東山生茶 2024の散茶を発売しました。実は、東山の散茶を販売するのは今回が初めてです。

https://hojotea.com/item/d63.htm

雲南省臨滄市鎮康県の高山地帯で収穫された老樹茶

東山生茶2024は、雲南省鎮康県の標高約2100mに位置する、農薬や肥料を使用せず自然の生態系を活かして維持された野放茶園の茶葉を使用しています。2024年産は例年よりも樹齢の高い茶樹を原料とし、約100~200年の古樹から収穫された茶葉で作られています。

散茶ならではの新鮮さ

東山は、2014年から販売を続けているお茶で、当店でも非常に人気があります。価格と品質のバランスが良いことに加え、熟成が進むと干しぶどうのような個性的な香りが現れるため、熟成を楽しむ方にも多く選ばれています。

このお茶のもう一つの魅力は、散茶ならではのフレッシュな味わいです。プーアル茶は熟成されたものが良いとされがちですが、良質なものは若い時期でも十分に美味しく楽しめます。優れた原料から作られたお茶は、生産直後でもその美味しさを存分に堪能できます。蒸気で圧縮する餅茶とは異なり、散茶は新鮮な状態でもその個性が際立ちます。高山産の一番茶を使用しているため、やさしい味わいと花のような香りが印象的です。

発売にあたり、東山生茶の散茶を飲んでみると、その新鮮な香りから、生産現場の光景や、雲南省の山々での暮らし、現地で目にした人々の姿、そしてその地で味わった食事の情景が鮮明に蘇りました。

尚、無酸素で包装しておりますので、引き続き熟成させたい場合、出来るだけ暖かい環境下にて未開封の状態で保存してください。2~3年で甘い熟成香が感じられるようになります。

輸入事の鮮度維持が非常に難しい生茶の散茶

生茶の散茶は、日本や海外の市場では珍しい商品ですが、雲南省の産地で仕入れれば誰でも手に入れることができます。ただし、品質には大きな差があり、良質なものは産地の生産者や農家に予約しないと手に入らない場合もありますが、散茶事態を購入するのは難しくありません。

しかし、生茶は非常に繊細で、輸送中の温度変化による結露に特に敏感です。ただ空輸したでは、茶葉が氷点下近い温度まで冷やされると、到着時に結露が発生します。餅茶は圧縮されているため、餅茶表面が酸化する程度ですが、散茶の場合、表面積が大きいため、全体の茶葉の表面で酸化が進んでしまいます。この問題が解決されていない状態では、生茶本来の香りや品質を十分に楽しむことが難しくなります。

私たちはこの課題を解決するために、雲南省の山村でヒートシーラーを使用し、業務用のアルミバッグに茶葉を密封して新鮮な状態を保ちながら輸出しています。加え、詳細は企業秘密ですが、特別な方法を用いて酸化を抑える工夫も行っています。これらの徹底した管理により、作りたての生茶散茶ならではのフレッシュな香りをそのままお届けしています。


当店では散茶は非常に人気が高く、早々に売り切れることが多いお茶です。ご興味のある方は、お早めにご検討ください。

東山生茶 2024 散茶のお買い物はこちらから

 

袋:50g / 価格 1,620円(税込み)

クリックして買い物カゴへ

100g: 50g x 2袋 / 価格 3,024円(税込み)

クリックして買い物カゴへ

200g:50g x 4袋 / 価格 5,616円(税込み)

クリックして買い物カゴへ

お値打ちパック:1000g(50gx 12個) / 価格14,515円(税込み)

クリックして買い物カゴへ

日本茶(緑茶)、中国紅茶、白茶、プーアル熟茶、プーアル生茶、ジャスミン茶、烏龍茶という厳選された茶葉7種のお試しセット

関連記事 RELATED ARTICLES

お茶に関する最新情報を確実にキャッチするには? SOCIAL NETWORK

1,Twitterをフォローする。2,FaceBookで「いいね!」を押す。3,メールマガジンに登録する。という3つの方法で、お茶に関する最新情報をキャッチすることができます。今すぐ下のツイッターフォローボタンや「いいね!」をクリック!

メールマガジン登録で無料サンプルをもらおう!
メールマガジンにご登録いただくと無料のサンプル茶葉のプレゼントや希少商品の先行購入など様々な特典がございます。ソーシャルメディアの購読だけでなく、メールマガジンへのご登録もお忘れなく!

HOJO TEAオンラインショップNEWS一覧を見る

安渓色種入荷:自社焙煎による香り高い烏龍茶
安渓色種が再入荷しました。 今回入荷した色種はとても品質が良く、また、値段をも据え置くことが出来ました。 https://hojotea.com/item/o74.htm 安渓色種とは 福建省の安渓で烏龍茶の製法が確立し …
華やかなフルーツの香り!月ヶ瀬紅茶 ベニヒカリを発売
無農薬無肥料のベニヒカリという紅茶品種を使った奈良県月ヶ瀬産の紅茶を発売しました。 この紅茶は、月ヶ瀬の生産者と共に、私自身も生産方法の改良に取り組んできた紅茶です。 多くの和紅茶では発酵の制御が不十分で、その結果生じる …

最新の記事 NEW ARTICLES

安渓色種入荷:自社焙煎による香り高い烏龍茶
安渓色種が再入荷しました。 今回入荷した色種はとても品質が良く、また、値段をも据え置くことが出来ました。 https://hojotea.com/item/o74.htm 安渓色種とは 福建省の安渓で烏龍茶の製法が確立し …
お茶を科学と実験で理解する体験型ワークショップ
静岡県菊川市のサングラムさん(静岡県菊川駅から徒歩3分)主催のTEA EDENというイベントにて、11月8日(土)に私、北城 彰がお茶のセミナーを開催します。 セミナーの内容は以下のリンクのPDFの通りです。 お茶を科学 …
華やかなフルーツの香り!月ヶ瀬紅茶 ベニヒカリを発売
無農薬無肥料のベニヒカリという紅茶品種を使った奈良県月ヶ瀬産の紅茶を発売しました。 この紅茶は、月ヶ瀬の生産者と共に、私自身も生産方法の改良に取り組んできた紅茶です。 多くの和紅茶では発酵の制御が不十分で、その結果生じる …
火地古樹生茶 散茶 2025 発売のお知らせ
火地古樹生茶 散茶 2025を発売しました。 本品は、中国雲南省臨滄市南西部、標高約2100mに位置する自然栽培の老樹から作られたプーアル生茶です。 高山に育つ樹齢数百年の茶樹は成長が遅く、そのため茶葉は濃厚で透明感のあ …
華やかに立ち上がる花の香り:鳳凰単叢老欉姜花香2023を発売
鳳凰単叢 老欉姜花香2023を発売しました。鳳凰単叢の多彩な香型の中で独自の存在感を放つ「姜花香」。華やかな名前の陰に隠れがちですが、現地ではその力強い香りで特に注目されるお茶です。本品は2023年に仕入れ、日本にて無酸 …
永徳野生白茶2025 散茶 数量限定リリース
永徳野生白茶2025 散茶の発売 永徳野生白茶の散茶を発売しました。 https://hojotea.com/item/w31.htm 2025年は永徳野生茶は、白茶散茶のみ生産しました。 極めて限定量しか入手できないお …
唐家古樹生茶 2025 散茶発売:作りたて新茶の魅力
唐家古樹生茶 2025の散茶を発売しました。 https://hojotea.com/item/d102.htm HOJOのプーアル生茶ラインアップの中でも定番となる唐家古樹生茶には強い思い入れがあり、特に多くの手間と時 …
大雪山野生生茶2025年版 散茶少量入荷のお知ら
大雪山野生生茶2025年の散茶を発売しました。 https://hojotea.com/item/d27.htm 今年は生産できた量が非常に少なく、雲南省の標高2000mを超える山林に自生する茶樹から、毎年春にごく限られ …
白岩山古樹生茶2025 散茶|標高2300m・限定量入荷
白岩山高山茶2025の散茶を発売しました。 白岩山は、私たちがプーアル茶を製造している産地の中でも最も標高が高く、標高2300mの茶園から茶葉を収穫しています。 非常に限られた数量のみの入荷となっておりますので、ぜひお早 …
雲南省の自然栽培茶で作った釜炒り緑茶
雲南春尖緑茶を発売しました。 標高2100mにある自然栽培のお茶を原料とした、プーアル茶クラスの長い余韻が特徴のお茶です。 雲南省という比類なき茶葉原料の産地 私はお茶の会社を創業して20年間の間、あらゆるお茶産地を訪問 …

PAGETOP