理想的な栽培環境です。

大茶林と呼ばれる茶園:写真内の大木はどれもお茶の木

雲南省のお茶農家の場合、先祖が代々お茶の木を植えているため、古樹茶園と言っても大小様々なお茶の木で構成されており、お茶の木の樹齢にはバラツキがあります。
ところが、大茶林の凄いところは、全てのお茶の木が巨木である点です。

大茶林の場合、どのお茶の木をとっても、単株茶(1本の木のみから作ったお茶)に加工したいような巨木ばかりで構成されております。

樹齢とお茶の品質の関係

一般にお茶の木の樹齢はお茶の品質と比例関係にあります。他の栽培条件が同じであれば、樹齢が高い程お茶の味と香りは濃くなります。

樹齢の高い木は成長速度が非常に遅く、同じエリアにある若いお茶の木と比べると2週間以上遅くにお茶摘みが行われます。

ゆっくりと成長したお茶は細胞が小さくなり、その結果、細胞数が増えるため、お茶の葉に含まれる成分が非常に濃厚になります。

高品質の大茶林を安価に仕入れられる理由

大茶林の茶園は、樹齢の点でも木の数の点でも、臨滄南西部では突出しており、ある意味周りが羨む規模の茶園です。

しかしながら、大茶林はただでさえお茶摘み効率が悪い巨木が大量にあるため、毎年、慢性的にお茶摘みが間に合っておりません。

お茶の産地では何処の家でも同時期にお茶の収穫時を迎えるため、お茶摘みが出来る人が急激に不足するためです。

私の生産者に関しては、5-6名のお茶摘み部隊を保有しておりますが、何れも親戚の人ばかりです。村の他の人々は、それぞれに自分の茶園で忙しいため、ピーク時には人手不足にあるのは避けられません。

このような事情から、大木であっても、単株茶として収穫している時間的余裕がありません。通常、数本の木からまとめて収穫が行われ、それゆえに単株茶のような木から作られているにもかかわらず、低い値段で仕入れをすることが出来ました。

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袋小:50g / 価格 1,620円(税込み)

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円茶:200g / 価格 6,264円(税込み)

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