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甜(てんこう)とは甘い香りを指す言葉です。2020年産の白茶を、約2年間無酸素で熟成させ、独特の甘い香りに仕上げました。
雲南省の茶園標高2000mの自然栽培茶産の1芽1葉の茶葉から作られた2019年産の白茶を数年間保存する事で、熟成により、甘い香りを高めました。
https://hojotea.com/item/w36.htm
白牡丹を無酸素で数年間熟成
2019年は予定よりも多くの白牡丹が生産したため、一部のロットは新茶で販売せず、代わりに無酸素で数年間保存熟成してみました。
生産ロットの中から、萎凋が長めになったことで花の香りが控え目だったロットを熟成用に選びました。
サツマイモのような甘い香り
熟成を経た事で、サツマイモ、栗や、黒糖を連想するような、甘い香りを呈します。
このお茶を前知識なしで飲まれた場合、白茶と言うより紅茶と思われると思います。
そういった意味で、紅茶が好きな人にも是非飲んで戴きたいお茶です。
甘い香りがするお茶ゆえ、スイーツとの相性も良いと思います。
自然栽培の老木から収穫された原料を使用
お茶は白牡丹と同じく、雲南省臨滄市の南西部、ミャンマーの国境から50km程度に位置する山村で生産しました。
2019年はコロナ前だったため、私自ら現地入りし、白牡丹の生産に立ち会いました。
白茶は生産方法がシンプルゆえに、原料となる茶葉の品質がダイレクトに反映されます。ゆえに、原料となる茶葉の品質を向上することは、単純に白茶の品質を高めます。
甜香白牡丹は、雲南省の山村、標高2000m以上に位置する自然栽培の老樹茶園産の原料を使用しております。お茶は果物や野菜と同じく、標高が高い程、品質が向上します。その点では2000mの茶園は標高の点では言うこと無しです。
このエリアの場合、茶園と言っても、日本や福建省の茶園のようにお茶の木が低木に仕立てられているのではなく、各お茶の木は自然のままに放置されており、大きな木の場合、屋根くらいの高さがあります。
無肥料の老木は生長が遅く、また、木の大きさに対して茶葉の数が少なく、小さいため、細胞の密度が濃く、味がやわらかく、後味の濃いお茶になります。
長期熟成しているお茶は開封後数日置くのがベスト
長期間熟成したお茶は、ワインと同じで、開封後直ぐに飲むより、数日(1日以上)置いた方がより香りが開き、味の透明感が増します。開封後、時間の経過とともに変化する香りを感じつつお楽しみください。
甜香白牡丹のお買い物はこちらから
お値打ちパック: 600g (50gを12袋) / 価格 15,552円(税込み)
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